レース展望・予想

スターレーンが古馬混合の初勝利目指す「兵庫馬事畜産特別」（園田競馬）

2017/12/12

12日（火）の園田競馬メイン第10レースに「兵庫馬事畜産特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

◎11 スターレーン（牝3、松浦聡志厩舎）が4カ月ぶりを叩かれ3走目で古馬混合の初勝利を期待します。6月の川崎・関東オークスJpnII以来だった前々走は古馬B1（1870メートル）で、11番枠からトップスタートを決めました。6番枠からハナを狙ってきたエンジェルラダーの2番手で折り合う絶好の展開になりました。直線に入って板野央騎手は後ろを振り向いていました。さあ、動こうと思った瞬間でした。外からキルタンサスに捕まり、内をデルマオカルに突かれて3着惜敗です。前走の兵庫クイーンカップ（1700メートル）はタガノトリオンフに次ぐ2番人気。逃げるタガノトリオンフの2番手を追走しましたが、4コーナーで3番手にいたモンドリュミエールに内から差されてから行く気をなくします。直線はバタバタになって6着まで後退しました。昨年10月の門別から転入2戦目、初の重賞・兵庫若駒賞では直線で必死に伸びましたが、ナチュラリーにハナ差負けです。その後も悲運は続きます。園田クイーンセレクション、名古屋の梅桜賞、若草賞と重賞で4戦連続2着（JRA認定戦を含めると5戦連続）です。2着続きをストップして初タイトル奪取は4月、佐賀のル・プランタン賞で、その後が前述した関東オークスJpnIIです。さあ、自己条件2走目は距離を短縮し、ベテラン川原正一騎手の手綱で佐賀以来の5勝目を目指します。

金沢から転入初戦で楽にハナを切れそうな○9 マジックベル（牝5、田中一巧厩舎）を相手筆頭に置きます。門別、金沢で各2勝の4勝は逃げ切りでした。7月の牝馬オープン特別戦でも逃げて、ミスアバンセ（15年の川崎・戸塚記念馬）の3着に踏ん張っています。

B1勝ちがあるJRA1勝馬▲8 キザシ（牡5、栗林徹治厩舎）が実績上位です。4カ月ぶりを叩かれ5戦目ですが、近況はドリームポリーニ、ダイリンエンド（ともに現A2）などを相手に4、3着と善戦しています。

船橋から転入3走目☆1 シンボリセザンヌ（セン5、三宅直之厩舎）も上積み必至です。太め残りの前々走はダイリンエンドの7着大敗でしたが、馬体が絞れた前走はエイシンヴィーヴォには完敗でしが、向正面から動いて2着まで伸びています。1番枠をクリアなら再現はあります。

門別1勝、大井5勝△6 マケマケ（牝7、織田誠厩舎）は園田では未勝利ですが、2着3回、3着4回が残っています。近況も直線を向いてきっちりと伸びています。

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馬単（ボックス）　11・9・8・1・6（20点）
3連単（ボックス）　11・9・8・1（24点）

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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