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「ばんえい競馬」の特徴は?

●はじめにばんえい競馬とは?
各地で行なわれている競馬は馬の上に騎手を乗せてコースを周回するレースですが、ばんえい競馬は馬にソリを曳かせてそのソリの上に騎手が乗り、直線200mのセパレートコースで行なわれます。フルゲートは10頭。200mの間に第1障害(高さ1m)と第2障害(高さ1.6m)の2つの障害を越えて行く競馬です。ゴールの際は馬の鼻面ではなく、ソリの最後端がゴール板を通過し競走完了となります。

●ばんえい競馬が行なわれている帯広競馬の特徴は?
帯広市での単独開催で砂の摩耗が激しくなり、一年を通じて砂の劣化が進むとともに次第に脚抜き(砂が小粒で軽くなる)がよくなって年度開催終盤は時計が出やすい状態なります。砂の摩耗の差をなくすために、奇数開催日の奇数レースは内詰め、偶数レースは外詰め、偶数開催の奇数レースは外詰め、偶数レースは内詰めで使用しています。また、ロータリーハロー(畑をおこす用具)を施せば砂層が深くなって脚抜きが悪く馬場が重くなり、散水を施せば水分が入って軽くなります。そしてナイター競馬では日が暮れると馬場表面に水分が上がって軽くなる傾向があります。ロードヒーティング使用時は表面温度と外気温の差から水分を呼び込みやはり軽目となります。馬場状態判断材料のひとつの目安に馬場水分以外ではコースの見た目(砂の色)で黒い(軽い)か白い(重い)砂で判断をされるといいでしょう。コース特徴は短い直線。ナイター時期は砂障害をもうけていますが、第2障害手前や道中で十分に息を入れてくる逃げ先行脚質タイプに有利な馬場形態になっています。障害巧者→逃げ先行・障害下手→差し追込タイプの脚質に育って行く傾向があります。新聞の通過順と障害タイムで若い数字が多い馬ほど障害巧者。(例③①②で障18など)水分%で大きく勝ち時計が変わるばんえい競馬では、展開が成績を左右するケースが目立ちます。

●ばんえい競馬の馬券のポイントは?
一番わかりやすいのはブリンカー装着と騎手の乗り替わり。馬の背中に乗らないで長手綱で騎乗するばんえい競馬では、ハミ使いの他に声とアクションを使って馬を御するのが騎乗スタイル。平地のブリンカーは臆病な部分をカバーするものですが、ばんえいではそこの部分を逆手にとって驚かすことで前へと前進する揚力(過敏な反応を利用)とするのに装着。同様の条件で騎乗スタイルが違う騎手が御する騎乗変更も有効打となります。特に右利きから左利き(船山騎手)への乗り替りは効果が非常に大きい。ただ、それも単発的なもので連続した場合は馬も慣れてしまい効果も薄れてくるようです。

次に前走のレース内容、当日のパドックで馬の体調判断。他の競馬では調教で時計を計時しますが、ばんえい競馬の調教はズリ曳きといわれる外周を何周かするもので、速く走るためではなく、体力をつけることに重点を置かれているので、調教の時計を計るということがありません。そのため馬の体調の良し悪しを判断するには前走の内容、当日のパドックで判断します。パドックでの判断材料としては平地では嫌われがちなイレ込みやうるさい仕草はむしろ歓迎材料といえます。ブリンカーのところで説明したように、攻め馬などを強化して反応が鋭くなっているケースが多くなりパドックでの動きに過剰な反応が出ていると判断できます。

帯広競馬

※この記事は2019年に執筆されたものです。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

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注目騎手

鈴木 恵介     KEISUKE SUZUKI

生年月日 1976年10月7日

厩舎 服部義幸 服部義幸

初免許年 1998年

初出走日 1998年1月10日 帯広 4R ブラックワン (9着/10頭)

初勝利日 1998年1月19日 帯広 8R ニホンバレ

押しも押されぬばんえい界ナンバーワンジョッキー。昨年度は195勝を挙げて11年連続最多勝。通算勝利数も2019年3月末時点で2,565勝。ばんえいファンの中では(困ったら鈴木騎手を買え)信頼度は抜群。オレノココロとのコンビでばんえい記念三連覇は惜しくも叶わなかったが、今年もこのコンビがばんえい界を引っ張っていくに違いない。

