阿部は状態不安で
人気を集める九州ラインだが、先頭の2阿部がまだまだ復調途上。スンナリ駆けたとしても武雄の長い直線で押し切るのは難しいのでは。
番手の1渡邉から4東矢への突き抜けの方が妙味はありそう。
ただそもそも2阿部のかかりが悪い場合は3菅原の捲り脚も魅力だし、タテ秘める5川村の絡みも考えたい。いずれにしてもここは高配当狙いの組み立てで。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
2 | 2 | 阿部 将大 | 117 | 大分 | 阿部 将大 117/大分 |
3 | 3 | 菅原 大也 | 107 | 神奈 | 菅原 大也 107/神奈 |
4 | 4 | 東矢 昇太 | 98 | 熊本 | 東矢 昇太 98/熊本 |
5 | 5 | 川村 晃司 | 85 | 京都 | 川村 晃司 85/京都 |
6 | 6 | 稲毛 健太 | 97 | 和歌 | 稲毛 健太 97/和歌 |
7 | 大塚 英伸 | 82 | 静岡 | 大塚 英伸 82/静岡 |
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誘導 | 好永 晃 | 好永 晃 |
ここは南の一撃
予選のメインレースとなるこの8レース。得点抜けている関東の2人が中心の3車ライン。
ただ、1篠田は久々の実戦なのは気になるところだし、得点は108点持っているがこれは直近4ヶ月の点数であるが故の高得点で、2場所前の前橋記念の時は103点ほど。
となると3南とは現在の得点ほどの差はないと見た。3南は近況しっかりと動けているし、ここも自分のタイミングで主導権を奪えそう。番手の5鷲田は不安だが仕事をするタイプで3南の押し切りを中心に狙いたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 篠田 幸希 | 123 | 群馬 | 篠田 幸希 123/群馬 |
2 | 2 | 大矢 崇弘 | 107 | 東京 | 大矢 崇弘 107/東京 |
3 | 3 | 南 潤 | 111 | 和歌 | 南 潤 111/和歌 |
4 | 4 | 北村 信明 | 93 | 徳島 | 北村 信明 93/徳島 |
5 | 5 | 鷲田 佳史 | 88 | 福井 | 鷲田 佳史 88/福井 |
6 | 6 | 久樹 克門 | 113 | 徳島 | 久樹 克門 113/徳島 |
7 | 佐藤 朋也 | 89 | 秋田 | 佐藤 朋也 89/秋田 |
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誘導 | 山口 貴弘 | 山口 貴弘 |
位置取り巧みな鈴木から
ここは九州別線勝負。ここは1山田も7北津留も基本的にガンガン行くタイプではないし、3纐纈や単騎2鈴木も同じことが言える。
その中でも時折先行勝負を見せる7北津留がここは5園田を連れて主導権を奪う流れになると見た。
そうなった時に好位置を取れるのは2鈴木。3番手を確保してのショート捲りはありそう。その後ろに3纐纈や1山田が続いてくるところも含めて狙ってみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
2 | 2 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
3 | 3 | 纐纈 洸翔 | 121 | 愛知 | 纐纈 洸翔 121/愛知 |
4 | 4 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
5 | 5 | 園田 匠 | 87 | 福岡 | 園田 匠 87/福岡 |
6 | 6 | 笠松 信幸 | 84 | 愛知 | 笠松 信幸 84/愛知 |
7 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
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誘導 | 小林 弘和 | 小林 弘和 |
武雄ミッドの初日。
比較的落ち着いた配当が続いた中、最終レースに3連単5万円近い配当が出ましたね。
北津留選手の先行の番手、園田選手のところを果敢に攻めた纐纈選手が位置を取りきって、そこから直線追い込んでの1着。落車が続いていた中で状態面も不安視される中、このメンバー相手にこんなレースが出来るとは恐れ入りました。一度離れた笠松選手もリカバリーしての愛知ワンツーながらこの配当。
それにしても北津留選手の強さが光ったレースでしたね。
あの距離を先行して、真後ろに敵が入る中、捲り上げてきた鈴木選手を合わせ切って、山田庸平選手の捲りまで不発にするとは。
どうしても捲りが強いイメージのある北津留選手ですが、近況の先行での強さは覚えておく必要があるなと感じました。
2日目は初日の選手の走りを見た上での予想が出来るので、車券が不発にならないよう頑張っていきます!
