オッズパークプレゼンツ岩手競馬クライマックスステージ 2013年12月31日(火)桐花賞 2014年1月5日(日)金杯 2014年1月11日(土)ニューイヤーカップJBC2014 2014年1月13日(祝・月)トウケイニセイ記念

レース概要

施行場 水沢競馬場(右回りダートコース)
開催日時 2013年12月31日(火)
競走距離 2,000m
1着賞金 5,000,000円

過去の結果

2012年の結果
優勝馬:ロッソコルサ

優勝馬:ロッソコルサ

2012年12月31日(月) 水沢 第10競走 ダ2,000m(右回り) 15:15発走 天候:小雪 馬場:不良

2011年の結果

優勝馬:カミノヌヴォー

2011年12月31日(土) 水沢 第10競走 ダ2,000m(右回り) 15:15発走 天候:曇 馬場:不良

2010年の結果

優勝馬:ロックハンドスター

2010年12月31日(金) 水沢 第9競走 ダ2,000m(右回り) 15:16発走 天候:雪 馬場:不良

出走馬紹介


ヴェリイブライト

ヴェリイブライト(岩手)

父/メジロベイリー 母/サクセスウィッチ

牡・3 騎手:南郷家全 調教師:千葉幸喜

 真価が問われる時。彼にとって桐花賞はそんな戦いになるだろう。転入後の芝での3戦は勝ち星にこそつながらなかったが可能性を感じさせる戦いぶりだったし、2着に、それも最後まで勝馬を脅かしながら食い込んできた不来方賞はこの馬の力量のほどを感じさせてくれた。
 それだけにダービーグランプリ・北上川大賞典での敗戦は、正直"物足りない"と言わざるを得ないもの。どちらが本当の彼の姿なのか?
 もちろんここは「前走などは彼の本当の姿ではない」と主張しておきたい。不来方賞2着時の走破タイムは"ダート2000mの不来方賞"としては勝馬に次いで歴代2位の好タイム。それを何気なく出してしまったような馬が能力が無いわけはない。この大一番で不来方賞のような力を見せて、イメージを変えてほしいものだ。

スーブルソー

スーブルソー(岩手)

父/ネオユニヴァース 母/フレンチバレリーナ

セン・6 騎手:高松亮  調教師:板垣吉則

 実に7ヶ月ぶりの勝利を挙げた前走は、彼にとって大きな1勝になっただろう。4月の転入初戦を勝ったが次戦は4着。その後も好走・凡走の繰り返しで、二戦連続で連対圏を確保したのは実は岩手では初めての事。しかしこれが手応えになったはずだ。
 "ちょっとあてにしづらい"というこの馬のイメージはそれまでのように好凡走を綺麗に繰り返してしまう所から来ていた。連続で好走したのならその見方は変わってくるし、さらに桐花賞でも好走できたなら、これまでと一転して「高いレベルで安定している馬」という評価にもつながってくる。
 落とせない一戦。崩れる事ができない一戦。真価が問われる一戦だ。好走して、いや勝って、本当の力を見せつけてほしい。

トーホクアロー

トーホクアロー(岩手)

父/ウイングアロー 母/トランスパランス

牡・4 騎手:山本聡哉 調教師:櫻田浩三

 この馬のセールスポイントは何といっても「長距離が得意」だろう。1900m・2000mという距離に過去七度挑んで掲示板を外したのは今年のマーキュリーCの一度だけ。2000mの重賞で三度の3着、昨年の桐花賞での4着は距離経験・コース適性の面で大きな武器になる物。
 加えて冬のこの時期が得意という点も忘れてはいけない。昨年も一昨年も11月〜1月の水沢戦で掲示板を外していない"冬巧者"。昨年の4着は全くフロックではないのだ。さらに言えば今年のみちのく大賞典のように混戦でこそ突っ込んでくるタイプでも。ゆめゆめ警戒を怠りたくない馬だ。

トーホクキング

トーホクキング(岩手)

