レース展望・予想

コウザンヒキリとスラッシュの一騎打ちか「仙酔峡賞」（佐賀競馬）

2017/12/17

17日（日）佐賀競馬メイン第12レースは「第5回仙酔峡賞」（オープン(B級)、佐賀競馬場1750メートル）。

◎2 コウザンヒキリ（牡5、手島勝利厩舎）は、2月の佐賀転入後は掲示板外に敗れたのは1度だけです。前々走の初冬特別（11月19日、1800メートル）でB級特別初勝利を挙げ、前走の師走賞（12月2日、1800メートル）では、キタサンシリーズからコンマ5秒差の3着に敗れましたが、ここ6走連続で馬券圏内を確保しています。

○6 スラッシュ（牡4、真島元徳厩舎）は、5月以降はB級特別（S2重賞）を11戦して、うち9戦で馬券圏内を確保（2勝）しています。コウザンヒキリとスラッシュの両馬は、ここ4戦は同じレースを走り、ともに2度ずつ先着しています。師走賞ではスラッシュが2着でしたが、同3着のコウザンヒキリとはクビ差（タイム差無し）と全くの互角です。師走賞を勝ったキタサンシリーズは、今開催はA級へ格上挑戦して不在となりました。今回はB級特別クラスで優勝争いを続けている両馬の一騎打ちとなりそうです。

▲5 トモジャクール（牝4、土井道隆厩舎）は、前々走の初冬特別ではコウザンヒキリから3/4馬身（コンマ2秒）差の2着を確保しています。中距離のB級特別（S2重賞）は5戦していずれも掲示板内を確保（1勝）しており、引き続き上位進出してきそうです。

△12 テイエムサンピラー（牝4、川田孝好厩舎）は、ここ2走は1400メートルのB級特別で2着を確保。中距離戦では勝ち馬から1秒程の差を付けられるレースが多く、距離延長が課題となりますが、上位進出を期待したいところです。

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（文／上妻輝行）


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