レース展望・予想

準重賞連勝を狙うビップレイジング「ジュニアクラウン」（笠松競馬）

2017/09/28

9月28日（木）の笠松競馬メイン第10レースは「ジュニアクラウン」（2歳オープン、笠松競馬場1400メートル）。

先月31日の「秋風ジュニア」に続く、若駒2歳馬の準重賞の第2弾に、フルゲート10頭が激突する。主役はもちろん、その秋風ジュニアを力強く差し切り、笠松2歳シーンを一歩リードする◎2 ビップレイジング（牡、笹野博司厩舎）だ。道営からの転入戦で手探り面のあった前走秋風ジュニアを、中団位置から外々を回って力強くアタマまで突き抜けて見せた。道営1勝馬で2番人気に推されていたが、キレと能力を大いにアピールする勝ちっぷりだった。中間気配はアップし、さらに慣れなどが見込め、上積み材料の多い2戦目でもある。当然、V最短だ。

一番の強敵は同じ道営出身の○1 ディーエスパースン（牡、井上孝彦厩舎）。道営では【2・1・2・3】とビップレイジングをしのぐ戦歴を残す。スピードがセールスポイントのタイプでもあり、馬場の軽い当地向きのタイプとも言えそうだ。追い切り気配なども上々。ポンと好スタートを決めれば、いきなり劇があってもおかしくない。

▲8 マーメイドモアナ（牝、後藤正義厩舎）が逆転をうかがう。前走は掛かり気味の主導権で、しかも目標にされるレースが影響した3着とも言えた。それでいてビップレイジングとコンマ3秒差と大して負けてはいない。流れに乗ってレースを進めれば巻き返しが期待できそうだ。

低人気に反発して秋風ジュニアで2着に食い込んだ△10 マルヨバリオス（牡、柴田高志厩舎）に、転入2走目で前進が見込めそうな△9 バレンティーノ（牝、尾島徹厩舎）も一発を秘めている。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　2⇔1・8・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　2→1・8・9・10→1・8・9・10　1・8・9・10→2→1・8・9・10（24点）

ジュニアクラウンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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