確実に上向いてきた三谷の一撃に!
前回、取手で完全復活と言ってもいい内容で爪痕を残した5三谷。確かにここ、九州が先制で6山田に流れが向く穴車券に触手が動きそうになる自分もいるのだが、長い距離をガムシャラに踏める5三谷を軸にして考えるのがここは自然だろう。地元7稲川への車券はもちろん必須だが、地元で押さえておく必要があるとはいえ、全プロでの結果を見ると…ちょっと筋違いで買いたくなるところもある。筋違いならやはり九州先制からの6山田。そして、その3番手の3坂本の突っ込みを!徳島勢はあくまでも3着までの評価で。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 村田 雅一 | 90 | 兵庫 | 村田 雅一 90/兵庫 |
2 | 2 | 島川 将貴 | 109 | 徳島 | 島川 将貴 109/徳島 |
3 | 3 | 坂本健太郎 | 86 | 福岡 | 坂本健太郎 86/福岡 |
4 | 4 | 橋本 強 | 89 | 愛媛 | 橋本 強 89/愛媛 |
5 | 三谷 竜生 | 101 | 奈良 | 三谷 竜生 101/奈良 |
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5 | 6 | 山田 英明 | 89 | 佐賀 | 山田 英明 89/佐賀 |
7 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
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6 | 8 | 岩谷 拓磨 | 115 | 福岡 | 岩谷 拓磨 115/福岡 |
9 | 阿竹 智史 | 90 | 徳島 | 阿竹 智史 90/徳島 |
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誘導 | 松田 治之 | 松田 治之 |
深谷にのる郡司から絞って勝負!
先日の直前番組で絶口調だった1佐藤だが、4新田の番手となると、後手に回る可能性が高く、ちょっと厳しいと言わざるを得ない。逆にやはり積極的に攻めて活路を見出しそうなのは9深谷。もちろん関東ラインが最も長いので3吉田が早めに仕掛ける可能性もなくはないのだが、ここ4新田がいるならあえて先行争いにする必要もないだろう。となると流れはやはり2郡司に。2郡司軸に9深谷の残り目、そして関東へ流す車券で!できるだけ絞って狙いたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
2 | 2 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
3 | 3 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
4 | 4 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
5 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
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5 | 6 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
7 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
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6 | 8 | 諸橋 愛 | 79 | 新潟 | 諸橋 愛 79/新潟 |
9 | 深谷 知広 | 96 | 静岡 | 深谷 知広 96/静岡 |
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誘導 | 原田 隆 | 原田 隆 |
器用に動ける山田の車券で穴配当を
地元の1古性を連れて、6野原がガンガン主導権というレースが濃厚。となるとやはり地元でまずは!という雰囲気なのだが…問題は4太田のデキ。前走あまりにも悪くて、強く推せないところだが、これだけ良くないとなると、思い切っていくしかないのか?という気もするし、いや、やっぱり4太田は4太田で7番手から不発になってしまうような気もするし。なんとも判断の難しいところ。ただ、一つ言えるのは、8山田がかなり良さそうで、ここでも中団確保からタテ勝負で結構いいところまで迫ってくる可能性に期待してみたい。8山田と1古性の車券が勝負目で、そこに5東口、そして2井上、あと、単騎の7浅井を絡めて仕留めたい!3松浦は太田の番手というので、初日は厳しいとみた。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
3 | 3 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
4 | 4 | 太田 竜馬 | 109 | 徳島 | 太田 竜馬 109/徳島 |
5 | 東口 善朋 | 85 | 和歌 | 東口 善朋 85/和歌 |
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5 | 6 | 野原 雅也 | 103 | 福井 | 野原 雅也 103/福井 |
7 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
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6 | 8 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
9 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
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誘導 | 中澤 央治 | 中澤 央治 |
『よーし、今日は大事な勝負や!絶対にやったんでぇ!』
勝負に気合いは必要ですが
その気合いが気負いになるといけません。
『やるんや!今日は絶対にやるんや!やるしかないんや!何としても、失敗する訳にはいかんのやぁぁ!!』
そうして自分に過剰なプレッシャーを掛け過ぎると、普段できることもうまくいきません。
最近始めたゴルフでも
ここで決めたい!と思う気持ちが強くなればなるほど体が固くなり、普段なら入るはずのパットを外してしまう。
そうなんです!そんなもんなんです!