 

鈴木 恵介

KEISUKE SUZUKI
鈴木 恵介

阿部 武臣     TAKEOMI ABE

生年月日 1972年7月19日

厩舎 坂本東一 坂本東一

初免許年 1998年

初出走日 1998年1月10日 帯広 5R スーパーオリュウ (3着/10頭)

初勝利日 1998年1月19日 帯広 5R カツエコマ

2年連続リーディング2位。一昨年は3勝差。昨年は2勝差とあと一歩ではあったが、日々の努力はばんえい界一番といっていいほどの存在。若い頃は騎乗機会に恵まれなかったが、ここ数年で頭角を現し、2年前に1000勝を達成。昨年度はホクショウマサルとのコンビで23連勝のばんえい新記録も樹立。今年度は念願のリーディングに向けて開幕からエンジン全開。

 

阿部 武臣

TAKEOMI ABE
阿部 武臣

菊池 一樹     KAZUKI KIKUCHI

生年月日 1986年10月1日

厩舎 田上忠夫 田上忠夫

初免許年 2009年

初出走日 2009年1月12日 帯広 9R キョウエイボーイ (2着/10頭)

初勝利日 2009年2月14日 帯広 1R カイセイフィーバー

昨年度はリーディング9位となる86勝を挙げる。若手でも玄人受けする騎乗スタイルは師匠でもある田上調教師会会長直伝のもの。確実に成長を遂げて今季、大きな飛躍が期待される若手ナンバーワンジョッキー。

 

菊池 一樹

KAZUKI KIKUCHI
菊池 一樹

※この記事は2019年に執筆されたものです。
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専門紙の読み方

ばんえい競馬専門紙、競馬ブックの新聞の読み方について紹介します。競馬ブックばんえい版の最大の特徴は、走破時計を「前半・障害タイム・後半」の三つに分けて表示していること。まず「前半」ですが、ゲートが開いた瞬間から1障害通過を経て、2障害下につけるまで。「障害タイム」とは2障害下から障害を降り切るまで。そして「後半」は2障害を降り切ってからゴールするまでのタイムです。レースでの最速の後半タイムはゴシック表記されており、決め手のある馬がひと目でわかるようになっています。例えば、2分12秒8の走破時計を見てみましょう。前半72秒・障害23秒・後半37秒。前半を72秒かけてジックリと息を入れて進み、障害をスンナリと抜けていることが分かります。障害巧者の馬と言えるでしょう。前半タメて進み障害でも無駄な体力を使っていない分、後半も最後までしっかり歩き切っています。といったふうにそれぞれのタイムが分かると、レースの流れが見えてくるのではないでしょうか。続いて重要なのが馬場水分。ばんえいの場合、雨が降って馬場が水分を含んだ状態を「軽馬場」といい、「重馬場」は逆に乾燥してパサパサの状態をいいます。馬場状態で大きく勝ち時計が変わる競馬だけに、馬それぞれの馬場状態の得手、不得手を読み取るのが重要になります。その情報を読み取るには競馬ブック紙では「水分別成績表」があります。水分別に最高タイムを載せており、得意な馬場が分かるようになっています。あとは5前走前、メインレースは7前走前までの成績が載っていますので、体調が上昇してきた、馬体重の増減などの比較もできるようになっています。新聞の情報をもとに馬の特徴を読み解くことができれば、その日の馬場状態、レースの条件などを考慮して当たり馬券を導く手がかりになるのではないでしょうか。

