レース展望・予想

安定感増すノブイチ一冠へ「北日本新聞杯」(金沢競馬)

2018/04/29

金沢の3歳三冠レースの一冠目「第26回北日本新聞杯」(金沢競馬場1700メートル)が、4月29日(祝・日)のメイン第11レースで争われます。石川ダービーの日程が早まったことから、今年は1カ月ほど早く3歳重賞路線の開幕となります。

昨年の2歳チャンピオンで、開幕戦から2連勝中の◎3 ノブイチ(牡、鈴木長次厩舎)が重賞でも力の違いを示せるかが焦点です。冬休み明け初戦の若駒賞では、レース当日に藤田弘治騎手に乗替わりとなるハプニングもありましたが、2番手追走から直線入口で逃げた馬を交わすと、そのまま突き放して2馬身差でゴールイン。前走も3番手追走から向正面から早めに動き、直線半ばで先頭へ抜け出しました。まだゲート内で落ち着かない仕草はありますが、以前よりも追走で手こずることはなくレースぶりが安定してきており、今回も好位置から運ぶことができれば、直線抜け出しが狙えそうです。

昨終盤から3連勝中の○2 ヤマミダンディー(牡、中川雅之厩舎)は初めての重賞でどんなレースを演じるか注目です。昨秋に門別から移籍してきて敗れたのはノブイチが相手だった初戦だけで、それ以外はすべて勝っています。特に冬休み明けとなった前走は、3コーナー手前から後続を引き離すと、直線でさらにペースアップし、終わってみれば2着に9馬身差もつける圧勝でした。1700メートル戦は初めてとなりますが、後続を引き連れながら無理なく逃げているレース内容から、ペース次第でこなせない距離ではなさそうです。

▲5 アルファーティハ(牡、金田一昌厩舎)は前走、4コーナー先頭で回ってノブイチの1馬身差2着に食い下がりました。逃げた馬を競り落としてデビュー初Vを飾った2走前の勝ちっぷりから、並んだら抜かせない勝負強さがあります。中央在籍時には2000メートル以上の距離経験もあり、1700メートルに距離が延びるのはさらにプラス材料となりそうです。

2連勝中とスピードを発揮してきた△8 ジュウワンローズ(牡、中川雅之厩舎)や、前走2着と骨折明けから立ち直ってきた△1 エムザックヒーロー(牡、加藤和義厩舎)も、素質面でヒケはとらないだけに見逃せない存在です。

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馬単 3→2・5・8・1(4点)
3連単(1軸流し) 3→2・5・8・1(12点)

北日本新聞杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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