藤井がスンナリ先行とは‥
連日バックを取っての押し切り勝ち。5藤井の出来はかなり良さそう。しかし、ここは6小川が真っ向勝負というレースになりそう。5藤井がペースに持ち込めれば番手の1山口とのゴール勝負だが、6小川とやり合うならもしかすると本戦が崩れるかもしれない。個人的にはそこに期待して。軸は敢えての7道場に。遅めの捲りと読んで3和田の差しは無しで!むしろ1山口の絡みや混戦で生きてきそうな4月森あたりで勝負したい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
2 | 2 | 山形 一気 | 96 | 徳島 | 山形 一気 96/徳島 |
3 | 3 | 和田真久留 | 99 | 神奈 | 和田真久留 99/神奈 |
4 | 4 | 月森 亮輔 | 101 | 岡山 | 月森 亮輔 101/岡山 |
5 | 藤井 侑吾 | 115 | 愛知 | 藤井 侑吾 115/愛知 |
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5 | 6 | 小川三士郎 | 125 | 徳島 | 小川三士郎 125/徳島 |
7 | 道場 晃規 | 117 | 静岡 | 道場 晃規 117/静岡 |
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6 | 8 | 重倉 高史 | 95 | 富山 | 重倉 高史 95/富山 |
9 | 内藤 秀久 | 89 | 神奈 | 内藤 秀久 89/神奈 |
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誘導 | 伊藤 健詞 | 伊藤 健詞 |
伊藤信の一発に!
主導権は九州か関東か。結構早めにやり合いそうな準決勝。その叩き合いを7松本がひと捲り!という展開がオーソドックスだが、問題は7松本の番手の3河端。3河端は番手のレースは不向きで追走に不安がある。ましてや、7松本がトリッキーに動けたりもするので、その中で連結を外してしまう恐れが。そうなるともし後ろに置かれても8伊藤信が7松本を追いかけているという展開が成り立つ。そこに期待して勝負目は7松本と8伊藤信の折り返しを。あとは近畿ワンツーに6立部が頑張っての2伊藤旭と4渡邉を。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 河村 雅章 | 92 | 東京 | 河村 雅章 92/東京 |
2 | 2 | 伊藤 旭 | 117 | 熊本 | 伊藤 旭 117/熊本 |
3 | 3 | 河端 朋之 | 95 | 岡山 | 河端 朋之 95/岡山 |
4 | 4 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
5 | 村田 雅一 | 90 | 兵庫 | 村田 雅一 90/兵庫 |
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5 | 6 | 立部 楓真 | 115 | 佐賀 | 立部 楓真 115/佐賀 |
7 | 松本 貴治 | 111 | 愛媛 | 松本 貴治 111/愛媛 |
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6 | 8 | 伊藤 信 | 92 | 大阪 | 伊藤 信 92/大阪 |
9 | 菊池 岳仁 | 117 | 長野 | 菊池 岳仁 117/長野 |
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誘導 | 八日市屋浩 | 八日市屋浩 |
犬伏がパワーで制圧
ここは素直に1犬伏のパワーを信頼というレースになりそう。もちろん8岸田も真っ向勝負だろうが、今の勢いであれば1犬伏から素直に!ということになるだろう。9柏野では差すのは厳しいか。ここは押し切り1本で厚めに。なんなら9柏野がツキバテになったり、カマシなら千切れたりという可能性まで考えたい。その時は1犬伏からの別線番手。9柏野が付けきれるかどうかが最大のポイントに。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
2 | 2 | 村上 博幸 | 86 | 京都 | 村上 博幸 86/京都 |
3 | 3 | 青野 将大 | 117 | 神奈 | 青野 将大 117/神奈 |
4 | 4 | 恩田 淳平 | 100 | 群馬 | 恩田 淳平 100/群馬 |
5 | 笠松 信幸 | 84 | 愛知 | 笠松 信幸 84/愛知 |
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5 | 6 | 隅田 洋介 | 107 | 岡山 | 隅田 洋介 107/岡山 |
7 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
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6 | 8 | 岸田 剛 | 121 | 福井 | 岸田 剛 121/福井 |
9 | 柏野 智典 | 88 | 岡山 | 柏野 智典 88/岡山 |
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誘導 | 岩本 和也 | 岩本 和也 |
レース当日に掲載予定です。
1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
自力〜自在〜追い込みへ。選手が年齢と共に戦い方のスタイルを変えていくのは自然の摂理。ただ、生涯先行を貫く人もいれば、若いうちからマークで売り出していく人も当然いる訳で、どちらもなかなか容易な事ではないでしょう。
纐纈選手の昨日のレースを見ていると『もう、これは近々、マーク1本のスタイルに変えていくんだろうなぁ』という、そんな雰囲気を感じました。もちろんまだすぐには完全マーク!という訳ではないと思いますが、犬伏選手の番手に追い上げていく勝負の仕方には迷いが無く、昨日に関しては、もうこの作戦でいくんだ!という強い意志とでもいいますか‥そういったものが前面に出ていたように思います。
追い込みで一つの時代を築いた選手の話をたくさん伺ってきましたが、まず大変なのはイメージ付け。検車場で『今日から追い込み選手としてやっていきます』と宣言するのは簡単ですが、それでじゃあ、みんなが認めてくれるか?というと、そんな甘いものではありません。レースの中で、ガンガン勝負していき、その中で結果を見せることによって周囲を納得させなければ、自分のポジションを確立できません。
そういった意味では、昨日、山形選手に競り負け、佐竹選手にも最後キツイ一撃を食らって、まぁ、ある意味追い込みとしての洗礼を受けた。ということになるんでしょうね。山形選手の受けて立つ姿からは『このクソガキ!まだ百年早いわ!このボケが!』そう言っているように見えました。
今、大型先行の選手が他地区と比べて層の薄い中部地区。そんな中で追い込み選手としてやっていくのは大変です。かつて中四国で小倉竜二選手が若い頃どれだけ大変な番組の中で戦ってきたか、散々見てきた私とすれば、今、纐纈選手が追い込みとしての地位をもし確立しても、間違いなくイバラの道が待ってるに違いありません。
ローマは1日にしてならず。今後の纐纈選手がスタイルを確立する為にどんなレースを見せてくれるのか?注目して見ていきたいですね。