島川の一発に大きな魅力
今節、捲りの破壊力が冴え渡っている1島川。特に初日7番手から、あれだけ波を作られたにも関わらず前団を飲み込んでしまった勢いを評価したい。2日目もしっかりレースが見えているといった動きで1着と心身の歯車が完全に噛み合っている印象。ただ、怖いのは後手に回って不発になるケース。ここ、9野原も大事に組み立ててくるだろうし、6三登も地元記念で勝ちたい気持ちが強いだろう。そんな見合って見合っての展開で1島川がカマせればいいのだが、その展開を見過ぎてしまった時には不発ということも考えられる。軸は1島川だが、不発の場合は抜け目のない2阿部の一撃を。とにかく、1島川か2阿部か、どちらかに流れが向くのでは?とみて勝負する。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 島川 将貴 | 109 | 徳島 | 島川 将貴 109/徳島 |
2 | 2 | 阿部 拓真 | 107 | 宮城 | 阿部 拓真 107/宮城 |
3 | 3 | 村上 博幸 | 86 | 京都 | 村上 博幸 86/京都 |
4 | 4 | 黒田 淳 | 97 | 岡山 | 黒田 淳 97/岡山 |
5 | 山中 貴雄 | 90 | 高知 | 山中 貴雄 90/高知 |
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5 | 6 | 三登 誉哲 | 100 | 広島 | 三登 誉哲 100/広島 |
7 | 友定 祐己 | 82 | 岡山 | 友定 祐己 82/岡山 |
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6 | 8 | 高橋 陽介 | 89 | 青森 | 高橋 陽介 89/青森 |
9 | 野原 雅也 | 103 | 福井 | 野原 雅也 103/福井 |
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誘導 | 木村 幸希 | 木村 幸希 |
伊藤颯の先行力に!
どちらかというと器用なイメージでここまで上がってきた9伊藤颯だが、今節に限っては泥臭くガムシャラにというレースが2日間続いている。相手は5根田だが、この2日間の走りを見ていると、9伊藤が臆することなく主導権を握っていくのでは、と見ている。となると、流れは3大坪に、初日、伊藤をしっかり捉えているのは捉えているので、西日本が先手なら確定板の可能性は高いのでは?と読んで勝負する。狙いは3大坪の2,3着。あとは、9伊藤が粘り込むところも絡めていくが、やはり一発のある選手を頭には据えておきたい。後方からでも飛んでくる5根田、あとは中団を確保していたときの2阿竹。更に1和田あたりか。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
2 | 2 | 阿竹 智史 | 90 | 徳島 | 阿竹 智史 90/徳島 |
3 | 3 | 大坪 功一 | 81 | 福岡 | 大坪 功一 81/福岡 |
4 | 4 | 児玉慎一郎 | 76 | 香川 | 児玉慎一郎 76/香川 |
5 | 根田 空史 | 94 | 千葉 | 根田 空史 94/千葉 |
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5 | 6 | 三宅 伸 | 64 | 岡山 | 三宅 伸 64/岡山 |
7 | 近藤 保 | 95 | 千葉 | 近藤 保 95/千葉 |
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6 | 8 | 西岡 拓朗 | 97 | 広島 | 西岡 拓朗 97/広島 |
9 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | 伊藤 颯馬 115/沖縄 |
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誘導 | 才迫 開 | 才迫 開 |
ここは松浦で文句なし!!だが…
冒頭にも書いたように、完全にいい時の5松浦が帰ってきた。加えて、前をつとめるのは1町田。鬼に金棒という状況で、負けるパターンが考えられないといった感じ。さすがに地元で、グランプリを控えた選手に競りこむというのも難しい部分もあるし、4角絶好で車間を大きく斬りながら5松浦が回ってくる可能性はかなり高いだろう。もう、相当な激安オッズになりそうだが、広島トリオ、それも5松浦-1町田の車券は押さえておかなければいけない。ただ、5松浦が1町田を残そうと、大きく車間を斬った時に1町田は残りそうだが、3番手の7池田がちょっと突っかかり気味になってその後ろに食われる可能性は十分に考えられる。広島トリオで決まったら仕方ない、の心境で、3着で少し、ほんの少しだけ付きそうなところを狙いたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
2 | 2 | 飯野 祐太 | 90 | 福島 | 飯野 祐太 90/福島 |
3 | 3 | 合志 正臣 | 81 | 熊本 | 合志 正臣 81/熊本 |
4 | 4 | 坂本 亮馬 | 90 | 福岡 | 坂本 亮馬 90/福岡 |
5 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
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5 | 6 | 藤原 憲征 | 85 | 新潟 | 藤原 憲征 85/新潟 |
7 | 池田 良 | 91 | 広島 | 池田 良 91/広島 |
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6 | 8 | 菊地 圭尚 | 89 | 北海 | 菊地 圭尚 89/北海 |
9 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
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誘導 | 前反祐一郎 | 前反祐一郎 |
広島記念3日目の10レース
3連単阿部選手アタマの車券、押さえました。
2からの2着が1.3.5。そして3着が1.3.5.6.9。
で、結果が2-6-9で、配当が44万2130円という…
嗚呼、何で三登選手の2着が…ないんや!
