岐阜バンクの鬼 山口拳矢。
ホームバンクは大垣だが、昨年の共同通信社杯GIIを制すなど、岐阜競輪場でのレースを得意としているのが1山口拳矢。
デビュー以来、特別競輪を含め優勝2回、準優勝1回と抜群の相性を誇る。それも全てS級戦での成績だ。
初日特選は番手を固めた村田が離れる不運があったものの、眞杉相手に早めに動く場面もあった。
そして二次予選では前受けから一度突っ張り上手く中団を確保。そこからスピード豊かに捲っていき、5志智とワンツーを決めた。
このメンバー構成で中部近畿ラインが唯一3車。
1山口が1番車なので初手も理想の位置が取りやすく、また位置取りで1山口とやり合ってという選手も見当たらない。
BK8番手という可能性は考えづらく、好位確保から捲りで仕留めるとみた。
ただ、この中近ラインに立ちはだかるのが7岩本。
どちらかといえばカマシ、捲りタイプだが、二次予選では押さえ先行で堂々と押し切り勝ち。
番手の岡村潤が最後は口が空いてしまうほどの先行をみせた。二次予選同様に早めに駆ければ番手は捌き巧者3佐藤。
1山口は捲り切ってしまうかもしれないが、中近ラインの上位独占は容易ではない。
この7岩本ラインを後手に回し、先に縦に踏みたいところ。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
2 | 2 | 池田 良 | 91 | 広島 | 池田 良 91/広島 |
3 | 3 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
4 | 4 | 芦澤 大輔 | 90 | 茨城 | 芦澤 大輔 90/茨城 |
5 | 志智 俊夫 | 70 | 岐阜 | 志智 俊夫 70/岐阜 |
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5 | 6 | 木村 幸希 | 109 | 広島 | 木村 幸希 109/広島 |
7 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
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6 | 8 | 河村 雅章 | 92 | 東京 | 河村 雅章 92/東京 |
9 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
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誘導 | 藤原 誠 | 藤原 誠 |
平原頭で文句なし。
連日さすが1平原という安定感ある走りを見せている1平原。初日同様に7眞杉マークの競走となった。
初日は山口の番手にはまったものの4着に敗れた7眞杉だが、レース後の1平原の助言もあってか2日目は別線を完封しマーク佐藤慎太郎相手に押し切りという力強いレースを披露した。
他ラインとしては、この7眞杉を後方に置き、4志田を先行させ中団を取るのが理想だろうが、今年4月前橋で対戦した時にも4志田を7眞杉が完璧に併せ切っているように無理やり仕掛けたとしても7眞杉が最終的には主導権を握るとみた。
そうなれば番手は1平原。きっちりと仕事をしつつ抜け出して無傷の3連勝で決勝進出を決める。
1平原の頭固定で相手も絞りつつ勝負したい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
2 | 2 | 岡村 潤 | 86 | 静岡 | 岡村 潤 86/静岡 |
3 | 3 | 高原 仁志 | 85 | 徳島 | 高原 仁志 85/徳島 |
4 | 4 | 志田 龍星 | 119 | 岐阜 | 志田 龍星 119/岐阜 |
5 | 大森 慶一 | 88 | 北海 | 大森 慶一 88/北海 |
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5 | 6 | 松本 貴治 | 111 | 愛媛 | 松本 貴治 111/愛媛 |
7 | 眞杉 匠 | 113 | 栃木 | 眞杉 匠 113/栃木 |
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6 | 8 | 不破 将登 | 94 | 岐阜 | 不破 将登 94/岐阜 |
9 | 山賀 雅仁 | 87 | 千葉 | 山賀 雅仁 87/千葉 |
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誘導 | 川口公太朗 | 川口公太朗 |
松浦-柏野でワンツー濃厚。
冒頭にも記したように2日目はアクシデントに見舞われた2松浦。再発走ではスタートを自重し後ろ攻めとなったが、その不利も自ら切り抜けて結果を残した。
準決勝戦は4分戦。細切れは苦にならないし、他の自力屋も縦型の選手が多いので2松浦からすると組し易いメンバーといえるのではないか。
近況なかなか2松浦とワンツーがない9柏野だが、これは2松浦が2番手で9柏野が3番手を固める場合が多いため。
2松浦が先頭で9柏野が2番手を固めるときの追走はしっかりしており、きっちりと2人で決まっているのでこの2人の1着2着から厚めに勝負をしたい。
ただ、この中で無理やり不安要素を探るとすれば2松浦の状態面か。発走直後の落車で昨日のレースを見ても全く問題はなさそうではあったが、落車は直後よりも次の日にダメージが出てくると他の選手から聞いたことがある。
その場合は二次予選で力強い走りを見せた九州勢7岩谷の一発を狙ってみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 中本 匠栄 | 97 | 熊本 | 中本 匠栄 97/熊本 |
2 | 2 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
3 | 3 | 谷口 遼平 | 103 | 三重 | 谷口 遼平 103/三重 |
4 | 4 | 川口 聖二 | 103 | 岐阜 | 川口 聖二 103/岐阜 |
5 | 大槻 寛徳 | 85 | 宮城 | 大槻 寛徳 85/宮城 |
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5 | 6 | 大西 健士 | 88 | 神奈 | 大西 健士 88/神奈 |
7 | 岩谷 拓磨 | 115 | 福岡 | 岩谷 拓磨 115/福岡 |
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6 | 8 | 坂本 紘規 | 117 | 青森 | 坂本 紘規 117/青森 |
9 | 柏野 智典 | 88 | 岡山 | 柏野 智典 88/岡山 |
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誘導 | 竹内 雄作 | 竹内 雄作 |
皆さん、お金って好きですか?
