レース展望・予想

態勢万全ニッポンダエモン「スプリングカップ」(水沢競馬)

2018/04/15

15日(日)水沢競馬メイン第11レースは準重賞「スプリングカップ」(3歳、水沢競馬場1600メートル)。

◎2 ニッポンダエモン(牡、櫻田康二厩舎)は前週の古馬重賞・赤松杯を圧勝したベンテンコゾウの全弟。体つきもタイプも違いますが、能力の高さはしっかり伝授。北海道から転入初戦でいきなり重賞・若駒賞を制しました。以降は福島県のテンコー・トレーニングセンターで休養に入り、3月に復帰。さすがに約5カ月ぶりの実戦が影響したのか3コーナーから追いどおし。反応ひと息でしたが、リュウノムーンが差を詰めると闘志に火がついてひと伸び。復帰戦を白星で飾りました。この中間、ひと叩きされて気配が一変。水沢のコースも経験して万全の態勢で臨みます。

○5 リュウノムーン(牡、酒井仁厩舎)は前走、3番手内の絶好ポジションでレースを進め、ニッポンダエモンに一度は並びかけましたが、そこから突き放されて2着。デビュー戦以来の白星を手に入れることができませんでした。いわゆるジリ脚タイプで勝ち切れないのがネックですが、安定度一目。自分の競馬に徹し、連対をしっかり確保したいところ。

▲7 ムゲンノカノウセイ(牡、飯田弘道厩舎)は実戦を使われながら着実に成長。昨年12月に待望の初勝利を飾り、特別開催でも豪快なまくりを決めて快勝。本格化を迎えました。
今回は3歳トップグループが相手になることに加え、未知の1600メートル戦ですが、その名のように無限の可能性を感じさせます。

△1 グランフェルメール(牡、櫻田康二厩舎)は転入戦4着でしたが、2度目の右回りコースで上昇確実。

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馬単 2→1・5・7(3点)
3連単(フォーメーション) 2→5・7→1・3・5・7(6点)

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(文/松尾康司)


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