レース展望・予想

小回り笠松で先行力生かすクリノピョートル「春蘭特別」(笠松競馬)

2018/03/07

3月7日(水)の笠松競馬メイン第11レースはJRA交流「春蘭特別」(A級3組・中央500万、笠松競馬場1800メートル)。

前開催、2月21日の中央条件交流レースでは笠松のベルボームが鮮やか抜け出しで勝利を飾ったが、地元勢にとって走り慣れた7ハロン戦もプラスに作用したようだ。ただ中距離となると、JRA勢断然が昨今の交流戦トレンド。やはり中央勢上位の見立てがベターだ。

中心視は戦歴上位の◎6 クリノピョートル(牡4、JRA・作田誠二厩舎)。未勝利卒業後の昇級初戦の500万条件(昨年7月2日・中京ダート1900メートル)でいきなり好勝負を演じ、3着に食い込んだ好素材。その後もコンスタントに一桁着順をキープし、500万では3着2回を含め入着回数3度を誇る。高い先行力を誇り、前走の1月京都ダート1800メートル戦でもハイペースの流れの中、果敢に主導権を握ってコンマ5秒差の3着に健闘した。地方初遠征だがセールスポイントの非凡な先行力は、小回りコースに変わり、いっそう生きてくる。2勝目を十分意識した、地方交流レース遠征ともちろん推測できる。

○5 サンマルエンパイア(牡4、JRA・大橋勇樹厩舎)も差はわずか。500万条件の5走すべてがひとケタ着順をこちらもキープ。さらに名古屋、笠松を知り尽くす、東海の第一人者・岡部誠騎手とのコラボも魅力になる。互角の高い評価が必要だ。

地元勢では中央で3勝を挙げたキャリア馬、▲9 ヘイローフォンテン(牡8、法理勝弘厩舎)に期待がかかりそうだ。2走前にはA級2組でコンマ3秒(1馬身半)差2着に粘り、前走の重賞・ウインター争覇では落鉄しながら5着キープと、負けて強しをアピール。中間ムード絶好で古巣相手に一撃は十分可能。

相手が手ごろになる地方遠征となれば、△2 ゴテツ(牡5、JRA・濱田多實雄厩舎)、△8 パイオニアゴールド(牡4、JRA・森秀行厩舎)も軽視できない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔2・5・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 6→2・5・8・9→2・5・8・9 2・5・8・9→6→2・5・8・9(24点)

春蘭特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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