東日本発祥倉茂記念杯　著名人予想

オッズパークをごらんの皆さま、こんにちは。競輪場全43場制覇、競輪おたくの桜井奈津です。大宮競輪場で開催中のGIII東日本発祥倉茂記念杯は最終日を迎えました。
いよいよ決戦。地元の平原選手が当地記念4連覇となるのかどうか、注目です。

さて、昨日の最終12R準決勝戦。吉田選手先頭の関東ラインが中川選手にしばらくフタをされ、3番手から仕掛けたタイミングでは先頭の皿屋選手に合わされ叩けず・・・しかし結果的に吉田選手は番手に嵌るかたちとなりました。道中、平原選手は吉田選手のうしろで敵を一人一人片付けながらハウスしてしまったり何度もバックを踏み脚力を消耗。結果的に前をとらえることができずの2着。番手から判断よくでた吉田選手が1着でした。

このレースは突き抜けの地元2人平原選手ー武藤選手、あるいは平原選手が吉田選手をとらえて、というところが共に2車単では3倍を切るかなりの人気になっていました。吉田選手がガンガン先行する展開で、大宮500バンクだし、力のある地元選手が連勝中ですから…圧倒的に差し目を考えるファンが多いですよね。でも競輪を覚えたばかりのあの頃の私は、ちゃんと折り返してた気がします。あまり深く考えずに。

競輪のレースは、みているだけだとどこで「脚力ゲージ」が削られているか、分かりづらい場面も多いです。私はいつも予想するときやレースを振り返るときには、脳内で脚力ゲージをイメージしてみます。競輪は自分の脚力を減らされないように極力温存しながら敵の脚力を削り、必殺技を繰り出して先着するゲームのようなもの。そこに走る「人」の心理も絡み合うのです。普通のゲームでは味わえないほど難解。だからこそ、深みにハマっているわけですが、昨日は改めて奥が深いなあと思い知らされました。

「普通に考えたら」「この展開なら」折り返しはいらないと思うところも、角度を変えて抑えておくことが高配当に繋がるのですね。初心に返り深く考えすぎず折り返すのもありです。私は思い悩まされる時間が好きなので、視点を変えてみたり、真逆の展開を思い浮かべてみたりして、とことん振り回されてみたいと思います。

最終日は皆さんと一緒にいい配当をゲットできますように。