スピードの寺崎VS地元の気合い
二次予選は後手に回るも11.0の快速捲りで前を飲み込んだ3寺崎。
ここも人気の中心になっていくだろう。
ただ、ここは初日特選同様に外枠からのスタート。
後ろ攻めから押さえて駆ける展開になるか、
または前から一度後方まで引いてからの巻き返しになりそうだ。
3寺崎の番手は四国の9香川。
仮に3寺崎が押さえ先行で7竹内が巻き返してきた際に
地元勢に対していつものように厳しい仕事が出来るかどうか。
キツいブロックがないのであれば、地元勢の仕掛けが決まりやすくなるだろうし、
広島勢が初手中団で、3寺崎が前受けならば
2松坂が切った上を7竹内が押さえて先行しやすくなる。
7竹内の先行ならば番手で1大川が仕事を見せるだろう。
町田は敗退したが、松浦の為にも一人でも多く地元勢から勝ち上がりたいところ。
7竹内-1大川の折り返しを本線にし、
3寺崎と1大川の組み合わせを対抗に置く。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 大川 龍二 | 91 | 広島 | 大川 龍二 91/広島 |
2 | 2 | 松坂 洋平 | 89 | 神奈 | 松坂 洋平 89/神奈 |
3 | 3 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 寺崎 浩平 117/福井 |
4 | 4 | 田中 晴基 | 90 | 千葉 | 田中 晴基 90/千葉 |
5 | 山形 一気 | 96 | 徳島 | 山形 一気 96/徳島 |
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5 | 6 | 山田 敦也 | 88 | 北海 | 山田 敦也 88/北海 |
7 | 竹内 翼 | 109 | 広島 | 竹内 翼 109/広島 |
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6 | 8 | 吉永 好宏 | 80 | 広島 | 吉永 好宏 80/広島 |
9 | 香川 雄介 | 76 | 香川 | 香川 雄介 76/香川 |
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誘導 | 櫻井 宏智 | 櫻井 宏智 |
坂井の先行に乗り鈴木が捉える。
前場所に高松記念は二次予選で敗れ途中欠場となった1坂井だが、
今節はきっちりと修正してきた。
2日目も後手に回らされるも、全く焦ることなく冷静に捲りで決着をつけた。
初日長い距離を踏んだ7原田もいるが徹底先行タイプは不在。
今年に入り、捲りの瞬発力に加え航続距離も伸びている印象のある1坂井が早めの先行策も視野に入れての組み立てとなってくるのではないか。
爆発力のある7原田だが、1坂井が駆けた時には後手に回っている可能性が高い。
4才迫も勝ち上がりがかかるため、中団から早めに踏むことはないだろうし、
そうなれば7原田が不発のパターンも考えられる。
1坂井先行とみて番手8鈴木の差し目のみで勝負する。
高配当は8鈴木から1坂井の挟み車券。
京王閣記念の二次予選、1坂井の挟みで2着を流さずに勝負してしまい6万円を取り逃した反省を活かし
この場合は2着は全で流しておく。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
2 | 2 | 山下 一輝 | 96 | 山口 | 山下 一輝 96/山口 |
3 | 3 | 阿部 大樹 | 94 | 埼玉 | 阿部 大樹 94/埼玉 |
4 | 4 | 才迫 開 | 101 | 広島 | 才迫 開 101/広島 |
5 | 久米 良 | 96 | 徳島 | 久米 良 96/徳島 |
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5 | 6 | 藤井 昭吾 | 99 | 滋賀 | 藤井 昭吾 99/滋賀 |
7 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
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6 | 8 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
9 | 湊 聖二 | 86 | 徳島 | 湊 聖二 86/徳島 |
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誘導 | 西岡 拓朗 | 西岡 拓朗 |
番手戦なら松浦不動。
勝ち上がりのインタビューを聞いても絶好調とは言い難い5松浦。
車券を買うファンのことを考えて調子の良し悪しや戦法について
コメントしてくれるのが5松浦の有難いところ。
ただ、ここは地元記念。
グランプリを控えるにも関わらず5松浦が広島記念を走ると意味というのは
5松浦だけではなく、前を走る1犬伏としても伝わるものがあるだろう。
徹底先行タイプの4笠松が相手で、脚を使うようであれば
待ってましたと捲ってくる9石塚もいるので一筋縄ではいかないかもしれないが
前受けから突っ張り先行も視野に入れて1犬伏が駆けるとみて
番手の5松浦の1着固定で狙う。
押さえは5松浦から別線へ。
防府記念の清水をみても分かるが、
地元記念でエースにかかる重圧は相当なもの。
本来の仕上がりであれば5松浦が読み違えることは無いに等しいが
100パーセントの状態でなく、勝たなければというプレッシャーがのしかかった時に
1犬伏を残し切れない可能性もある。
穴は9石塚。
今年25勝をマークしているが、
そのうちの12勝が10月以降と
ここにきて勝ち星を量産中だ。
9石塚としても年明けの地元記念に弾みをつけたいところ。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
2 | 2 | 坂口 晃輔 | 95 | 三重 | 坂口 晃輔 95/三重 |
