レース展望・予想

相手関係が軽くなってフロリダパンサー「東海クラウン」（笠松競馬）

2018/04/05

4月5日（木）の笠松競馬メイン第11レースは「東海クラウン」（A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1900メートル）。

重賞初参戦だった前走マーチカップ（SP3）で銀メダルを獲得した◎5 フロリダパンサー（牡7、笹野博司厩舎）がもちろん中心だ。内の2枠スタートが影響して道中もまれる競馬を強いられながらも、むしろ勝負どころからしぶとく追い込み、先に抜け出したハタノリヴィールに1馬身差2着まで追い上げた走りは価値が高い。中央時代に3勝を飾り、芝ながら準オープン（17年3月阪神2000メートル）で4着入着した高いキャリアと底力の証でもあった。重賞の前走からオープン特別に変わり、かなり相手関係が軽くなっている。スッキリ仕留めて、力を再び誇示したい。

メキメキ力を蓄え、好調キープ中の○6 ハードルソング（牡5、伊藤強一厩舎）が一番の相手だ。C級→B級、そして今年A級へと昇級。東海クラウンへ初挑戦した3走前に積極的な先行策で見せ場十分の4着に粘り込み、その後のA・B級混合戦に、前走は準オープンを快勝し、ノリに乗っている。中間ムードは変わらず良く、オープン2走目で勝ち負けが期待できる。

レベル高い南関東地区から転入初戦の▲2 シーザワールド（牡5、加藤幸保厩舎）も軽視できない。B3クラスから移籍し、非凡なスピードがあり、大型馬ながら小回りコース向きとも考えられる。手探り面はあるが、魅力の存在だ。

初の1900メートル戦も、中央時代の戦歴から距離延長がプラスに作用しそうな△3 マラカイトスター（牝6、伊藤強一厩舎）も連争い十分。

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馬単　5→2・3・6（3点）
3連単（1軸流し）　5→2・3・6（6点）

東海クラウンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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