気負ってしまうと、体はガチガチ!
今、自分が前に踏み出した足は右なのか?左なのか?
極端な話、そのくらい訳が分からなくなってしまうこともあるんです!
地元でのGI、高松宮記念杯競輪。
『正直、テンパってますね』
包み隠さず正直に、自分の心境を語ってくれた
岡崎智哉選手。
大先輩の元選手、井上薫さん曰く
『とにかく岡崎は緊張しぃなんや。大きい舞台になると、ほんまになぁ。発走前の顔見てみ。ほら、ガチガチやろ〜、おい!岡崎、リラックスせんかい!笑』
その言葉通り、これまでは
気合いが気負いになり、地元でのグレードレースでなかなか思うような結果を残すことができませんでした。
しかし!しかしですよ!
今節の岡崎は一味違うのかもしれません。
初日、石原颯選手の動きをしっかりチェックしながらインを斬り、北津留選手を後ろにおいて、中団からの先捲り!組み立てから脚色まで、何一つ文句のつけようがない、素晴らしい走りでした。
手垢のついた表現をさせてもらうと
『緊張感をうまく力に変える』
このモードに入る感覚を今節、ついに掴んだのかも知れません!
さすがに今日、白虎賞で車券の軸に据えるのは厳しいですが…
もしかすると、今節、地元の台風の目は
この男かも知れません!
高松宮記念杯競輪、開催は2日目に入ります。
新田の仕上がりはイマイチか?
昨日の特選、中団を取りながら捲り不発に終わってしまった7新田。一見、平原が番手から出たので不発になったのは仕方ない、という風に見えるのだが、もしかすると平原が番手から発進しなかったとしても捲れなかったのではないか?と思うくらい重く見えたのが気になるところ。方や、9吉田自体のデキは問題なさそうで、果敢に攻めた印象も悪くない。となると、やはり軸になってくるのは関東ラインか。9吉田が昨日同様早めに仕掛けるようなら3木暮の逆転の目もあるだろうし、4武藤まで突き抜けるところはあるかもしれない。しかし、それでもしっかり9吉田が残るとみて!関東中心で勝負したい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 菊地 圭尚 | 89 | 北海 | 菊地 圭尚 89/北海 |
2 | 2 | 鈴木 裕 | 92 | 千葉 | 鈴木 裕 92/千葉 |
3 | 3 | 木暮 安由 | 92 | 群馬 | 木暮 安由 92/群馬 |
4 | 4 | 武藤 龍生 | 98 | 埼玉 | 武藤 龍生 98/埼玉 |
5 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
|
5 | 6 | 小原 太樹 | 95 | 神奈 | 小原 太樹 95/神奈 |
7 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
|
6 | 8 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
9 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
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誘導 | 松村 友和 | 松村 友和 |
小倉の間に山田。この並びをどう見るか?
8北津留にどう考えても3園田が付ける、はずの10レース。にもかかわらず、ここに6山田が挟まることをどう捉えるべきか?何とも悩ましいところ。確かに、ここ、普通に考えれば1町田が先制なのだが、どうもこの並びは何か一策あるのでは?という、胸騒ぎを感じる。その自分の胸騒ぎを信じて、6山田軸でいってみたい!相手は筋の3園田に中国勢を。初日、石原の先行を抜けなかった2小倉はイマイチか?
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
2 | 2 | 小倉 竜二 | 77 | 徳島 | 小倉 竜二 77/徳島 |
3 | 3 | 園田 匠 | 87 | 福岡 | 園田 匠 87/福岡 |
4 | 4 | 渡部 哲男 | 84 | 愛媛 | 渡部 哲男 84/愛媛 |
5 | 太田 竜馬 | 109 | 徳島 | 太田 竜馬 109/徳島 |
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5 | 6 | 山田 英明 | 89 | 佐賀 | 山田 英明 89/佐賀 |
7 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
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6 | 8 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
9 | 柏野 智典 | 88 | 岡山 | 柏野 智典 88/岡山 |
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誘導 | 松田 治之 | 松田 治之 |
超難解な青龍賞!気配良さげな5人のボックスで!
