朝日新聞社杯競輪祭　著名人予想

小倉の街にイルミネーションが灯り始めると『あ〜今年もこの季節がきたなぁ』と実感します。今回で65回目を迎える競輪祭。そして、今年初のG1女子王座戦！

今年はガールズケイリンにとっては記念すべきG1元年。岸和田のパールカップ、松戸のオールガールズクラシックに続いてのタイトルレース。男子のトップ選手と比べるとまだまだ賞金面でも差があるなぁと個人的には感じているので、もっともっとガールズケイリンのトップ選手のビッグレースってのはあっていいのではないかなぁと思うのですが‥

ただ‥ただ‥
やっぱり予想が難しい！！普段の開催だと大抵、軸になる選手が一人決まっていて、そこからどう流すか？みたいなレースがガールズの場合比較的多いのですが、これだけ実力のある選手が揃ってしまうと軸が本当に決まらない。今回も『うーん、どーしよう』と頭を抱えながらの予想になりそうです。

とにもかくにも、開会式から凄いですから！
豪華絢爛な今年ラストのG1開催、6日間アタマからオシリまで！余すところなく存分にお楽しみ下さい〜。

ドームはスピードが出るんです！出るんですが、まさかここまでのタイムが出るとは‥

昨日幕を開けた競輪祭。開催前半のメインは今年からスタートしたG1競輪祭女子王座戦。初日は梅川風子、太田りゆ、佐藤水菜とナショナルチームで躍動する選手たちが圧倒的な存在感を見せつける形になりました。

いやぁ、それにしても太田選手に佐藤水菜選手、上がりタイムが11.9ですよ。ちなみに、昨日同じようなタイミングで仕掛けた豊橋ミッドナイトのチャレンジ一般戦、捲りで勝った菅原洋輔選手のタイムが12.2ですから‥完全に男子選手を凌駕するレベルに到達しましたね。パリオリンピックが実に楽しみです！

一方で、まさかの地元勢は総崩れ。九州勢で準決勝に残ったのは那須萌美選手のみという、ちょっとこれまでではとても考えられなかった異常事態となっています。特に児玉碧衣選手の敗戦はそれを象徴するシーンになってしまいました。

しかし、私は忘れません。
児玉選手がパールカップで優勝し、久留米競輪場で優勝報告会をした時の一言を。

『負けた時に、周りはもう児玉はこれで終わりだ、という声がめちゃめちゃ多かったんですが、それが逆に私の発奮材料になりました。ネガティブな意見に対していつか見とけよ！と思う気持ちがパールカップの優勝に繋がったと思います』

そう、これなんです！
これが児玉碧衣選手のモチベーションなんです。ならば、私は愛を込めて言いましょう。あえての燃料投下です！

『児玉碧衣はもう終わったな。完全にガールズケイリンはナショナルチームの時代やで』

よし、これで年末の大一番、リベンジに期待しましょう。今回は残念でしたが、逆に言うと、これで今年のグランプリの楽しみが増えたんです！競輪祭女子王座戦、戦いは正念場の準決勝へ。本日も小倉での激闘をお楽しみ下さい〜。

いやぁ、上がりタイムは11.8ですか‥凄まじい強さじゃないですか。坂口楓華選手もうまく走って、完全に自分の展開に持っていけたはずなんです。にも関わらず、前を捉えてしまうんですから。あの展開で勝ってしまうなら、もう仕方ないですね。佐藤水菜の一強時代が完全に到来した！そんな気がします。

そして男子は‥
脇本雄太選手の恐るべきスピード。昨日はもしかしたら敗戦もあるのではないか‥と考えましたが、こちらはまるで問題なし。何より初手から前を取らなかったのが良かったですね。私の考えの上をいく組み立てに、もはや脱帽するしかありません。

ヤバいです。2日目、惨敗です。穴を狙いすぎて泥沼にハマりつつありますが‥ここで思考を変えて本命勝負！みたいになると、大荒れになったりするんです！とにかく徹頭徹尾、考えを貫いて！

本日は開催3日目！よろしくお願いいたします〜。

今回初のG1女子王座戦！最後の最後にグランプリの切符を掴んだのは、梅川風子選手！ラスト佐藤水菜選手を捉えての優勝で笑顔笑顔の表彰式でございました。これでガールズグランプリのメンバーが出揃いまして、大一番に向けてどんどん気持ちが高まってきます。

場内もとにかく凄い人の数で、メディアドームは熱気ムンムン！ここ数年はコロナの影響もあって、そんなにお客さんが集まってという感じがなかったから余計に感慨深いものがありますね。中には4年ぶりにお会いするお客さんもいたりして、やっぱり直接顔を見て話すのはいいもんですね〜。

さぁ、競輪祭今日からは男子戦オンリーの3日間。車券的にもここからが本当の勝負！なんです。正直、ここまでは穴を狙い過ぎて厳しい戦いではありますが、いつかくるその時を信じて、考えを貫いていきたいと思います。

競輪祭4日目！今日こそ！今日こそは！

いやぁ、情けない。ほんとに何を考えて狙い目を出していたのか？昨日、コラムを書いている自分自身にもう一度会えるのなら、アタマをぶん殴って吹き飛ばしてやりたい気分です。

いや、何がって？新山選手の先行ですよ！
完全に去年の競輪祭決勝戦の恩返しラインで、それが完全に分かっていたにも関わらず、というか、新田選手のアタマからで勝負していたのに‥

何で松浦選手への絡みがないんですか！！もう、アホです。完全にアホの極みです。単騎で自在に立ち回るとしたら、松浦選手がいいところにいる可能性なんて相当高いと読むべきなのに、狙い目にまるで松浦選手が入っていないという。これは完全に己の失策と言うしかありませんね。もうこんなことをしているようでは、未来は暗い。実に暗い。

しかし！今年最後のG1です。落ち込んでばかりもいられません。暗いところに福など舞い込んでくる訳ないんです！やるぞ！やるぞ！やるぞ！半ばヤケクソになっておりますが、こういった開き直りが好結果を生むこともあるんです。昨日は現地のステージで、松田宣浩さんとのトークショーをやらせて頂いたのですが、その際に私、久々にマキバオーと会いました。マキバオー元気でした。あの顔を思い出して‥力をもらいましょう！

大会は5日目！5レースの原田研太朗選手に福を運んでもらいたい。そう切に願っております！