父/キングリファール 母/ドリームシュガー

牡・6 騎手:菊地康朗 調教師:櫻田浩三

 重賞を制し、グレードレースでも入着を果たして飛ぶ鳥を落とす勢いだった昨季に比べれば、未だ未勝利な今季は確かに不満が残る1年だっただろう。とはいえそんな今季だってその時その時の強敵に真っ向から挑みかかり、決して大きくは崩れていない。この馬の底力はまだまだ衰えてないと見るべきだ。
 桐花賞三度目の出走はライバルにないアドバンテージ。一昨年は格下の身から記者推薦で出走して4着に食い込んでもいる。彼の本当の底力が発揮されるのはここかもしれない。

ディアーウィッシュ

ディアーウィッシュ(岩手)

父/クロフネ 母/メインタイトル

牡・9 騎手:関本淳 調教師:佐々木修一

 ここに来て成績を落としている同馬だが、9月頃までの重賞やオープン戦で健闘していた頃のイメージならば"決して差はない"と言える物があった。
 実際、南関時代には重賞3勝の実績があるし、距離に関しても2000mのGII浦和記念3着、またJRA時代には芝の2000mで勝った経験もある。素質は互角以上と見ておきたい存在だ。
 あとはその力をどれだけ発揮できるか。勝ち星から遠ざかってはや2年近く。そろそろ復活の咆吼をあげたいところだが。

レイモニ

レイモニ (岩手)

父/サムライハート 母/ドリームパラソル

牝・4 騎手:菅原辰徳 調教師:佐藤祐司

 悩む、というのが正直な所だ。転入後3戦を消化して掲示板圏外。勝ち星からも2年以上遠ざかっている。距離の経験もマイルまで。血統を見ても、父方も母方も短い方がいいタイプで2000mに対する裏付けは乏しい。

すれば二つある。一つは、冬に好走するパターンが多い点。一昨年は12月31日、まさに大晦日の東京2歳優駿牝馬で10番人気4着に激走したし昨年も12月の船橋戦や1月の川崎戦で崩れていない。もう一つは大レースに怖じない点。先に触れた激走もそうだが、一般戦でも重賞でも同じように淡々と追い込んでくるのがこの馬なのだ。それが桐花賞であっても同じなのだろう。穴馬の資格は十分にある・・・と考えたい。
モズ

モズ(岩手)

父/スペシャルウィーク 母/ベストブート

牡・6 騎手:高橋悠里 調教師:佐藤祐司

 北上川大賞典の逃げ切り勝ちは、実に鮮やかであり見事だった。果敢に打って出てそのまま押し切る。勝負所ではライバルの激しい追撃を受けつつもそれを跳ね返すシーンまで見せつけて、ただ逃げ切るだけでなくファンへの見せ場もたっぷりと作っての勝利は逃げ馬として完璧だ。
 今回は、しかしライバルの追撃は前走以上になるだろう。自身にしても過去4勝とも通過順は「1-1-1-1」、ここに「1」以外の数字が入った時は苦しい戦いになっている。ライバルとの戦いと同時に常に自身との戦いを続けるモズ。それでも桐花賞を勝てたなら、この馬の評価は跳ね上がるはずだ。

エバーオンワード

エバーオンワード(岩手)

父/スターリングローズ 母/ファーストフロア

牡・5 騎手:山本政聡 調教師:櫻田浩樹

 モズを追いつめるシーンが有りながら跳ね返された北上川大賞典は、この馬にとって悔しい結果だったに違いない。絆Cでは1番人気に推されながらしんがり負け。続く再起戦は出走取消。捲土重来を期しての一戦だっただけになおさらだ。
 一方で希望の光も見えた。彼は実は岩手で長い距離を走った事も、そもそも水沢で実戦を戦った事もなかった。初の水沢、3歳時以来の長距離戦で積極的に戦えたのなら、コース二度目・距離短縮で・・・と計算してみたくなるのは当然だ。重賞大敗で傷ついた名誉は、重賞を勝つ事でしか取り戻せない。その舞台をここにするべく挑む。

ランドオウジ

ランドオウジ(岩手)

