レース展望・予想

傑出馬不在でスーパーエンゼルに勝機「大観峰賞」（佐賀競馬）

2018/02/17

17日（土）佐賀競馬メイン第11レースは「第6回大観峰賞」（3歳オープン（1組）、佐賀競馬場1750メートル）。

◎5 スーパーエンゼル（牝、手島勝利厩舎）は、中距離戦では6走していずれも勝ち馬とは差を付けられていますが、掲示板内に3度進出しています。前走の背振山賞（2月4日、1750メートル）ではライトストーリーからコンマ7秒差の5着と、勝ち馬との差もこれまでより詰めています。今回は翌18日にS1重賞の飛燕賞が組まれており、前走でこの馬に先着した4頭は揃って不在となりました。相手関係が緩和され、中距離戦初勝利のチャンスとなりました。

○10 モンスターエマ（牝、真島元徳厩舎）は、1400メートルの3歳特選で2度の2着があります。1750メートル戦は前々走の筑紫野賞（1月20日）に出走し、逃げたリンノゲレイロから大きく離れた2番手を進みました。リンノゲレイロはそのまま押し切って勝利し、同馬から2秒0差の4着でしたが、2着のベルセルクとはコンマ1秒差と、まずまずのレースをしていました。筑紫野賞で先着された3頭ともに不在で、優勝争いへの進出が期待されます。

▲4 コスモハーキュリー（牡、山田徹厩舎）は、JRAでの4戦はいずれも2けた着順でしたが、1月の佐賀転入後は初戦を2着のあと、2連勝しています。今回は相手強化の一戦ですが、特別や特選で勝利を挙げた馬はいないメンバー構成だけに、このクラス初戦から優勝争いへ参加してきそうです。

△9 シゲルソラマメ（牡、九日俊光厩舎）は、先行力を見せ、1400メートル戦ではここ2戦連続で2着を確保しています。先行策からの粘り込みに警戒が必要でしょう。

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（文／上妻輝行）


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