ワシは先月佐世保で三登選手とじっくり話し込んで、フレームが超抜やと!聞いてたんですよ。いや、後だしジャンケンだと笑ってもらって結構です。確か、愛媛の日野選手でしたよ。日野選手から借りたフレームがこれまでになく、バッチリ合っていて、人生最大のセッティングが決まったんだと。もう、このフレーム、日野選手から買い取るしかないですね。いくらやったら売ってもらえるんやろー?と、そこまで聞いていたにも関わらず…
44万、またしても取り逃がしてしまいました。
もう、何回やれば気が済むんでしょう。
孔子はこう言いました。
過ちて改めざる是を過ちという
失敗は誰でもする…しかし、本当の失敗はその失敗を改めず繰り返すことだ!
という意味だそうで…
孔子さん、お恥ずかしい話ですが
ワシ、何回も何回も何回も
本当の失敗をしまくっています!
どうすればいいのでしょうか?
おまけに、次の11レースは、大坪選手を軸にしていたにも関わらず、軸の選手をアタマではなく2,3着に固定するという愚行を犯した結果、大坪選手アタマで入ってしまい、スカ。
そして、最終レースは広島トリオで決まったら仕方ないと言いながら、そこを敢えて外して、結果、広島トリオで決まってしまうという。
もう、アホです。真性のアホです。
壁にアタマを打ち付けて、脳みそをシャッフルし、右脳と左脳を入れ替えて、前頭葉を後頭部にもってくる、くらいの荒療治をしなければ、きっと改善することはないでしょう。
本当に自分で自分に嫌気がさしました。
自分のことを自分が信じれなくてどーするんだ!と言われるかもしれませんが…
こんなん信じられる訳ないやないか!
アホンダラアホンダラアホンダラ!!
と、完全なるヤサグレモードに入ってしまいました!しかし!私は、おとといお話させていただいた近藤幸徳さんの言葉
「生きていれば、また何かいいことがある、きっとあるはずだから」
を胸に本日も満身創痍の体にムチを打ち、予想に取り組んでいきたいと思います。
DREAMS COME TRUEはこう歌います。
「10000回ダメでヘトヘトになっても、10001回目は何か、変わるかも知れない」と。
次が、次こそが、ドリカムの言う
10001回目になりますように…
スンナリなら筒井だがもしかすると…
中四国が4人の結束とかなりの数的なアドバンテージを得た10R。何が何でも先行というタイプではない5片岡だが、この構成ならしっかり主導権を握ってという流れになる可能性は高い。そうなれば展開はやはり2筒井に向いてくる。2筒井自体の調子も悪くなさそうだし、まずはキッチリと直線で抜け出すところは押さえておきたい。ただ、足場のない1村上あたりが流れの中では強気に番手勝負!ということも、ないとは言い切れないような…その場合も少しだけ頭に入れて考えたい。本線は2筒井からスジの車券になってくるが、もつれた時限定で、3飯野の一発と7菊池の強襲、そして5片岡の前残りの車券を狙いたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 村上 博幸 | 86 | 京都 | 村上 博幸 86/京都 |
2 | 2 | 筒井 敦史 | 85 | 岡山 | 筒井 敦史 85/岡山 |
3 | 3 | 飯野 祐太 | 90 | 福島 | 飯野 祐太 90/福島 |
4 | 4 | 江守 昇 | 73 | 千葉 | 江守 昇 73/千葉 |
5 | 片岡 迪之 | 93 | 岡山 | 片岡 迪之 93/岡山 |
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5 | 6 | 福島 栄一 | 93 | 香川 | 福島 栄一 93/香川 |
7 | 菊池竣太朗 | 111 | 静岡 | 菊池竣太朗 111/静岡 |
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6 | 8 | 西岡 拓朗 | 97 | 広島 | 西岡 拓朗 97/広島 |
9 | 五日市 誠 | 89 | 青森 | 五日市 誠 89/青森 |
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誘導 | 才迫 開 | 才迫 開 |
番手もつれる展開なら
1根田の後ろが大渋滞になりそうな11R。この構成なら余程の事がない限り1根田が押し切るレースになるのでは。ただ、問題は相手探し、競り合っている2友定と5高橋というよりは、もつれて後ろが離れた時の3菊地。そして、勝負所でうまく8池田が追い上げて位置を確保というところに期待したい。どうしても後ろの並走が、内に3人、外に3人みたいな形になると、競り合いの決着がついても3番手に入るスペースを確保できる可能性は低く、なおかつ、1根田の後ろなので競り合いながら離れてしまう恐れもあり、2友定と5高橋を買うのは難しい状況だと考える。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 根田 空史 | 94 | 千葉 | 根田 空史 94/千葉 |
2 | 2 | 友定 祐己 | 82 | 岡山 | 友定 祐己 82/岡山 |
3 | 3 | 菊地 圭尚 | 89 | 北海 | 菊地 圭尚 89/北海 |
4 | 4 | 藤原 憲征 | 85 | 新潟 | 藤原 憲征 85/新潟 |
5 | 高橋 陽介 | 89 | 青森 | 高橋 陽介 89/青森 |
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5 | 6 | 山田 敦也 | 88 | 北海 | 山田 敦也 88/北海 |
7 | 児玉慎一郎 | 76 | 香川 | 児玉慎一郎 76/香川 |
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6 | 8 | 池田 勇人 | 90 | 埼玉 | 池田 勇人 90/埼玉 |
9 | 室井 健一 | 69 | 徳島 | 室井 健一 69/徳島 |
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誘導 | 木村 幸希 | 木村 幸希 |
すっきり勝ってグランプリへ!!松浦の独壇場だ!