父/ゴールドアリュール 母/キシュウウインド

牡・7 騎手:坂口裕一 調教師:千葉幸喜

 悔しい戦いが続いている。重賞で3着を二度獲ったあと2着が2連続。そのどのレースでも主役としておかしくない戦いを演じつつ、あと一歩が届かない。
 転入直後はA級の平場でもなかなか勝てなかった馬だ。ここまで来れたら十分だろう・・・。このあたりが目一杯なのかもしれない・・・。そんな見方をしたくなるところだが、あえて言わせてもらうならば、そのどちらもこの馬には当てはまらない。
 彼の走りを改めて振り返れば、彼が常に全力で戦っているのが見て取れるはず。まだいける。まだ上を目指せる。タイトルを獲るその時まで、歩みを止めるわけにはいかない。

ローレルカンタータ

ローレルカンタータ(岩手)

父/マーベラスサンデー 母/カントリーバッハ

牡・7 騎手:村上忍 調教師:村上実

 勝馬の鮮やかな逃げ切りばかりが印象を奪ってしまった北上川大賞典だったが、この馬も見せ場は作っている。それは改めて言わねばならないだろう。ゴールまで何度も挑みかけ、捉える事ができそうなシーンは何度かあった。それでも敗れたのだから相手を褒めねばならないが、だがこちらにも手掛かりはできた。
 コースも、距離も、もはや問題ない。前走の借りを返すべく虎視眈々。後は自身の底力がもう一段階発揮できればいいのか、それともほんのちょっとの運か。それが今のこの馬のポジション。頂点は、決して遠くない。

ボンバルディエーレ

ボンバルディエーレ(岩手)

父/クロフネ 母/ブリガドーン

セン・7 騎手:小林俊彦 調教師:関本浩司

 今年の桐花賞で最も注目を集めるのは、ある意味この馬かもしれない。これが岩手に転入しての初めてのレース、それが大一番なのだから。
 平地26戦3勝・障害9戦1勝。限られたデータから探っていくと、例えば新馬戦でランドオウジを破っている、また2戦目には休養明けでウインペンタゴン(せきれい賞2着)に先着しているという実績が見える。一方で4勝全てが東京コース、右回りでは2着が一度あるのみ。平地ではマイル以上の勝ち星もなく、"東京の長い直線でこそのマイラー"というイメージも浮かんでくる。はたしてどんな走りを見せてくれるのか・・・?

コウギョウデジタル

コウギョウデジタル(岩手)

父/アグネスデジタル 母/イエスドラゴン

牝・3 騎手:陶文峰 調教師:菅原右吉

 3歳馬として、というよりは「不来方賞馬」としてのこの馬にかかる期待は大きい。過去3年連続で桐花賞を制した3歳馬たち、あるいはそれ以前に桐花賞を勝っている3歳馬たちに共通するのは「不来方賞で好成績を残している馬」だ。過去10年の桐花賞で「不来方賞を勝った3歳馬」が7回出走して5勝3着1回の実績を残す。「不来方賞→ダービーグランプリ→桐花賞」のラインは途切れたが、本来つながっているのは「不来方賞→桐花賞」のラインなのだ。不来方賞やひまわり賞での優勝タイムが過去最速クラスだったことも改めて思い起こしておきたい。
 勝てば重賞4勝。年度代表馬争いに大きな一勝を手にする事ができる。ならば負けられない。

予想動画

予想情報

馬番 馬名(所属) ふじポンさん 松尾康司氏 横川典視さん
1 ヴェリイブライト(岩手)    
2 スーブルソー(岩手)      
3 トーホクアロー(岩手)    
4 トーホクキング(岩手)      
5 ディアーウィッシュ(岩手)      
6 レイモニ(岩手)      
7 モズ(岩手)  
8 エバーオンワード(岩手)  
9 ランドオウジ(岩手)
10 ローレルカンタータ(岩手)
11 ボンバルディエーレ(岩手)      
12 コウギョウデジタル(岩手)  

岩手のアイドル ふじポンさん

【予想買い目】

◎9 ランドオウジ
○1 ヴェリイブライト
▲10 ローレルカンタータ
△12 コウギョウデジタル
(1)(9)(10)
3連単3頭BOX
(1)(9)
3連複2頭軸総流し

生で観た事がない桐花賞。
当てた記憶がない桐花賞。

番組の生放送だもの。
いつも夢を買ってるんだもの。

仕方なし!!!