楽してお金を稼ぎたくないですか?
と、なんとも怪しい書き出しになってしまいました。
いやぁ、僕らの心強い味方がオッズパークさんのキャンペーンなのですが、
今回もやってくださいましたよ!
【条件達成でもれなく現金5,000円!】
長良川鵜飼カップ(GIII)3連単4レース的中キャンペーン
ご存じでしたか、このキャンペーン。
ざくっといえば9月3日・4日の岐阜記念で3連単を4レース以上的中させりゃあ
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これね、注目は「もれなく」ってことなんですよ。
抽選じゃない。
当たった人は全員に、ですよ。
なんと太っ腹なんでしょう。
ということで早速3日目に挑戦してやりました。
全レースを打ってしまうと、当たってもトリガミになることもあったので
2Rと6R、そして準決勝戦の3つ。
まずは2R
佐世保競輪でお世話になっている平尾昌也さんのご子息の一晃さん。
捲りで仕留めて大津的中。
幸先の良いスタート。
そして6R
犬伏さんの頭は間違いないだろうと。
頼む守谷さんまで付いていってください。
最終ホームで勝ち確。
なんと大津2連勝。
勝率100%
ここからが準決勝戦。
10R
河村選手が先行して岩本選手が3番手、山口選手が5番手。
意外なレース展開にはなりましたが、137のBOXも買っていたので無問題。
はい、僕も3連勝。
これで5000円キャンペーンにリーチ。
イージーだぜ、オッズパークさん。
だって、11Rは平原さんがいて
12Rは松浦さんですよ。
車券も当たって、そのうえ5000円ももらえるなんて簡単やわ~。
なんて余裕綽々で構えていたら
11R
1着 平原
2着 志田
3着 眞杉
12R
1着 大槻
2着 松浦
3着 川口
なんでやー。
もれなくもらえるはずなのに、
残り1Rを当てることが出来ず漏れてしまいました。
いや、まだチャンスは今日もある。
最終日こそ5000円キャンペーンいただきます!
柏野絡みで手広く。
このコラムの中で何度も触れたが
僕に過去最高の配当をもたらしてくれた5柏野さん。
ここも四国勢とはまとまらず単騎でのレースになった。
3松坂が逃げるのか、8松本が逃げるのかなんとも難しいレースだが、
外枠の南関東勢が後ろから押さえて、
そこに切り替える5柏野と近畿コンビ。
前受けの8松本がジャンでは7番手に下げ切る展開と読む。
7村田ないし8松本の仕掛けを止めに行った9佐藤の隙を逃さずに
5柏野が最後はコースを見つけて突っ込んでくるとみた。
5柏野の絡みから広く狙ってみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
2 | 2 | 福島 武士 | 96 | 香川 | 福島 武士 96/香川 |
3 | 3 | 松坂 洋平 | 89 | 神奈 | 松坂 洋平 89/神奈 |
4 | 4 | 室井 健一 | 69 | 徳島 | 室井 健一 69/徳島 |
5 | 柏野 智典 | 88 | 岡山 | 柏野 智典 88/岡山 |
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5 | 6 | 大西 健士 | 88 | 神奈 | 大西 健士 88/神奈 |
7 | 村田 雅一 | 90 | 兵庫 | 村田 雅一 90/兵庫 |
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6 | 8 | 松本 貴治 | 111 | 愛媛 | 松本 貴治 111/愛媛 |
9 | 佐藤 龍二 | 94 | 神奈 | 佐藤 龍二 94/神奈 |
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誘導 | 藤原 誠 | 藤原 誠 |
久しぶりの5車BOX勝負。
8月のオールスター。
オッズパークLIVEで女流雀士の二階堂姉妹という
競輪界でいうS級S班のお二人が来てくださったにも関わらず、
その2人の前で5車BOXを披露して、
外した3人が綺麗に入るという失態と犯してしまった僕。
そのリベンジの機会が訪れたのではないか。
というほどのメンバー構成。
ライン3車は7山賀だが、後ろは北日本のマーク陣で先行は薄そう。
格上5中本を背負う8市橋も今年に入ってバックを取っていない。
小倉竜二さんからアドバイスをいただいたという9原田。
3日目に押さえ先行でラインの上位独占を決めたが、
最後は3着に沈んだ。
ここは2車だし自分が勝ちたいという気持ちが強く働き過ぎると
後手に回ってしまう可能性もある。
その中で、2車だがここもかけるのは9原田と予想をし、
その後ろの3北村。
そして、そこに続く単騎の2人。
これで3人。
ここに5中本、7山賀を絡めてこの5人BOXで勝負する。
(5中本と1大森で悩んだのは内緒の話)
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 大森 慶一 | 88 | 北海 | 大森 慶一 88/北海 |
2 | 2 | 志智 俊夫 | 70 | 岐阜 | 志智 俊夫 70/岐阜 |
3 | 3 | 北村 信明 | 93 | 徳島 | 北村 信明 93/徳島 |
