レース展望・予想

格上挑戦でも主役はカツゲキライデン「キンシャサノキセキ・プレミアム」(門別競馬)

2018/05/09

5月9日(水)の門別競馬メイン第10レースは、「キンシャサノキセキ・プレミアム」(オープン、門別競馬場1200メートル)。

戦績上位の実力馬◎3 カツゲキライデン(牡7、廣森久雄厩舎)が、前回出走取消明けでも好位から差し切ってみせるか。昨季最終週のA1下特別(オルフェーヴル・プレミアム)で重賞勝ち馬レッドペリグリン以下を完封し、冬期休催期間は大井に移籍。12月末から3月末にかけてC1からB3級で4戦3勝の好成績を残し、今季開幕前に門別へ戻ってきた。ということで特例が適用され、冬期移籍期間の収得賞金が番組賞金に加算されないため、格付けはまだA3級。すなわち今回は“格上挑戦”となるのだが、前述したように昨秋、A1下特別で重賞勝ち馬を余裕残しで撃破しており、オープンでも上位に扱っても全く不足はない実力馬だ。今季初戦予定だった前走、オープンニングデーのメイン・福寿草特別を取消し(結果的に、同競走は濃霧発生のため取り止め)たが、ここに向けた坂路での最終追いで3ハロンの時計を大きく詰めてくるなど上昇気配も窺え、懸念はほぼ無いと言って良さそう。鞍上も昨秋A1下を勝った際と同じ桑村真明騎手。斤量は当時より1キロ増えるものの別定55キロなら心配ない。加えて、この門別1200メートルは11戦8勝という抜群の実績だ。大台となる、通算30勝目ゲットへ驀進するとみる。

○10 サトノプリンシパル(セン8、田中淳司厩舎)は前走、仕切り直しの福寿草特別を逃げ切り4馬身差の圧倒V。その好内容から、今回は1番人気も想定されるが、前走はレースの入りがスローで流れ、逃げる本馬にお誂え向きのペースになったのは否めない。前走の6頭立てから倍の12頭フルゲートで、テンに行きたいタイプの参戦も増え、どう見ても前走のような楽なペースの逃げにはならないのではないか。実際、昨秋のA1下オルフェーヴル・プレミアムではカツゲキライデンに完敗している。その時より斤量差は1キロ詰まるが、それでも逆転までは簡単ではないというのが当欄のジャッジだ。

外枠得意の▲11 コールサインゼロ(牡6、川島洋人厩舎)は、手綱が主戦・五十嵐冬樹騎手に戻っての一戦。前走540キロの大型馬でもあり、大きな変わり身も期待できるだろう。連下争いに突っ込んでくる可能性は大いに想定しておきたい。

このクラス通用のスピード、差し脚を秘める△4メイショウノーベル(牡9、田中淳司厩舎)、△5 ディナスティーア(牝6、松本隆宏厩舎)、△2 トドイワガーデン(牡5、田中正二厩舎)、△8 サクラヴィオーラ(牝7、安田武広厩舎)、△12 フィランソロフィー(セン5、桧森邦夫厩舎)まで、3連勝式のヒモ穴は手広く押さえたい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 3→10・11(2点)
3連単(フォーメーション) 3→10・11→10・11・4・5・2・8・12(12点)

キンシャサノキセキ・プレミアムの出走表はこちら

(文/ひだか)


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