レース展望・予想

全頭勝ち上がり組のハイレベル戦「磨墨特別」（笠松競馬）

2017/11/20

11月20日（月）の笠松競馬メイン第11レースは「磨墨特別」（B級1組、笠松競馬場1600メートル）。

9頭すべてが勝ち上がり組で、しかも連勝馬も多い。次代を担うA級候補生の好素材がズラリとそろったハイレベルなレースだ。どの馬にもチャンスがありそうな激戦だが、再転入後の3戦ともに快勝で飾る◎9 バークレアヴィガ（牝4、伊藤強一厩舎）がV最短の存在。距離は1ハロン短縮してマイル戦に変わったが、勝って同条件で臨めるアドバンテージは大きい。前走1組は昇級戦で、いきなり強敵ぞろいの特別戦に組み込まれながら、好位キープから早めの抜け出しであっさりとクリア。前走以上に好調ライバルがそろったとは言え、余裕ある勝ちっぷりの良さから、当然1組特別連勝に期待がかかる。

○4 メモリージュネス（牝4、川嶋弘吉厩舎）は無敗が大きな魅力になる。今年6月とデビューは遅れたが、C級の下級条件から無傷の7連勝を達成。とくに最近3走はC級1組特別をいずれも快勝で3連勝。能力と勢いがなければできない芸当でもある。B級初戦がいきなり難敵揃いの1組とハードルは相当高いが、セールスポイントの高い先行力でいきなり突破も可能。

もちろん、勢いある3歳フレッシュ勢も軽視できない。いずれも平場戦だったが古馬陣をあっさり粉砕して見せたのが▲7 ハッピーサンディー（牝3、花本正三厩舎）、△6 ゴールドブレード（牡3、笹野博司厩舎）、△1 フォークローバー（牡3、水野善太厩舎）の3頭。とくにハッピーサンディーは、5連勝中でしかもその5勝すべてが2着に明確な着差をつけている。近況の充実した走りと内容は上位視した2頭との差もわずか。

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馬単（マルチ）　9⇔1・4・6・7（8点）
3連単（フォーメーション）　9→1・4・6・7→1・4・6・7　1・4・6・7→9→1・4・6・7（24点）

磨墨特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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