3 | 3 | 池田 良 | 91 | 広島 | 池田 良 91/広島 |
4 | 4 | 笠松 将太 | 100 | 埼玉 | 笠松 将太 100/埼玉 |
5 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
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5 | 6 | 小林 圭介 | 83 | 茨城 | 小林 圭介 83/茨城 |
7 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
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6 | 8 | 神山雄一郎 | 61 | 栃木 | 神山雄一郎 61/栃木 |
9 | 石塚輪太郎 | 105 | 和歌 | 石塚輪太郎 105/和歌 |
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誘導 | 吉本 哲郎 | 吉本 哲郎 |
人生風見鶏。
長い物には巻かれよ精神が信条の僕ですが、
男には戦わなければならない時があるんです。
本当はこんなことは言いたくないんです。
でも、今日だけは言っておかないと。
どりあんずの平井さん。
昨日の予想コラム拝読させていただきました。
すっ、すみません。
「広島焼き」はまずいっす。
広島県民が言われて怒る言葉ナンバーワンといっても過言ではないのが
「広島焼き」
大津個人の意見ではないんです。
広島人の思いなんです。
中経出版さんから出ている「広島ルール」という本の帯にも
「広島風は許さない。広島焼きはもっと許されない」と書かれているくらいなんです。
本当は言わないでおこうと思ったのですが、
平井さんが松浦選手や町田選手にインタビューした際に
「広島焼きおいしいですよね。」
「んっ?広島焼き?」とかなって変なムードになったら嫌じゃないですか。
どりあんずさんなんて影響力の塊なので
平井さんの文章を読んだ方が広島に行って
「広島焼きください。」
「おどりゃあ、何を言うとるんなら。」なんて
仁義なき戦いみたいなドンパチが始まってしまう可能性だってあるんです。
こうなったら安田光義さんや細川貴史さん、
佐古雅俊さんでも事を収めることができません。
ただ、お好み焼きを食べながらレースを観戦してくださる平井さんの姿勢。
さすがでございます。
お好み焼きはめちゃくちゃ身体に良いのです。
あまり知られてはいないかもしれませんが
オタフクソースはマヨネーズやフレンチドレッシングの1/6のカロリーで
塩分は薄口醤油の半分、
ソース自体はノンオイルと超ヘルシー。
お好み焼きを食べているから元気だと
オタフクソースの佐々木茂喜さんがカンブリア宮殿に出演された時にお話されてらっしゃいました。
だからぜひ広島に来てお好みを食べてください。
松浦さんや町田さんおすすめのお好み焼きの中にご飯が入っているお店も競輪場近くにありますから。
すみません。
熱くなりすぎました。
お好みのことで熱くなれるなんて僕の中にもまだ広島が残っとんすねぇ。
よし、この調子で予想も頑張ります。
今年の借りは今年の内に。
2山田、3鈴木、8坂本を軸にラインは変則的に3つに分かれていきそう。
ここは2山田の先行と読む。
2山田と8坂本は今年のウィナーズカップで対戦しており、
その時は8坂本が主導権を握っての北日本勢の上位独占。
2山田は後手に回り、なにも出来ずに終わってしまった。
その時のリベンジを今年中に果たすチャンスが巡ってきた。
ここは地元4西田が2山田ラインの4番手を固めるだけに
気持ちもより強くなることだろう。
巧者7坂口が別線を警戒しつつ、最後は抜け出すところを本線とみた。
穴は8坂本の一発。
3鈴木がゲリラ戦に出た時に溜めて前団を飲み込む。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 湊 聖二 | 86 | 徳島 | 湊 聖二 86/徳島 |
2 | 2 | 山田 諒 | 113 | 岐阜 | 山田 諒 113/岐阜 |
3 | 3 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
4 | 4 | 西田 雅志 | 82 | 広島 | 西田 雅志 82/広島 |
5 | 青森 伸也 | 87 | 福島 | 青森 伸也 87/福島 |
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5 | 6 | 小林 圭介 | 83 | 茨城 | 小林 圭介 83/茨城 |
7 | 坂口 晃輔 | 95 | 三重 | 坂口 晃輔 95/三重 |
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6 | 8 | 坂本 周作 | 105 | 青森 | 坂本 周作 105/青森 |
9 | 川津 悠揮 | 96 | 北海 | 川津 悠揮 96/北海 |
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誘導 | 櫻井 宏智 | 櫻井 宏智 |
あるぞ、金ヶ江の3連発。
ライン細かく分かれていきそうな4分戦。
積極的に動いていきそうなのは8藤井だが、
昨日ゴール後に落車のアクシデントに見舞われた。
多少なりとも割引が必要で、
8藤井の先行が掛からないのであればマーク3椎木尾も共倒れの可能性がある。
地の利は2大川だが今節は連日マーク戦で、
前回りになった時の評価が難しい。
その中で気配良く動けているのが6金ヶ江。
今シリーズはここまで捲りで2勝をマーク。
競走得点はメンバー下位だが、
今節は点数以上の動きを見せている。
ライン3車と厚みがあるし、
1渡邉が最内枠というのも好都合だ。
マーク4中村との折り返しを狙う。
別線は2大川から。