準決勝に続いて9町田を得た2松浦。昨日の完璧な走りを見ても主役の座は揺るぎそうにない。すんなり広島勢が出切ってしまえば、その時点で勝負は決まった、というレースになるだろう。問題は2松浦がどこまで9町田を残し切れるかどうかだが、そのあたりはとにかく3野原次第。3野原がとにかく地元勢の好きにはさせない、と気迫の攻めを見せた時に限っては9町田の末が甘くなる可能性が視野に入ってくる。その時に面白いのは3番手の8池田よりも4番手6三登のタテ脚。たとえスンナリのケースでも、2松浦から6三登の車券だと結構付きそうな気もするので、本線はかなり厚めに押さえつつ、6三登への絡みは考えておきたい。あと、可能性は低いが、流れの中で引けなくなって、3野原が2松浦のところに飛び付いてしまうケース。2松浦の場合飛びつかれても少し外を走るのと、9町田もそのあたりは考えて仕掛けそうなので最終的には番手というより、3番手のタイミングになりそうだが、その時の車券は押さえておきたい。とにかくここは2松浦軸でやむなし、というレースだろう。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
2 | 2 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
3 | 3 | 野原 雅也 | 103 | 福井 | 野原 雅也 103/福井 |
4 | 4 | 大坪 功一 | 81 | 福岡 | 大坪 功一 81/福岡 |
5 | 阿部 拓真 | 107 | 宮城 | 阿部 拓真 107/宮城 |
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5 | 6 | 三登 誉哲 | 100 | 広島 | 三登 誉哲 100/広島 |
7 | 阿竹 智史 | 90 | 徳島 | 阿竹 智史 90/徳島 |
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6 | 8 | 池田 良 | 91 | 広島 | 池田 良 91/広島 |
9 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
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誘導 | 前反祐一郎 | 前反祐一郎 |
1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
競輪グランプリの優勝賞金はご存知の通り1億円。ちなみに9着でも賞金は569万円だそうです。
一方、GIIIはというと・・・優勝賞金は現在381万円となっています。
4日間走り続けて、頂点に立った時の381万と
一発勝負で、完走さえすれば最低でも569万。
もし私に今、グランプリの権利があったとしたら・・・
「20日後に1億を獲得できるかどうかは、ワシの体次第っちゅうことやな。つまり、ワシのボディには1億の可能性が秘められとる訳で、この1億のボディに今!今の段階で傷つけることだけは絶対にあかん!あかんのやぁぁ!信号渡るときは右見て左見て、横断歩道は手を上げて!えっ?車??車なんか免許あっても運転なんかするわけなかろうが!移動はハイヤー使えばええねん!ハイヤーを!だって1億の可能性を秘めたボディやぞ!!えっ、料理?そんなもん、包丁みたいな危ないもん、持つわけないやろが!割り箸すら割るの怖いわ!1億のボディ、1億の指に傷ついたら、ほんまに取り返しつかんことになるさかいになぁぁぁぁっ!」
となってしまうことでしょう!笑
いや、ならんか・・・
まぁ、何はともあれ
細心の注意を払いながら
日々を過ごさなければなりません!
となると、目先のGIII、優勝が381万。
グランプリに向けてのリスクと、広島記念で得られるリターンを天秤にかけると、ここは回避した方が懸命なのでは・・・
と、人間なら誰しも一度は考えるはず!
なんですが・・・
敢えて出場を決意した守澤選手。
まず、グランプリ直前にその選択をしたという判断に、一人の男として大きな拍手を送りたいですね。
しかし、初日に落車、そして骨折。
グランプリにもし仮に出場できたとしても手負いの状態であることは間違いないでしょう。
そして、松浦選手・・・
地元記念に俺が出ないわけにはいかんじゃけー!の責任感からくるものだと容易に想像できますが・・・まぁ、常々「人生、お金じゃないんです」と口にしているだけの事はありますね。
その松浦選手の強さが完全に戻ってきたのではないか、という2日間。
専門的なことは分かりませんが、私個人の印象では、上体が全く動かない、美しいフォームが甦り、かるーく踏んでいるように見えて自転車がどんどん進んでいく、今年前半の松浦選手が帰ってきたような気がしています。
広島記念はあと2日、まず、松浦選手の無事故を祈りつつ、1億の可能性を秘めたボディが見せる驚異的な強さを存分に味わいましょう。
えっ?私のボディの可能性??
グランプリは負け続けなので・・・マイナス18万ってとこですね!笑