山田が展開を見極めて
今節上昇気流に乗っている7山田。タテ脚も冴えているが、昨日のようにヨコへの対応力も確実にレベルアップしているのが大きな魅力。小田原のようなバンクなら後手に回る展開は致命的。そういった意味でも前々に踏める7山田を軸に考えたい。相手はもちろん2西村。スジ違いなら1川越足場に5嶋津や、6 半田がいった時の9阪本あたりを。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 川越 勇星 | 111 | 神奈 | 川越 勇星 111/神奈 |
| 2 | 2 | 西村 光太 | 96 | 三重 | 西村 光太 96/三重 |
| 3 | 3 | 志村 太賀 | 90 | 山梨 | 志村 太賀 90/山梨 |
| 4 | 4 | 佐藤愼太郎 | 83 | 福島 | 佐藤愼太郎 83/福島 |
| 5 | 嶋津 拓弥 | 103 | 神奈 | 嶋津 拓弥 103/神奈 |
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| 5 | 6 | 半田 誠 | 123 | 熊本 | 半田 誠 123/熊本 |
| 7 | 山田 諒 | 113 | 岐阜 | 山田 諒 113/岐阜 |
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| 6 | 8 | 佐々木和紀 | 117 | 神奈 | 佐々木和紀 117/神奈 |
| 9 | 阪本 和也 | 115 | 長崎 | 阪本 和也 115/長崎 |
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| 誘導 | 小菅 誠 | 小菅 誠 | |||
柔軟性も併せ持つ阿部からの
先程の10レース同様、ここも前々踏んで最悪捌きもできる選手を軸に推したい。ただ、ここの場合は1阿部の仕掛けが山田諒に比べて若干早いのと、番手7塚本の伸びがいいので、7塚本から狙ってみたい。1阿部も4着以下に沈むことは考えにくいので、あってもハサミまで。飛んでくる3晝田は外せない。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 阿部 将大 | 117 | 大分 | 阿部 将大 117/大分 |
| 2 | 2 | 松坂 洋平 | 89 | 神奈 | 松坂 洋平 89/神奈 |
| 3 | 3 | 晝田宗一郎 | 115 | 岡山 | 晝田宗一郎 115/岡山 |
| 4 | 4 | 鈴木 浩太 | 119 | 千葉 | 鈴木 浩太 119/千葉 |
| 5 | 片岡 迪之 | 93 | 岡山 | 片岡 迪之 93/岡山 |
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| 5 | 6 | 川口 直人 | 84 | 神奈 | 川口 直人 84/神奈 |
| 7 | 塚本 大樹 | 96 | 熊本 | 塚本 大樹 96/熊本 |
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| 6 | 8 | 島田 竜二 | 76 | 熊本 | 島田 竜二 76/熊本 |
| 9 | 渡部 哲男 | 84 | 愛媛 | 渡部 哲男 84/愛媛 |
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| 誘導 | 桐山敬太郎 | 桐山敬太郎 | |||
格上伊藤の一撃を!
やはり昨日のスピードを見ると3伊藤のレベルが一枚違う印象。4小堀あたりが積極的に攻めていくものの、そこをきっちり捉える可能性がかなり高そう。ただ、早目に叩きにいくなら7宮本の交わしはあり得る。なかなか配当的にも安くなりそうなので、折り返すよりどちらかに絞りたい。個人的には小田原で準決勝なので、セーフティに早目に仕掛ける。そこを差す!という車券に絞って考えたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 内藤 宣彦 | 67 | 秋田 | 内藤 宣彦 67/秋田 |
| 2 | 2 | 石毛 克幸 | 84 | 千葉 | 石毛 克幸 84/千葉 |
| 3 | 3 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | 伊藤 颯馬 115/沖縄 |
| 4 | 4 | 小堀 敢太 | 125 | 北海 | 小堀 敢太 125/北海 |
| 5 | 岡本 大嗣 | 88 | 東京 | 岡本 大嗣 88/東京 |
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| 5 | 6 | 吉松 直人 | 90 | 高知 | 吉松 直人 90/高知 |
| 7 | 宮本 隼輔 | 113 | 熊本 | 宮本 隼輔 113/熊本 |
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| 6 | 8 | 一戸 康宏 | 101 | 埼玉 | 一戸 康宏 101/埼玉 |
| 9 | 竹内 智彦 | 84 | 宮城 | 竹内 智彦 84/宮城 |
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| 誘導 | 加藤 圭一 | 加藤 圭一 | |||
「気配がいい」と感じた瞬間に推し活を始める──これが競輪の鉄則。
まだ誰も気づいていない段階で“密かに推していた”というアドバンテージは、あとから効いてくるものです。
そんな中、少し前から気になっていた存在が岐阜の 山田諒 選手。
9月ごろから「おや?」と思わせる走りを見せていましたが、ここにきて一段階ギアを上げてきた印象です。
昨日はロング勝負でしぶとく粘り、そして何よりヨコの対応が格段に良くなってきました。
上位戦線で戦うには、やはり“対応力”が必須。
脇本選手のような異次元スピードという絶対武器があれば話は別ですが、古性選手、眞杉選手、郡司選手、吉田選手など、現在の一線級はみんな展開対応に長けています。そこに共通項を感じます。
山田選手は現在26歳。キャリア7年とはいえ19歳デビュー組ですから、まだまだ“若い伸びしろ”を十分に残している選手。
今名前を挙げたビッグネームたちの列に、この先、普通に並んでくる可能性はある──個人的にはそう見ています。
2026年、大ブレイクの予感。
その前に、ここでしっかり推し活をしておきたいところ。
小田原決勝戦でも、しっかり暴れてもらいましょう!
