レース展望・予想

前走惜敗のキタサンシリーズ巻き返しなるか「師走賞」（佐賀競馬）

2017/12/02

2日（土）佐賀競馬メイン第11レースは「第5回師走賞」（オープン(B級)、佐賀競馬場1800メートル）。

◎5 キタサンシリーズ（牡4、北村欣也厩舎）は、B級特別初挑戦だった前々走のさざんか特別（11月5日）で勝利。続く前走の初冬特別（11月19日、1800メートル）では3着に敗れたものの、勝ったコウザンヒキリからはコンマ2秒と僅差でした。今回は主戦の山口勲騎手がJRA阪神で騎乗のため、今週から佐賀で期間限定騎乗を開始する岡村健司騎手の手綱。岡村騎手は昨年9月から今年5月にかけても佐賀で騎乗し、計38勝を挙げています。2度目の佐賀での期間限定騎乗（来年3月31日まで）は、初週から優勝争いへの参加となりそうです。

○1 コウザンヒキリ（牡5、手島勝利厩舎）は、前走の初冬特別がB級特別初勝利。道中5番手から内を突いて4コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切っており、5走連続で馬券圏内を確保しています。今回はここ2走と相手関係にあまり変化がなく、2連勝も十分に可能でしょう。

▲10 スラッシュ（牡4、真島元徳厩舎）は、初冬特別ではコウザンヒキリの1つ前のポジションでレースを進めていましたが、直線では前3頭による優勝争いには一歩及ばず、勝ち馬からコンマ8秒差の4着でした。4走前から前々走にかけては馬券圏内を確保（1勝）しています。B級特別クラスでは力量上位の存在だけに、巻き返しには警戒したいところです。

そのほか、3走前のりんどう特別を勝った△6 コスモアモル（牡4、三小田幸人厩舎）、初冬特別では2番手から2着に粘り込んだ△8 トモジャクール（牝4、土井道隆厩舎）にも上位進出の期待がかかります。

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馬単（フォーメーション）　5・1→5・1・10（4点）
3連単（フォーメーション）　5・1→5・1・10→5・1・10・6・8（12点）

師走賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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