ここで軸を一人決めて勝負!というのは実に難しい2日目メインの一つ目。こうなってくると、気配を感じる選手を5人チョイスし、ボックスで勝負!くらいの開き直りが必要になってくる。まずは、厳しい展開の中、初日突っ込んできた3郡司。そしてゴチャつく展開なら持ち味を生かせそうな2成田。更にどうしても外せない1平原と、ここにきて急上昇の7宿口、加えてタテ冴える8隅田まで。この5人の組み合わせで高配当に期待する!
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
2 | 2 | 成田 和也 | 88 | 福島 | 成田 和也 88/福島 |
3 | 3 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
4 | 4 | 渡邉 雄太 | 105 | 静岡 | 渡邉 雄太 105/静岡 |
5 | 吉澤 純平 | 101 | 茨城 | 吉澤 純平 101/茨城 |
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5 | 6 | 小松崎大地 | 99 | 福島 | 小松崎大地 99/福島 |
7 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
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6 | 8 | 隅田 洋介 | 107 | 栃木 | 隅田 洋介 107/栃木 |
9 | 諸橋 愛 | 79 | 新潟 | 諸橋 愛 79/新潟 |
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誘導 | 原田 隆 | 原田 隆 |
岡崎の激走に古性が応える
今節は何かやりそうな予感がする8岡崎。とにかく気合ノリは抜群で、ここなら気心の知れた1古性を連れて早め早めに踏んでいくレースになるだろう。となると、やはり1古性を中心にして考えたい。ただ、1古性が早めに踏むようなら3番手の5神田の逆転まであり得るし、別線になる3三谷、7東口の存在も気になるところ。三重勢をそこに絡めつつ、しっかり仕留めていきたい!
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
3 | 3 | 三谷 竜生 | 101 | 奈良 | 三谷 竜生 101/奈良 |
4 | 4 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
5 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
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5 | 6 | 谷口 遼平 | 103 | 三重 | 谷口 遼平 103/三重 |
7 | 東口 善朋 | 85 | 和歌 | 東口 善朋 85/和歌 |
|
6 | 8 | 岡崎 智哉 | 96 | 大阪 | 岡崎 智哉 96/大阪 |
9 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
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誘導 | 中澤 央治 | 中澤 央治 |
Hey大阪ライン任された先頭
魅せるぜ地元だんじり先行
なら、古性の番手絶好
頂いちまうぜ白虎賞!
場内で行われた特別選手紹介で
岡崎智哉選手がお客さんの前で披露したラップに私、度肝を抜かれました。
いや、私だけではないでしょう!
岡崎選手が8番車
その次にマイクの前でコメントをする9番車が松浦選手だったんですが…
松浦選手、つい思わずマイクの前でボソッと『やりにくいなぁ』と呟いてしまいましたから…
そう!もうあの時点で勝負が決まっていたのかも知れません。
ステージ上で、完全に地元ラインが他地区の選手達を相手にマウントを取ってしまいました!笑
そして、何より良かったのはラップだけではなく、実際のレースでも、岡崎選手が言った通りの展開になり、しっかり古性-神田でワンツーが決まったことですよ。
レースを終えたあと
古性選手と岡崎選手が肩を並べて
何か言葉を交わしながら引き揚げる姿を見て
会心の漫才を終えて
ステージから引き揚げる
横山やすし、きよしのような風格を感じたのは私だけでしょうか?
やっぱり、今回の岡崎はやってくれるかも知れません!
連日、我慢のレースだが…今日は郡司が!
