レース展望・予想

3歳特選クラス実績上位のキナコに勝機「初夏賞」(佐賀競馬)

2018/05/19

19日(土)佐賀競馬メイン第10レースは「初夏賞」(3歳、佐賀デビュー馬限定、佐賀競馬場1800メートル)。

◎8 キナコ(牝、真島元徳厩舎)は、今年2月のウィンタースター特選(1400メートル)で初勝利を挙げ、続く飛燕賞では12着でしたが、その後は4戦いずれも掲示板内を確保しています。前走のくすの栄橋賞(5月5日、1750メートル)は、佐賀デビュー馬限定の中距離戦と、今回と同じような条件でした。勝ったザワールドからは4馬身(コンマ7秒)差と離されましたが、2着を確保。そのザワールドは27日の九州ダービー栄城賞へ登録し、今回は2歳、3歳の上位競走での実績馬が少ないメンバー構成となりました。相手関係が緩和され、勝利の可能性は高そうです。

〇6 スペシャルトゥミー(牝、三小田幸人厩舎)は、今年2月から3月にかけて3歳2組特選を3走し、いずれも勝ち馬からは1秒以上の差を付けられましたが、5着2回と掲示板内に進出した実績があります。今回のメンバーなら馬券圏内進出まで期待が持てそうです。

▲4 ミスギオンデジタル(牝、九日俊光厩舎)は、2歳、3歳の普通競走で2勝を挙げ、前走のくすの栄橋賞が初の中距離戦への出走でした。直線で前の2頭の争いからはやや離された3番手争いに加わり、外から伸びて勝ち馬から1秒2差、2着のキナコからは2馬身半(コンマ5秒)差の3着に食い込んでおり、今回は優勝争いまで持ち込みたいところです。

△1 シェナキラキラ(牝、古賀光範厩舎)は、近走は勝ち馬から大きな差を付けられるレースが続いていますが、九州産馬限定戦でのJRA勢と対戦など、強い相手と戦ってきただけに、相手関係が楽になっての浮上の余地はありそうです。

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初夏賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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