レース展望・予想

先行力が生きる舞台でキーフラッシュ「名古屋CC ネプチューン賞」（名古屋競馬）

2018/06/06

6月6日（水）の名古屋競馬メイン第10レースはJRA交流「名古屋CC ネプチューン賞」（A級3a組・中央500万、名古屋競馬場1900メートル）。

波乱決着もしばしばある3歳戦の未勝利クラスと違って、500万のJRA条件交流戦は相変わらずJRA勢優勢が顕著。A級2、3組特別で安定した成績を残す地元勢はスタンバイしているが、やはりパワーとスピードで勝るJRA勢を上位視がベターだろう。

なかでも一番の魅力はただ1頭の3歳フレッシュ◎4 キーフラッシュ（牡3、JRA・宮徹厩舎）。中央での6戦すべてで一桁着順をキープするセンスと能力を兼ね備えている。未勝利を卒業したデビュー3戦目や、前走がそうだったように中央でも主導権を握って駆ける非凡なスピードの持ち主だ。3カ月ぶりの実戦だった前走はペースも速く8着に失速したが、ひと叩きされ、追い切りなど中間ムードはアップ。なにより、小回りの地方コースはセールスポイントの先行力がいっそう生きる舞台。2勝目を存分に意識した初の地方遠征と言えそうだ。

○5 ワイドコマンダー（牡4、JRA・加用正厩舎）も初の地方遠征で前進を狙う。キーフラッシュ同様、デビューからずっと中距離中心に使われているのもアドバンテージとなる。展開に左右されやすい差しタイプだけに、前半である程度の位置からレースが進められるかがポイントになりそうだ。

中央復帰後は二桁着順が続く▲1 オースミペンタス（牝4、JRA・中尾秀正厩舎）だが、前走は勝ち馬からコンマ8秒差と、大きく負けてはいない。兵庫在籍時には4戦オール連対。小回りコースを得意としたタイプでもあり、変身に警戒したい。

ともに先行力があり、手ごろな相手との対戦になる地方遠征で△8 ハッピーマテリアル（牝4、JRA・沖芳夫厩舎）、△9 エスシーレオーネ（牡5、JRA・濱田多實雄厩舎）も軽視できない。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　4⇔1・5・8・9（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・5・8・9→1・5・8・9　1・5・8・9→4→1・5・8・9（24点）

名古屋CC ネプチューン賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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