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専門紙のポイント

●豊富なデータと地道な厩舎取材によって構築された予想。
CS放送で解説をしている定政、木本が現場で厩舎取材と時計を担当。本紙担当の定政は本紙をつけるべく英才教育を施されて育った環境から予想にブレが見られない。基本は時計。持ち時計上位馬はミスがなければ下位の馬に負けるはずがないという考えを元に予想を構築。木本はおもちゃ屋の店長から転身。ホースニュースを経てケイバブックへ。穴馬を見つけ出してくるのは業界一。ポツンと打つ◎には多くのマニアが存在しているようです。編集部の生駒・稲本は競馬ブックsmartbooktubeのチャンネルでばんえい重賞展望の動画をYouTubeにアップ。あと上野を加えた5人で新聞を作製しています。定政、木本二人の両極端の予想にも注目ですが、時計差比較表や馬番出目表など豊富なデータが掲載されており、色々な角度からばんえい競馬を楽しみ、馬券購入の参考になると思います。あと、コンビニエンスストア、一部のスーパーのマルチコピー機で北海道だけではなく、全国でA3サイズの新聞を取り出せるようになっています。

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木本 利元

TOSHIYUKI KIMOTO

木本 利元

TOSHIYUKI KIMOTO

●競馬専門紙歴
ばんえい記者歴31年
株式会社 ホース・ニュース編集部ばんえいTM19年
株式会社 ケイバブックばんえいTMに至る。

●本命党?穴党?
< 超が付くほどの穴党 >予想のスタイルは展開面を主たるものとし各馬に基礎得点をつけ展開、馬場や馬の状態などから減算により勝ち馬を見つけ出す。また、一度狙った馬をしつこく狙うことも穴党には不可欠な様相と言え(追っかけ男)の称号も頂いている。

●得意賭け式
(好きな賭け式)馬単なら2着流し・3連単なら2・3着流し!

●得意なレース
2歳戦と下級条件戦!(個々の力が決まっていない2歳時期や条件馬達の一変や成長が波乱を呼び込むから)

●自身の予想のポイント
新聞紙上での◎以下○▲などがポッツンと打たれているところに注目して欲しい!予想のスタンスは「展開を制する(読み切る)ことが的中への近道」と考えており、持ち時計(あくまで参考にとどめている)より展開を重視して印を打つ傾向にあります。

●自場以外の地方競馬の馬券は買う?
平地競馬は好きでよく買います。

●コメント
この世界に入って以来、穴予想を突き詰めてきた自負がある。究極の目標は『特払い』的中という異端児的な発想の元に日々穴馬予想に没頭しているが、その根拠とするところは競馬新聞にも網羅されている膨大なデータでもあり、理論派としての一面もある。また、無類の血統評論家?でもあり、ロマンを求めたりとファン心理に近い面も持っている。

 

    

定政 紀宏

NORIHIRO SADAMASA

定政 紀宏

TNORIHIRO SADAMASA

●競馬専門紙歴
ばんえい記者歴26年
株式会社 ケイバブックばんえいTM26年

●本命党?穴党?
< 本命党 >本紙を担当しているため、必然と本命党に。持ち時計と近走の前半時計などを参考に時計重視で印を打つ傾向にある。その的中率はばんえい界でも頭ひとつ抜けた存在。

●得意賭け式
(好きな賭け式)馬単(1着固定)・馬複!

●得意なレース
3・4歳戦!(若馬だけに格付けを重視でできるから)

●自身の予想のポイント
本紙担当の立場から常にパーフェクトを狙って印を打っています。特に重視しているのは時計と障害力。1場開催となって毎回同じような条件で走る結果、持ち時計上位の障害巧者は勝ち負けにつながる公算が大きいといえる。そこに力関係(クラスや格付け)を加味することによって予想の精度が上がると考えて印を打っています。

●自場以外の地方競馬の馬券は買う?
平地競馬はときどき買います。

●コメント
平成5年に入社して27年目。競馬のことは何もわからない中で苦労することは多くありましたが、真っ白の状態で吸収も早かったです。ばんえい競馬の厩舎の方に恵まれたのも大きかったです。5年目で本紙を担当。翌年にはライバル社に的中数で上回り、その後は一度もトップの座を譲っていません。それだけ自信を持って予想をつけています。目標は年か的中率で6割以上。また、本紙担当という部分で配当に影響することから、予想の中で引く目の本数を減らして中身の濃い予想をすることを常に努力していきたいです。難しいレースもありますが、新聞の一面に掲載されている「今日の勝負馬券」にはこだわりを持っていますし、信頼度も高いと自負しております。これからも気合と根性をキャッチフレーズにかかげて頑張っていきます。

 

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