ゴールド・ウイング賞　著名人予想

ほとんどの事はスマホでチョチョイっと調べてしまえば分かってしまう時代。これはこれで実に便利なのは間違いないんですが、いいことずくめか？というと、どうやらそうでもなさそうです。

何でも調べて物事を解決しようとする。そのクセが付いてくると、行動開始のタイミングが遅れてしまうんですね。

調べるツールがなければ‥
『うーん、分からん！分からんけど、イノキも行けば分かるさ！とか言ってるし、とにかくやってみるか！エイヤー！』となるはずなのに、行動の前にどうしてもワンクッション、リサーチというのが入ってしまう。

お店選びから、進路の選択、病気の治療に、葬儀の方法‥とにかく何でもかんでも『動く前にスマホ！』の時代なんです。

すると、どういうことが起こるか？というと『ある程度、結果が分からないと動くのが不安』という人達が増えてきます。これが、今の若い世代の多くに当てはまる、行動の原理原則ではないかと‥

つまり！負ける可能性、失敗する可能性が高い勝負ならやりたくない！という風に考える傾向が強くなる訳ですね。

先行争いをしたら負けてしまうからやりたくない。この人に向かっていってもなぁ‥大敗したくねぇなぁ。という思考に支配されがちになる訳です。

しかし！しかーし！！
負ける確率が高い勝負で負けたとしても、それはただ単に、目先の勝負に負けただけのことなんです。人生を長〜い勝負だと捉えれば、その敗戦は必要なものかも知れないんです。

こないだの川崎記念の準決勝、眞杉選手は北井選手と壮絶な先行バトルを演じて、勝負には敗れました。敗れましたが、これからの戦いに必要な敗戦だった、はずなんです！

そんなイズムを感じる選手が今回の西武園記念にも！それは京都の村田瑞季選手です！実に朴訥でいつも礼儀正しく、何より全身からピュアなオーラが充満しています。

初日は一度、中団に入ったにも関わらず、鐘過ぎから堀江選手に真っ向勝負！大事にいきたくなるところで、躊躇なく踏み込んでいった結果、3着に残りました。

そして、昨日の2次予選。山口多聞選手に蓋されて、出られた後、すぐに巻き返していって鐘過ぎからの先行争い！相手が山口多聞選手なら、躊躇しても仕方ないところだったと思いますが、それでも立ち向かっていき、9着に散りました。しかし、山口多聞選手も8着です。

確かに、今回の西武園記念はこれで勝ち上がりを逃した訳ですが、2月の奈良記念の時と同じ様に、まるでブレてないスタイルに頼もしさすら感じました。

この敗戦が更に村田選手を大きくしてくれるに違いない！と思いながら、本日は5レースか‥
おいおいおいおい！このレース、田村大に、上遠野拓馬に吉田有希ってか！

前代未聞の先行バトルになるかも！！
このレースは必見ですね。

よーし！スマホでしっかりと情報を集めますか〜！笑