レース展望・予想

オープン特別無敗のカツゲキキトキト「パールオープン」（名古屋競馬）

2018/06/08

6月8日（金）の名古屋競馬メイン第12レースは「パールオープン」（A級1組、名古屋競馬場1800メートル）。

誰もが認める名古屋のエース、◎6 カツゲキキトキト（牡5、錦見勇夫厩舎）がもちろん本命だ。前走・かきつばた記念JpnIIIでは見せ場少なく9着大敗に終わったが、長くいい脚を使える同馬にとって、強敵中央勢相手の短距離7ハロン戦は明らかに距離不足だった。前走から約40日。直前の追い切りタイムは平凡だったとはいえ、ゆったりとしたローテーションで臨め、調整期間は十分。仕上がりは悪くない。しかも舞台は持ち味が生きる中距離1800メートル戦へと変わる。無敗を誇る地元馬同士のオープン特別なら、負けられない。

レースの焦点はもちろん、カツゲキキトキトの相手探し。同馬が力強く抜け出せば○1 ブランニュー（牡6、宮本仁厩舎）の末脚が展開的に生きてきそうだ。前走のオープン戦では、先に抜け出した勝ち馬をアタマ差捕らえられなかったが、後方から2着に突っ込んだ走りはキラリと光った。夏場に好成績を残すタイプで、1800メートル戦での距離実績も上々。一番の相手に指名したい。

近況好調度なら▲4 アイファーヴリル（牡5、倉地学厩舎）。ダートグレードのかきつばた記念JpnIIIをのぞけば、A級3組、2組特別を現在4連勝中。メキメキと力を蓄える上昇勢力だ。前走2組特別の勝ちっぷりもよく、初のオープン挑戦でもカツゲキキトキト以外相手なら期待感が持てる。

△3 ヴェリテ（セン6、竹下太厩舎）は、前走のオープン戦での失速5着が案外だったとは言え、主導権時の先行力と粘りに定評がある。反撃にも警戒が必要だろう。

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3連単（1軸流し）　6→1・3・4（6点）

パールオープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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