ちぎり賞争奪戦　著名人予想

ストレートがくると分かっていても打てない。
元阪神・藤川球児さんの火の玉ストレートは、そんな風によく言われたものですが、ちょっとそれに近いものが脇本選手にはあるのかもしれません。

いや、だって昨日も完全に形はできたはずなんです。脇本選手からすると展開は最悪。逆に坂井洋選手にとっては『この流れで勝てなくてどうするの？』と言ってもいいようなお膳立ては整った、はずなんです！なのに‥

昨日コラムに書いた『家康大作戦』
本当にこの作戦を貫いて大丈夫なのか？と不安になってしまうくらいの勢いで、脇本選手の凄まじい豪速球がゴールラインに突き刺さりました。

とはいえ、私にも意地があります。
舌の根も乾かないうちに、前言撤回する訳にはいきません。これで今日、脇本選手を本命に推し、対抗を古性選手に！みたいな予想をするようでは、社会的信頼を間違いなく失ってしまいます。

『おいおい、ハシモトよ〜。三日坊主ならまだしも一日坊主ってさぁ。あまりにも芯が無さすぎるんとちゃうの？そんな生き方していて恥ずかしくないのか？ってか、そんなことやから小倉ミッドの中継でもゲストに負けまくるし、ほら‥オケラになってしまうんとちゃうのか？情けないの〜』

と言われかねません。
しかし、こう考えることも出来る訳です。

『家康大作戦、確かに脇本選手が負けるのを待って、根気強く穴を狙いにいくのもいいけど、この作戦が失敗やと思ったときには潔く、早めに諦めるのも大切なんやで。勝負事で意地になったらアカン。これは鉄則や。わかるか？作戦失敗を早めに認めて、自分を改める勇気も時に大切なんやで。大本営見てみ。な？分かるやろ。アカンと思った時は、早めに損切りや！』

作戦開始1日目から、多いに揺れております。
とにかくそのくらい脇本選手が強かった‥中で、私は果たしてどうすればいいのか？

豊橋記念最終日、葛藤の中、決勝戦を本日迎えます。