島川が盤石
昨日同様の連係となる6久田と4島川。6久田はダッシュ強烈だし初日の動きを見ても、ここも別線の動きを見ながら先頭に立つシーンは作れそう。
こうなると自力ある4島川は初日同様余裕を持って捉えそう。ただ相手強化の一戦で6久田を庇いすぎると危ないシーンも。ここは地元で勝ち切る動きに期待して、相手はスジの3堤や捲ってくる1高久保あたりを。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 高久保雄介 | 100 | 京都 | 高久保雄介 100/京都 |
2 | 2 | 松坂 洋平 | 89 | 神奈 | 松坂 洋平 89/神奈 |
3 | 3 | 堤 洋 | 75 | 徳島 | 堤 洋 75/徳島 |
4 | 4 | 島川 将貴 | 109 | 徳島 | 島川 将貴 109/徳島 |
5 | 5 | 松田 治之 | 73 | 大阪 | 松田 治之 73/大阪 |
6 | 6 | 久田 裕也 | 117 | 徳島 | 久田 裕也 117/徳島 |
7 | 照井 拓成 | 115 | 岩手 | 照井 拓成 115/岩手 |
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誘導 | 小川 圭二 | 小川 圭二 |
大混戦も軸は鈴木で
2鈴木-4佐藤というヨコのイメージが強烈にある2人のタッグ。
タテの3中川は5林の番手をスンナリと回れるかどうか。近況は自力主体に戦っている2鈴木だが、初日の動きを見ているとやはり自在力も高い。
ここは5林の主導権の3番手もしくは番手を狙っていくところで軸に。
人気するのであれば3中川は思い切って切りたい。初日展開向いた6土生も仕掛けていけば1西村が伸びるところも。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 西村 光太 | 96 | 三重 | 西村 光太 96/三重 |
2 | 2 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
3 | 3 | 中川誠一郎 | 85 | 熊本 | 中川誠一郎 85/熊本 |
4 | 4 | 佐藤 礼文 | 115 | 茨城 | 佐藤 礼文 115/茨城 |
5 | 5 | 林 大悟 | 109 | 福岡 | 林 大悟 109/福岡 |
6 | 6 | 土生 敦弘 | 117 | 大阪 | 土生 敦弘 117/大阪 |
7 | 棚橋 勉 | 96 | 岡山 | 棚橋 勉 96/岡山 |
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誘導 | 原田研太朗 | 原田研太朗 |
新田が仁王立ち
自力でも大本命の1新田が6大川の番手があるなら負けられない。
6大川の初日インに包まれるような動きがあったことだけは心配だが、ここは細切れで主導権を取れそうだし最後は自力含みで1新田が抜け出す。
相手は初日好走の7坂田と動き良い3金子を狙いたい。5晝田は近況調子落ちに見える。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
2 | 2 | 渡部 哲男 | 84 | 愛媛 | 渡部 哲男 84/愛媛 |
3 | 3 | 金子 幸央 | 101 | 栃木 | 金子 幸央 101/栃木 |
4 | 4 | 磯田 旭 | 96 | 栃木 | 磯田 旭 96/栃木 |
5 | 5 | 晝田宗一郎 | 115 | 岡山 | 晝田宗一郎 115/岡山 |
6 | 6 | 大川 剛 | 121 | 青森 | 大川 剛 121/青森 |
7 | 坂田 康季 | 121 | 佐賀 | 坂田 康季 121/佐賀 |
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誘導 | 北村 信明 | 北村 信明 |
物事に取り組む過程においてメンタルはすごく大切ですよね。
絶対にやるぞ、という強い気持ちがないと、仮に実力があっても途中で挫折してしまう恐れもありますし、集中力が続かなくなることもあります。
でも人間なので、いつどんな時でも前向きな気持ちでいられるわけではありません。
そしてそんな中でも仕事はしていかなければいけません。そんな状況での仕事は本当に辛いものがあります。
今回登場している児玉碧衣選手は「心のスイッチが入らない状態」ということを前検日に明かしています。
もう選手を辞めようと思うほど悩んでいた中での静岡グランプリでの多くのファンの声援でもう一度気持ちを奮い立たせたという話もしていただけに、今の児玉選手のメンタルは凄く心配です。
ただ、そんな中でもレースを見ると連日力強い捲りを放っての連勝。
心の中は葛藤があったり後ろ向きだったり、そんな状況なのかもしれません。
それでもそれを感じさせない走りでしっかりとファンの期待に応えているあたりが女王たる所以なのだと思います。
今日は同じく連勝の太田りゆ選手との連勝対決。
ここで太田選手に絶対に勝ってやる、という気持ちではないのかもしれませんが、走る以上はファンの期待を集める児玉選手の決勝戦での戦いをしっかりと目に焼き付けたいと思います。
車券も同じくメンタルなので、揺るがない気持ちで穴を狙っていきます。ではよろしくお願いします。
大川のペース駆け
2日目は新田を連れてしっかりと駆けた5大川。新田の援護があったにせよ4着に粘った内容は評価できる。ここは別線に強力な同型は不在で自分のペースで先行できるのでは。