でも今年こそ!!!

生で観た事がない桐花賞はイメージ的に1番の馬が穴をあけているような…。

岩手に来てからのレースは全部重賞レース!
夢が広がる3歳馬(1)ヴェリイブライトに期待してみようかな♪

◎はずっと応援してるけどなかなか勝ちきれなくてさらに応援の気持ちがふくらむランドオウジ!

ここで勝ってほしい!!

あれ?
結局夢を買うタイプの馬券かな(笑)

グランプリだものー!

△は、コウギョウデジタル1頭しか書いてないけど、つい最近川崎競馬場の予想で皆様に衝撃を与えた全部△にしようと思います。

総流しだものー!

当たれー!

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いわて馬テシオ編集長 松尾康司氏

【予想買い目】

◎10ローレルカンタータ
○7モズ
▲9ランドオウジ
△3トーホクアロー
△8エバーオンワード
馬複 7-10、9-10、3-10、8-10

(自信度=B)今シーズンの岩手競馬は、混沌としたままで桐花賞へ突入。波乱の要素を含んでいるが、北上川大賞典の再戦ムードと見る。

 主軸は(10)ローレルカンタータ。2連勝の中身がすばらしく北上川大賞典で1番人気に支持されたが、モズの逃げ切りを許して2着。しかし直線で猛追し、1馬身差まで肉薄した。今回の舞台は2000m。前走のような流れになるとは思えず、今度こそ首位を奪取する。

 (7)モズは転入初戦、北上川大賞典をアッサリ逃げ切って優勝。中央オープンの底力を見せつけた。まともな攻め馬をできずにこの結果。叩かれて太めも脱しただろうし、さらに上積みを見込める。

 (9)ランドオウジは栗駒賞、白嶺賞と連続2着。最後の詰めに課題を抱えているが、体が重かったのも敗因と解釈。連闘で臨むが、ちょうどいい追い切り代わりとなったか。

 (3)トーホクアローも前走は明らかに太目。体が絞れれば本領発揮。2000m大歓迎。

 (8)エバーオンワードは北上川大賞典4着だったが、3コーナーで見せ場。こちらも上昇必至だ。

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岩手競馬のスペシャリスト 横川典視さん

【予想買い目】

◎10 ローレルカンタータ
○8 エバーオンワード
▲9 ランドオウジ
△7 モズ
△12 コウギョウデジタル
3連単フォーメーション
8,9,10→8,9,10→7,8,9,10,12
18点

 (10)ローレルカンタータに前走の雪辱を・・・の期待をかける。北上川大賞典ではモズにしてやられる形になったが、その相手を最後まで脅かし続けたこの馬も力量の差があるという印象はなかった。距離短縮もプラスになるはずでここは前走の借りを返す舞台になるだろう。

 対抗格には(8)エバーオンワードを採って三番手は(9)ランドオウジ。(8)も前走は積極的に立ち回っていた。こちらも距離短縮でチャンスは増すだろう。(9)は力量でひけを取らないし距離もこなせそうな脚質。もう少し重めの印にしても良いかとも思ったが、やはり距離経験少ない点はこのレースではマイナス材料で、その点で少し控えめに留めた。

 (7)モズはハナに行けるか?ハナに行って勝負所まで捲られずにすむか?がカギになるだけに他馬の出方次第。今回はマーク厳しくなると見ての△も、すんなり行けてしまえば前走の再現あっていい。
(12)コウギョウデジタルもどちらかと言えば水が浮いていないコース状態の方がいい。枠順はあまり気にしない先行馬ゆえコース状態が手頃なら思い切って狙ってみる手もアリ。

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