南関が有利に運んで
ここは4野口が先行一車のメンバー構成。ラインも長くなり、かなり有利に運べそう。1菅原がしっかりスタートを取れれば、前受けからそのまま先行するだろう。そうなると基本は1菅原の交わし1本で。この構成なら4野口は悪くても3着までには残る車券を。3番手の8渡邉は少し元気がないので、別線の絡みが魅力。中団にいそうな東京両者への車券が勝負目。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 菅原 大也 | 107 | 神奈 | 菅原 大也 107/神奈 |
| 2 | 2 | 吉松 直人 | 90 | 高知 | 吉松 直人 90/高知 |
| 3 | 3 | 河村 雅章 | 92 | 東京 | 河村 雅章 92/東京 |
| 4 | 4 | 野口 裕史 | 111 | 千葉 | 野口 裕史 111/千葉 |
| 5 | 田中 勇二 | 95 | 岡山 | 田中 勇二 95/岡山 |
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| 5 | 6 | 川口 直人 | 84 | 神奈 | 川口 直人 84/神奈 |
| 7 | 岡田 征陽 | 85 | 東京 | 岡田 征陽 85/東京 |
|
| 6 | 8 | 渡邉 晴智 | 73 | 静岡 | 渡邉 晴智 73/静岡 |
| 9 | 片岡 迪之 | 93 | 岡山 | 片岡 迪之 93/岡山 |
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| 誘導 | 小菅 誠 | 小菅 誠 | |||
市田からの別線に
今節勝ち上がりは逃したが、大器の片鱗はしっかり見せている1市田。ただ、後ろの選手がそのスピードに対応しきれていないのが何とも気になるところ。ここも5筒井が離れてしまうようなら南関への車券が妙味か。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 市田龍生都 | 127 | 福井 | 市田龍生都 127/福井 |
| 2 | 2 | 川越 勇星 | 111 | 神奈 | 川越 勇星 111/神奈 |
| 3 | 3 | 内藤 宣彦 | 67 | 秋田 | 内藤 宣彦 67/秋田 |
| 4 | 4 | 佐藤愼太郎 | 83 | 福島 | 佐藤愼太郎 83/福島 |
| 5 | 筒井 敦史 | 85 | 岡山 | 筒井 敦史 85/岡山 |
|
| 5 | 6 | 成清 貴之 | 73 | 千葉 | 成清 貴之 73/千葉 |
| 7 | 阪本 和也 | 115 | 長崎 | 阪本 和也 115/長崎 |
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| 6 | 8 | 島田 竜二 | 76 | 熊本 | 島田 竜二 76/熊本 |
| 9 | 石毛 克幸 | 84 | 千葉 | 石毛 克幸 84/千葉 |
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| 誘導 | 加藤 圭一 | 加藤 圭一 | |||
山田軸で強気に勝負
冒頭書いたように、私の中で2026年大ブレイク候補筆頭と言ってもいい2山田。ここも展開への対応力、そしてタテ脚の気配を信じて軸に据えてみる。早めなら昨日差している7西村アタマも。スジ違いなら九州勢が主導権の時の5宮本、あとは3番手からでも怖い3塚本、更に一発ある6一戸を。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 松坂 洋平 | 89 | 神奈 | 松坂 洋平 89/神奈 |
| 2 | 2 | 山田 諒 | 113 | 岐阜 | 山田 諒 113/岐阜 |
| 3 | 3 | 塚本 大樹 | 96 | 熊本 | 塚本 大樹 96/熊本 |
| 4 | 4 | 岡本 大嗣 | 88 | 東京 | 岡本 大嗣 88/東京 |
| 5 | 宮本 隼輔 | 113 | 熊本 | 宮本 隼輔 113/熊本 |
|
| 5 | 6 | 一戸 康宏 | 101 | 埼玉 | 一戸 康宏 101/埼玉 |
| 7 | 西村 光太 | 96 | 三重 | 西村 光太 96/三重 |
|
| 6 | 8 | 志村 太賀 | 90 | 山梨 | 志村 太賀 90/山梨 |
| 9 | 阿部 将大 | 117 | 大分 | 阿部 将大 117/大分 |
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| 誘導 | 桐山敬太郎 | 桐山敬太郎 | |||

1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
競輪祭直前のG3開催はまさかの小田原連発!僕の記憶では同じ競輪場でのグレードレース連続って、立川のグランプリからの年明けG3くらいしか記憶にないんですが‥
やはりG1前なので、どうしてもメンバーが混戦になってきます。そんな中注目なのは今回G3デビュー戦の市田龍生都選手。ご存知、お父さんはあの福井のフェニックス市田佳寿浩さん。もう養成所にいる頃、いや、学生時代からその強さは桁違いだ!という噂が流れてくるくらいの逸材で、トントン拍子にS級に上がってG1の常連になるだろう。みたいな雰囲気だったのですが、まさかの怪我で戦線離脱。今回が約4ヶ月ぶりの実戦となりました。
しかし!初日、アンラッキーもありましたがまさかの敗退。これが怪我によるものなのか?はたまた、まだ力が足りないのか?判断が難しいところですが、2日目は後続を突き放す圧勝劇!ポテンシャルの違いを見せつけました。
そして今日はメイン前の9レース。木村佑来選手に野口裕史選手が相手と簡単にはいかないメンバーです。ここで力を出し切って、明日もメイン前の11レースへとステップアップできるかどうか?
勝ち上がり以外の部分でも注目して見ていきましょう。