施設整備等協賛競輪　著名人予想

市田選手の3日目の走り。
SNSやYoutubeでのチャット欄でのコメントを見ていると評価は真っ二つ。

「後ろが付いていけないのが悪い」
「いやいやラインを連れていく走りができないのが悪い」

このあたりはすごく難しいところですよね。

やはり市田選手の中では初日の失敗が脳裏に焼き付いているのではないかと思うんです。
早めに叩きに行って後ろに別線にハマられあっさり捲られたあのシーン。
ああいう経験はもうしたくない、と思って自分の思うようなレースが出来なくなってしまうのは当然です。

それでも2日目以降も早めに仕掛けにいきました。
残り2周回のホーム過ぎでの踏み込み。踏み出しから椎木尾選手は口が空いていたわけですが、この辺りは市田選手のダッシュが凄すぎるのか、それとも仕掛け所が悪かったのか。

個人的には市田選手ももちろんラインを引き連れる走りをしようと、早めの仕掛けで一気にラインで出切ろう、と思っていたのではないでしょうか。
ただやはり警戒される中で別線もそう簡単には出させない。

このあたりは333メートルバンクの難しさはあるのでしょうが、決して自分勝手な選手ではないと感じています。
まだ慣れていないだけ、それに尽きるのではないでしょうか。
更に番手に付く選手もまだ市田選手のレースでの力がどんなものなのか完全に分かっているわけではないので、このあたりは少しずつ意思疎通を図っていくいくことで改善されていくのではないのかなと感じました。

ナショナルの活動もあるだけにずっと競輪を走るわけにはいかないのでしょうが、今後競輪を走る度に経験値を積んできっと徐々にラインで決まるレースが出来るようになるのだと思います。
いずれにしても競輪界の大砲。温かく見守っていきたいですね。