前々確保からの1発で決勝の松浦に弾みをつける。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
2 | 2 | 大川 龍二 | 91 | 広島 | 大川 龍二 91/広島 |
3 | 3 | 椎木尾拓哉 | 93 | 和歌 | 椎木尾拓哉 93/和歌 |
4 | 4 | 中村 圭志 | 86 | 熊本 | 中村 圭志 86/熊本 |
5 | 香川 雄介 | 76 | 香川 | 香川 雄介 76/香川 |
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5 | 6 | 金ヶ江勇気 | 111 | 佐賀 | 金ヶ江勇気 111/佐賀 |
7 | 伏見 俊昭 | 75 | 福島 | 伏見 俊昭 75/福島 |
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6 | 8 | 藤井 昭吾 | 99 | 滋賀 | 藤井 昭吾 99/滋賀 |
9 | 松坂 洋平 | 89 | 神奈 | 松坂 洋平 89/神奈 |
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誘導 | 西岡 拓朗 | 西岡 拓朗 |
松浦が「がががが がむしゃら」に。
2坂井に、4原田、5寺崎、7犬伏と
カープ鳥のメニューに加えても良いくらいの豪華メンバーになった広島決戦。
YGPを控えた5寺崎と7犬伏の対決も見ものだが、
なんといっても主役は1松浦。
大規模改修の為、約2年間本場開催がなくなる広島競輪場。
ファンの前で最後は1松浦が応えるシーンを焼き付けたい。
目の前の一試合一試合を勝つために全力で戦うという意味が込められた
広島東洋カープのスローガン。
「がががが がむしゃら」
スピード自慢揃いの決勝戦だが、
細切れ戦はより1松浦の立ち回りのうまさが光るはず。
地の利、枠の利に加え、何よりファンの声援が1松浦の背中を押してくれる。
相手筆頭はマーク6山田。
連日難しいメンバー構成ながら的確な位置取りで勝ち上がってきた。
1松浦から筋違いが人気になるようであれば積極的に狙ってみたい。
穴は5寺崎を目標にする9石塚。
9石塚も記念初制覇の可能性も十分ある。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
2 | 2 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
3 | 3 | 久米 良 | 96 | 徳島 | 久米 良 96/徳島 |
4 | 4 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
5 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 寺崎 浩平 117/福井 |
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5 | 6 | 山田 敦也 | 88 | 北海 | 山田 敦也 88/北海 |
7 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
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6 | 8 | 田中 晴基 | 90 | 千葉 | 田中 晴基 90/千葉 |
9 | 石塚輪太郎 | 105 | 和歌 | 石塚輪太郎 105/和歌 |
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誘導 | 吉本 哲郎 | 吉本 哲郎 |
広島出身でカープを誰よりも愛するのにメガネは白か黒。オッズパークLIVEでおなじみのアンダーパー藤原氏と双子じゃないか?という噂もあるくらい瓜二つ。特技は3連複5車ボックスで外すこと。ちなみに本業は実況アナウンサー
いやぁ、ありがたいですね。
今年も無事に広島記念が開催されましたよ。
広島県民の僕としても本当に一安心です。
グランプリに出場する松浦選手まで走ってくださるんですから。
それにしても皆さん仰るように
競輪って色々なところに魅力が詰まってますよね。
なんて、M-1グランプリ2003のアンタッチャブルさんの漫才の入りみたいになってしまいました。
まぁ、アンタッチャブルさんがCMをされてるオッズパークさんですし、
M-1グランプリの時期も近付いてきてるので少しだけ優しい目で見てください。
のっけから変な書き出しになってしまいましたが競輪とは本当に様々なところにドラマがあるなぁと。
オッズパークさんでもおなじみの桜井奈津さんはスタート牽制が入って、
誘導員を追わされた時に自力型の選手が少しでも脚を使わないように、
ラインの2番手3番手の選手が誘導を追いかける時に愛を感じると言っていました。
いやぁ、めっちゃ分かります。
ナイス桜井ポイントです。
そんな中、本日の大津尚之魅力ポイントは
2次予選の8レース。
勝負所で動いた小林選手に対して地元の町田選手が突っ張りました。
この時に2番手の大川選手は続いたのですが、
3番手の畝木選手が口が空いてしまい関東勢に入られてしまいました。
地元勢ピンチとなったところで、
6番手から口が空いた畝木選手がもう一度3番手に追い上げてきたんです。
ここなんです!
競輪って良いなポイント。
ベテランでいうと奈良の大井選手とかが魅せてくれるのですが、
この追い上げが好きなんです。
そら、お客さんからすると
そもそもちゃんと付いて行ってよって話しなんですが、
離れた時に無抵抗で下がるよりも、
そこから懸命にもう一度追い上げる姿に必死さを感じるんです。
失敗なんて誰でもするわけで、
その失敗した時に直ぐに諦めてしまうのか、
それとももう一度戦うのか。
結果的にラインで上手く決まらなかったのですが、
競輪選手ってカッコいいなと思う瞬間でした。
残念ながら現地には行けませんが
画面越しに広島の風を感じたいと思います。