レース展望・予想

キングプライドの押し切りなるか「佐賀スプリングカップ」(佐賀競馬)

2018/05/13

13日(日)佐賀競馬メイン第12レースは重賞「第1回佐賀スプリングカップ」(佐賀競馬場1800メートル)。

◎7 キングプライド(牡6、土井道隆厩舎)は、前走の菊池川特別(4月29日、1750メートル)では、逃げを打ってキョウワカイザーの追走を受けましたが、向正面で差を広げると、そのまま押し切って同馬に4馬身(コンマ8秒)差を付けて勝利。今年に入ってからの5戦いずれも連対しています(3勝)。3歳時に九州ダービー栄城賞を勝利しましたが、古馬(旧S1)重賞では2着3回とまだ勝利がありません。今の勢いなら、前走を再現し佐賀A級の頂点に立つことも十分可能でしょう。

○9 キョウワカイザー(牡8、大垣敏夫厩舎)は、今年に入ってからは7戦3勝ですが、JRAや他地区との交流戦の佐賀記念JpnIII(8着)、はがくれ大賞典(4着)以外の佐賀勢同士の対戦では連対を外していません。キングプライドとは今年4度対戦して3度先着されていますが、2月の高隈山特別(2000メートル)では、7馬身(1秒3)差を付けて勝利しており、展開次第では逆転も十分に可能でしょう。

▲1 ウルトラカイザー(牡10、真島元徳厩舎)は、今年は船橋、名古屋へ遠征したほか、佐賀では1400メートル戦を3戦し、2勝、2着1回と古馬トップクラスの力量を維持しています。今回と同じ1800メートルの中島記念(12月24日)ではキョウワカイザーからクビ(コンマ1秒)差の2着でした。

阪神大賞典GII遠征帰りの△5 スーパーマックス(牡4、九日俊光厩舎)、佐賀記念JpnIIIで佐賀勢最先着(7着)の△6 デリッツァリモーネ(セン7、真島元徳厩舎)にも大きな期待がかかるところです。

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馬単(フォーメーション) 7・9→7・9・1(4点)
3連単(フォーメーション) 7・9→7・9・1→7・9・1・5・6(12点)

佐賀スプリングカップの出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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