レース展望・予想

相手関係軟化でベルセルクが優勢か「初夢特選」（佐賀競馬）

2018/01/03

3日（水）佐賀競馬メイン第11レースは「初夢特選」（3歳1組、佐賀競馬場1750メートル）。

◎5 ベルセルク（牡、真島元徳厩舎）は、佐賀転入初戦の2歳3組（10月21日、1300メートル）で初勝利を挙げ、3走目の2歳2組（11月18日、1400メートル）も勝利しています。1750メートル戦では2走目のカペラ賞は6着でしたが、前走のリゲル特別（12月5日）ではニッポンタイショウから半馬身（コンマ1秒）差の2着に進出しました。佐賀での4戦のうち、連対した3戦は先行策を取っていますが、カペラ賞は出遅れて後方からの競馬となったもので、敗因がはっきりしています。今回は12月に行われた2歳特別を勝ったニッポンタイショウ（リゲル特別）とリンノゲレイロ（アルデバラン特別）両馬の登録がありましたがともに回避し、2歳特別クラスでの上位実績馬が少ないメンバー構成となりました。ここを勝って賞金を加算し、2月の飛燕賞へ名乗りを上げたいところです。

○3 ハーキマーダイヤ（牝、西久保政等厩舎）は、JRAや名古屋では未勝利でしたが、佐賀では短距離戦で2勝を挙げています。中距離戦は前々走でリゲル特別に出走し、勝ち馬から1秒0差の5着を確保しています。

▲1 シアワセクル（牝、中野博厩舎）は、JRAで1戦未勝利のあと、9月に佐賀へ転入し、こちらも短距離戦で2勝を挙げています。前走のアルデバラン特別（12月16日、1750メートル）では勝ち馬から1秒4差と離されたものの、3着を確保し、ここ3戦連続で馬券圏内に進出しています。

そのほか、佐賀の中距離戦初出走の△6 ライトストーリー（牡、矢野久美厩舎）にも上位進出の期待がかかります。

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初夢特選の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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