4 | 4 | 芦澤 大輔 | 90 | 茨城 | 芦澤 大輔 90/茨城 |
5 | 中本 匠栄 | 97 | 熊本 | 中本 匠栄 97/熊本 |
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5 | 6 | 竹山 陵太 | 91 | 宮城 | 竹山 陵太 91/宮城 |
7 | 山賀 雅仁 | 87 | 千葉 | 山賀 雅仁 87/千葉 |
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6 | 8 | 市橋司優人 | 103 | 福岡 | 市橋司優人 103/福岡 |
9 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
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誘導 | 川口公太朗 | 川口公太朗 |
岩本で高配当だ。
地元3車揃った岐阜勢は2段掛けが濃厚な布陣。
ただ、5平原を背負った3眞杉も連日仕掛けは早い。
そして7松浦。
準決勝戦であれだけの包囲網を敷かれる中で切り抜けて
2着に入るのだから落車の影響はまるでなさそう。
6志田と3眞杉の踏み合いに、中団から仕掛ける7松浦。
番手で応戦する1山口に5平原。
最終バック辺りはかなり熾烈な戦いになっていきそうだ。
その中で虎視眈々と一発を狙う9岩本。
溜めて溜めての爆発力はこのメンバーの中でも見劣りしない。
今節は2次予選で押さえ先行で押し切っているように
絶好調とみていいだろう。
変に位置に拘らず、後方で足を溜め
最後の3コーナー大外一気に9岩本が襲いかかるとみた。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
2 | 2 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
3 | 3 | 眞杉 匠 | 113 | 栃木 | 眞杉 匠 113/栃木 |
4 | 4 | 大槻 寛徳 | 85 | 宮城 | 大槻 寛徳 85/宮城 |
5 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
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5 | 6 | 志田 龍星 | 119 | 岐阜 | 志田 龍星 119/岐阜 |
7 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
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6 | 8 | 川口 聖二 | 103 | 岐阜 | 川口 聖二 103/岐阜 |
9 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
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誘導 | 竹内 雄作 | 竹内 雄作 |
広島出身でカープを誰よりも愛するのにメガネは白か黒。オッズパークLIVEでおなじみのアンダーパー藤原氏と双子じゃないか?という噂もあるくらい瓜二つ。特技は3連複5車ボックスで外すこと。ちなみに本業は実況アナウンサー
料理人が他店で外食をした時に盛り付けであったり味付けを確かめるように、テレビマンが他局の映像を見た時に演出であったり構成を確認したりするように、職業柄か他の人たちが気にしてないようなことでも気になってくることが世の中には多々あります。
僕の仕事も御多分に漏れずそうです。
長良川鵜飼カップの2日目12レース。発走直後に広島の松浦悠士選手が転倒落車のアクシデントがありました。
もちろんこのレースの一番人気は松浦選手。番手を固める高原選手への2車単のオッズが2.0倍と圧倒的に指示を受けていました。
松浦選手は無事に発走出来るのか、仮に発走したとしても落車の影響があり、もしかしたら1着を外してしまうのではないか。
車券を買っている方々はドキドキされていたことでしょう。
ただ、その中で僕はずっと実況の方はどう繋ぐのか、一度スタジオで音声を引き取って司会者と解説者でやり取りをするのか、ディレクターがどのように指示を出しているのか、そんなことばっかりが気になっていました。
結果的に松浦選手は無事に発走となり、期待に応えての1着入線となったわけなのですが、今度は勝利者インタビューでどのようなやり取りが行われるのか、もし僕が聞く立場だったらどうやろうと気になって仕方がありません。
しかもインタビュアーは交流のある長谷川満さん。テレビの前で一人でそわそわしていました。
その中での長谷川満さんの第一声。そしてそこからの松浦選手とのやり取り。言葉のチョイスや声の高低。
こういう時には、こんなテンションで話を持っていけば良いのかと大変勉強になりました。
記念競輪はS級選手の走りもそうですが、関わっている方々も素晴らしい方たちばかりなので本当に参考になります。
参考ついでに僕の予想も参考になれば最高なのですが・・・。長良川鵜飼カップ3日目よろしくお願いいたします。