番手の3杉本が無風なら伸び良く差し切りまで。特選タッグの2高久保-1西村の出方も気になり、番手勝負まで。いずれにしても5大川の粘り脚から狙いたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 西村 光太 | 96 | 三重 | 西村 光太 96/三重 |
2 | 2 | 高久保雄介 | 100 | 京都 | 高久保雄介 100/京都 |
3 | 3 | 杉本 正隆 | 96 | 茨城 | 杉本 正隆 96/茨城 |
4 | 4 | 磯田 旭 | 96 | 栃木 | 磯田 旭 96/栃木 |
5 | 5 | 大川 剛 | 121 | 青森 | 大川 剛 121/青森 |
6 | 6 | 棚橋 勉 | 96 | 岡山 | 棚橋 勉 96/岡山 |
7 | 畝木 聖 | 117 | 岡山 | 畝木 聖 117/岡山 |
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誘導 | 北村 信明 | 北村 信明 |
太田の破壊力は抜群で
冒頭に書いたように1太田と2児玉の連勝対決なのだが、充実している1太田の捲りの力は抜けているのでは。
時折ある取りこぼしだけは怖いのだが、ここは自分のタイミングで自力発動で勝ち切るところに、相手として2日目ピッタリとマークしていた4豊田は狙い目。
2児玉とのワンツーはかなり人気すると思われるので、あえて切る。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 太田 りゆ | 112 | 埼玉 | 太田 りゆ 112/埼玉 |
2 | 2 | 児玉 碧衣 | 108 | 福岡 | 児玉 碧衣 108/福岡 |
3 | 3 | 松井 優佳 | 124 | 大阪 | 松井 優佳 124/大阪 |
4 | 4 | 豊田 美香 | 126 | 徳島 | 豊田 美香 126/徳島 |
5 | 5 | 石井 貴子 | 104 | 東京 | 石井 貴子 104/東京 |
6 | 6 | 藤原 春陽 | 122 | 徳島 | 藤原 春陽 122/徳島 |
7 | 安東 莉奈 | 122 | 大分 | 安東 莉奈 122/大分 |
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誘導 | 小川 圭二 | 小川 圭二 |
地元作戦で島川
今回2日間ワンツーが決まっている地元コンビ、7久田のダッシュ力は流石だし、絡まれない場合の6島川のタテは強力。
ここも一気のカマシで7久田が主導権を奪っての6島川の番手発進で。連日持ち味を発揮している2鈴木は場合によっては飛び付きもあるかもしれないが、ここは徳島を出して3番手を確保しての勝負が基本と見た。1新田の力は断然も後方に置かれたりインに包まれるリスクを考えると頭ではなく2-3着で狙いたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
2 | 2 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
3 | 3 | 松坂 洋平 | 89 | 神奈 | 松坂 洋平 89/神奈 |
4 | 4 | 金子 幸央 | 101 | 栃木 | 金子 幸央 101/栃木 |
5 | 5 | 佐藤 礼文 | 115 | 茨城 | 佐藤 礼文 115/茨城 |
6 | 6 | 島川 将貴 | 109 | 徳島 | 島川 将貴 109/徳島 |
7 | 久田 裕也 | 117 | 徳島 | 久田 裕也 117/徳島 |
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誘導 | 原田研太朗 | 原田研太朗 |
2022年に一般企業から脱サラし、公営競技実況アナウンサーの世界へ飛び込む。
出身である別府競輪を主戦場に飯塚オートなど幅広く活躍中。予想は本命を避け敢えて穴を狙いにいくスタイルで、高配当を仕留める!
「同じ負けるにしても良い負け方ってあるじゃないですか」
この言葉は、とある解説者と仕事をした際にその方が仰っていた台詞です。
今回の小松島のミッドナイトG3。
125期で最初と2番目にS級特別昇級を決めた森田一郎選手と阿部英斗選手が登場しているんですよね。
7車で勝ち進んできた若手で人気もしていて、G3とは言え難なく予選突破はするのかなと思っていました。それがまさかの2人とも予選敗退。
森田選手に関しては腰の不安もあったようですが、ジャン過ぎのあたり、内をずっと見ていて外から来る坂田選手に全く気付いていませんでした。
私も思わず「いや外!外!外から来てるって!」と心の中で叫んでしまいました。結果的に坂田選手に叩かれて巻き返せず。
一方の阿部選手は塚本選手を叩こうとして1度目は叩けず、もう一度叩きに行って出切れましたが脚を使ったことで捲られての3着。
ここで冒頭の台詞なのですが、阿部選手はしっかりと仕掛けて自分の力を出し切っての良い負けで、森田選手は物凄く勿体無い、悔いの残る悪い負け方になってしまったと思うんです。2人ともデビューして1年経たずにこの舞台で走っているだけで本当に凄いことではあるのですが、最高峰の舞台では勝ちっぱなしというわけにはいきません。
言葉は悪いですが負けて当然、負けることの方が多い中で、どのような負け方をするかというところも今後の成長に繋がっていくんだろうなと感じます。
125期の2人の2日目以降の走りにも注目していきたいと思います。