レース展望・予想

距離短縮でエイシンヒートの巻き返しか「半夏生『明石だこ』特別」（園田競馬）

2018/06/22

22日（金）の園田競馬メイン第10レースに「半夏生『明石だこ』特別」（A2、園田競馬場1230メートル）が行われます。

距離延長の前走で連勝とは成らなかった◎6 エイシンヒート（牡5、橋本忠明厩舎）が、1230メートルに戻って巻き返し必至です。南関東からの転入初戦だった2走前（1230メートル）は向正面から仕掛けて、4コーナーでは先頭に立っていたエイシンヴィーヴォの2番手まで進出。直線中程で外から並ぶ間なく先頭に立って、同馬に2馬身差を付け勝利です。デビューした大井では新馬戦、3歳時には重賞の優駿スプリント（1200メートル）など4勝しましたが、4歳になってからはひと息の競馬が続きました。昨年5月の門別転入初戦（A1～A4、1200メートル）は中位を追走から直線鋭く差し切りましたが、その後は重賞レースで苦戦しています。そして、昨年11月から移った浦和（船橋、川崎）ではA2級相手に通用しませんでした。兵庫転入2戦目の前走はスタートひと息も向正面からスパートして3～4コーナーで好位まで進出。直線中程で先頭に立った瞬間に、中団から仕掛けてきたワンダーヴァローレの強襲に遭い3/4馬身差でも完敗の2着でした。今回は前々走と同様にスタートを決めて好位をキープし、直線まで辛抱して差し切りなるでしょうか。

A2昇級4、5戦目（1230メートル）を連続2着の○4 エイシンヴィーヴォ（牝5、平松徳彦厩舎）を相手筆頭に置きます。前々走は前述したエイシンヒートに2馬身差の完敗でしたが、2番手を追走した前走は、逃げたムッシュレノの粘りに屈しハナ差の2着でした。

3歳時に園田クイーンセレクションを勝っている▲10 スマイルプロバイド（牝5、飯田良弘厩舎）が今年3月から4月にかけ3連勝。2度目のA2昇級初戦だった前々走は大敗しましたが、前走は逃げ切ったサンライズトークにクビ差まで迫る2着でした。昨年6月にはA2級を逃げ切った実績があり、その再現を狙ってくるはずです。

好位堅実☆7 トウケイアロー（牡7、住吉朝男厩舎）、JRAから転入3走目△2 ゼンノコリオリ（牡8、森澤友貴厩舎）、転入初戦のJRA3勝馬△9 ワキノハガクレ（牡6、住吉朝男厩舎）などが続きます。

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馬単（ボックス）　4・6・7・10（12点）
3連単（1軸流し）　6→2・4・7・9・10（20点）

半夏生『明石だこ』特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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