鈴木の気迫
昨日の逃げが良かった5阿部。ここも先手を取れば番手の2井上はいかにも有利。
ただ3篠田がいながら自力を選択した1鈴木は気合が入っているし、初日の捲り脚も悪くなかった。
ここは単騎が2人いる分、6番手に置かれる危険性はあるものの、位置取り含め強気に攻めていくと見て軸に。
ヒモ穴で狙いたいのは伸び良い6上田。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
2 | 2 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
3 | 3 | 篠田 幸希 | 123 | 群馬 | 篠田 幸希 123/群馬 |
4 | 4 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
5 | 5 | 阿部 将大 | 117 | 大分 | 阿部 将大 117/大分 |
6 | 6 | 上田 国広 | 89 | 三重 | 上田 国広 89/三重 |
7 | 坂本 修一 | 99 | 岡山 | 坂本 修一 99/岡山 |
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誘導 | 好永 晃 | 好永 晃 |
展開は木村に向くのでは
ここは先行タイプは5木村のみ。車番は悪いが1纐纈と6瀬戸が中団争いになる可能性があり、展開有利に逃げ切り計る。
後ろの4大矢は状態不安も、追走しての仕事に期待したい。あとは6瀬戸と1纐纈の比較ならやはり1纐纈が上で、捲り捌き両面で伸びてくる。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 纐纈 洸翔 | 121 | 愛知 | 纐纈 洸翔 121/愛知 |
2 | 2 | 園田 匠 | 87 | 福岡 | 園田 匠 87/福岡 |
3 | 3 | 笠松 信幸 | 84 | 愛知 | 笠松 信幸 84/愛知 |
4 | 4 | 大矢 崇弘 | 107 | 東京 | 大矢 崇弘 107/東京 |
5 | 5 | 木村 皆斗 | 119 | 茨城 | 木村 皆斗 119/茨城 |
6 | 6 | 瀬戸 晋作 | 107 | 長崎 | 瀬戸 晋作 107/長崎 |
7 | 大野 悟郎 | 83 | 大分 | 大野 悟郎 83/大分 |
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誘導 | 山口 貴弘 | 山口 貴弘 |
試練の番手戦も凌げるか
地元の1山田にとっては本来は大本命の番組。それをよしとしない7佐々木が番手勝負に名乗りを上げたことでレースとしては混戦に。
それでもインの1山田は脚力勝負となれば負けない。怖いのは競りが長引いて互いに消耗し合う時。その際は3番手の3上野が伸びる展開まで見て九州はBOXを中心に狙いたい。4渡邉はここは厳しい戦いになるのでは。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
2 | 2 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
3 | 3 | 上野 優太 | 113 | 熊本 | 上野 優太 113/熊本 |
4 | 4 | 渡邉 雄太 | 105 | 静岡 | 渡邉 雄太 105/静岡 |
5 | 5 | 東矢 昇太 | 98 | 熊本 | 東矢 昇太 98/熊本 |
6 | 6 | 萩原 孝之 | 80 | 静岡 | 萩原 孝之 80/静岡 |
7 | 佐々木和紀 | 117 | 神奈 | 佐々木和紀 117/神奈 |
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誘導 | 小林 弘和 | 小林 弘和 |
昨日の最終レース。競り込まれる形となってしまった地元の山田庸平選手。
ただここはキッチリと格上の力を見せて難なく番手を守り切っての余裕を持っての差し切り。
さすがの動きを見せました。
ただ、ここで競りに行った佐々木和紀選手の評価は下がるどころか上がりますよね。
結果的に競り負けてはしまいましたが、九州分断に動いたというその気迫だったり姿勢は、ファン目線からしても気概のある選手だなと思われますし、恐らく選手間でもそういう「イメージ」というものが植え付けられるのだと思います。
やっぱりどんな仕事でもその人の持たれる「イメージ」というのは大切で、それこそ芸能人なんてイメージで仕事をしている部分もあるわけで、我々も決して無関係ではありません。この人はこういうMCをする、こんな実況だ、という漠然としたイメージは知らず知らずの内に誰しも持っているものだと思います。
それが良いイメージであればいいのですが、時には悪いイメージを持たれる時もあるのが難しいところで、こればかりは日ごろの行いだったり姿勢で見せていくことが大事なんだろうなと思います。そういう意味でも今回の佐々木選手の戦う姿勢、というのは今後の佐々木選手の選手人生にプラスに働くのだろうなと感じました。
私はきっと車券的には穴党のイメージを持たれていると思いますが、それが当たらないイメージになってしまうと困るので最終日も頑張ります!よろしくお願いします。
関東勢が巻き返すか
ここは本格先行タイプは不在。それでも関東は再び1鈴木が前でやる以上、ここは2日目の分まで気持ちを入れて駆ける流れでは。
そうなると2篠田は援護しつつ抜け出してこよう。その後ろ3番手を巡っては4瀬戸と7稲毛の争いとなりそうだが、今回の動きは7稲毛が上に見える。
2篠田から相手は中近へ。あまりに1鈴木を残そうとしすぎる差されるところまで。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
2 | 2 | 篠田 幸希 | 123 | 群馬 | 篠田 幸希 123/群馬 |
3 | 3 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
4 | 4 | 瀬戸 晋作 | 107 | 長崎 | 瀬戸 晋作 107/長崎 |
5 | 5 | 上田 国広 | 89 | 三重 | 上田 国広 89/三重 |
6 | 6 | 大野 悟郎 | 83 | 大分 | 大野 悟郎 83/大分 |
7 | 稲毛 健太 | 97 | 和歌 | 稲毛 健太 97/和歌 |
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誘導 | 小林 弘和 | 小林 弘和 |
総合力は石井で
積極的に動くのは6又多になりそうだが、この相手で逃げ粘るのは難しい。他の選手はそれほど主導権を、というタイプではないしある程度人気の選手が牽制し合う流れになるのでは。最終的に3飯田、もしくは1那須が仕掛けて先頭に出る可能性は高く、その後ろを含め位置取りで上位なのはやはり2石井。
力は内枠3人だが、そこで狙っても面白くはないので、マーク技術高い4元砂や5長澤を絡めて良い配当を。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 那須 萌美 | 114 | 宮崎 | 那須 萌美 114/宮崎 |
2 | 2 | 石井 寛子 | 104 | 東京 | 石井 寛子 104/東京 |
3 | 3 | 飯田 風音 | 120 | 埼玉 | 飯田 風音 120/埼玉 |
4 | 4 | 元砂七夕美 | 108 | 奈良 | 元砂七夕美 108/奈良 |
5 | 5 | 長澤 彩 | 106 | 福岡 | 長澤 彩 106/福岡 |
6 | 6 | 又多 風緑 | 122 | 石川 | 又多 風緑 122/石川 |
7 | 山口 優依 | 124 | 愛知 | 山口 優依 124/愛知 |
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誘導 | 好永 晃 | 好永 晃 |
九州作戦は果たして…
ここは九州4車が結束し、車番も良い為、まず前を取っての先行からの2段駆け、いやないしは3段駆けまで見える構成。
ただ、それが果たして青写真通り上手くいくのだろうか。7木村は厳しいにしても、連日ヨコを見せている2纐纈は何か動いてこないか。
もちろんじっと5番手で脚を溜めての捲り追い込みで、というパターンも考えられるがそれでは優勝までは厳しい。イチかバチかで4北津留や1山田の位置を狙う可能性も。
2纐纈の動きに期待して敢えて穴で。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
2 | 2 | 纐纈 洸翔 | 121 | 愛知 | 纐纈 洸翔 121/愛知 |
3 | 3 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
4 | 4 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
5 | 5 | 大矢 崇弘 | 107 | 東京 | 大矢 崇弘 107/東京 |
6 | 6 | 阿部 将大 | 117 | 大分 | 阿部 将大 117/大分 |
7 | 木村 皆斗 | 119 | 茨城 | 木村 皆斗 119/茨城 |
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誘導 | 山口 貴弘 | 山口 貴弘 |
2022年に一般企業から脱サラし、公営競技実況アナウンサーの世界へ飛び込む。
出身である別府競輪を主戦場に飯塚オートなど幅広く活躍中。予想は本命を避け敢えて穴を狙いにいくスタイルで、高配当を仕留める!
今回は、日本名輪会カップ オッズパーク杯として行われる武雄ミッドG3。
優勝賞金が320万円というところに加えて、なんと副賞が200万円分の商品券!
そしてこれはオッズパークさんからの贈呈ということで、なんと太っ腹なのでしょう。
選手の前検日のインタビューやコメントを見ても「副賞200万円は大きいですね」という話が至る所で出ておりました。
3年前小倉のミッドナイトF1で優勝した北津留選手は副賞のゴールドバー400グラムを手にして、今も保持していればとんでもない価格になっているわけですが、今回の武雄ミッドでもその北津留選手が登場。200万円分の商品券を手にするチャンスがあるのは、北津留選手に限らず、選手にとっては凄くモチベーションにもなるでしょうね。
私も普段からお世話になっているこのオッズパークコラムですが、年間回収率1位の方には商品券200万とはとても言えないですが、10万円…いや1万円でいいんです!
どうか、どうかご検討いただけないでしょうか。
なんて冗談はさておき笑、賞金だけでなく商品券も賭けた3日間の真夜中のバトル。楽しんでいきましょう。