初日は深谷が後手に回り、2日目は4渡邉が叩かれて、なかなか一着まで取れる流れになっていない1郡司だが、それでも連日最後に伸びているところを見ると、状態はかなり良さそうで、流れさえ向けばしっかりと勝ち切れる印象。2日連続で4渡邉雄との連携はプラス材料だし、4渡邉雄も前へ前へという気持ちがより強くなっているように感じる。なので、ここは1郡司を軸に考えて、3番手の9鈴木ももちろん車券的に必要だが、むしろ脚色良好な7吉田の一撃、そして同期でタッグを組む福島両者も絡めてみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
2 | 2 | 吉澤 純平 | 101 | 茨城 | 吉澤 純平 101/茨城 |
3 | 3 | 成田 和也 | 88 | 福島 | 成田 和也 88/福島 |
4 | 4 | 渡邉 雄太 | 105 | 静岡 | 渡邉 雄太 105/静岡 |
5 | 諸橋 愛 | 79 | 新潟 | 諸橋 愛 79/新潟 |
|
5 | 6 | 渡邉 一成 | 88 | 福島 | 渡邉 一成 88/福島 |
7 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
|
6 | 8 | 隅田 洋介 | 107 | 栃木 | 隅田 洋介 107/栃木 |
9 | 鈴木 裕 | 92 | 千葉 | 鈴木 裕 92/千葉 |
|
誘導 | 松村 友和 | 松村 友和 |
近況の三谷なら
白虎賞、捲り不発に終わったのだが、負けて強し!気配よし!の印象を残した7三谷。ロングスパートで外、耐えていくのが7三谷の真骨頂で、あれだけしっかり踏めるのなら、ここでも十分勝負になるだろう。中四国はどうしても前が香川の4石原なので番手は6原田になるのだが、番手が6原田なら多少、ラインの総合力が落ちてしまうのでは…。むしろ面白いのは九州勢、器用に動ける3嘉永が先行含みで踏んでいけば、この3人の誰が絡んでもおかしくない!7三谷プラス九州勢!この車券でしっかり仕留めたい!
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
2 | 2 | 東口 善朋 | 85 | 和歌 | 東口 善朋 85/和歌 |
3 | 3 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
4 | 4 | 石原 颯 | 117 | 香川 | 石原 颯 117/香川 |
5 | 園田 匠 | 87 | 福岡 | 園田 匠 87/福岡 |
|
5 | 6 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
7 | 三谷 竜生 | 101 | 奈良 | 三谷 竜生 101/奈良 |
|
6 | 8 | 野田 源一 | 81 | 福岡 | 野田 源一 81/福岡 |
9 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
|
誘導 | 原田 隆 | 原田 隆 |
宿口が平原に恩返し??
いつも包み隠さず9平原への感謝を口にする1宿口。この大会昨年のチャンピオンが、ここはその恩返しを!という想像を掻き立てる並びになった。ただ、その気になったとしても、普段なかなか先行で!という訳ではない1宿口が簡単に出れるとも考えにくい。となると、2小松崎が腹を括ってドーンといく流れから狙ってみたくなる。7佐藤もさすがの安定感なので、車券の軸は7佐藤慎で。2小松崎の残り目もありそうだし、8渡部幸への突き抜けも少々。そして!前がもつれての4坂井の一発も軽くは見れないところ。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
2 | 2 | 小松崎大地 | 99 | 福島 | 小松崎大地 99/福島 |
3 | 3 | 神山 拓弥 | 91 | 栃木 | 神山 拓弥 91/栃木 |
4 | 4 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
5 | 木暮 安由 | 92 | 群馬 | 木暮 安由 92/群馬 |
|
5 | 6 | 雨谷 一樹 | 96 | 栃木 | 雨谷 一樹 96/栃木 |
7 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
|
6 | 8 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
9 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
|
誘導 | 松田 治之 | 松田 治之 |
白虎賞のようには…
白虎賞では捨て身の先行だった4岡崎だが、ここも先行含みで戦うだろうが、勝ち上がりへの意識もある中でのレースになるのでは、と読んでいる。ただ、7神田の追走は少し厳しそうで、1古性軸からの4岡崎の残り目、あとは別線の絡みで勝負したい。相手は、中団確保した時の6谷口、8山田、そして、状態良さそうな2荒井。とにかく、ここは4岡崎がしっかり残るところで狙ってみる。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 荒井 崇博 | 82 | 佐賀 | 荒井 崇博 82/佐賀 |
3 | 3 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
4 | 4 | 岡崎 智哉 | 96 | 大阪 | 岡崎 智哉 96/大阪 |
5 | 香川 雄介 | 76 | 香川 | 香川 雄介 76/香川 |
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5 | 6 | 谷口 遼平 | 103 | 三重 | 谷口 遼平 103/三重 |
7 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
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6 | 8 | 山田 英明 | 89 | 佐賀 | 山田 英明 89/佐賀 |
9 | 太田 竜馬 | 109 | 徳島 | 太田 竜馬 109/徳島 |
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誘導 | 中澤 央治 | 中澤 央治 |
激アツリーチからの外れ皆様も一度は経験があると思います。
期待するだけさせといて・・・一度はよっしゃぁ!!と思わせといて・・・
まるでフリーフォールのようにたかい~たかい~からの、ドーン!ですよ!
一回、テンション上がってるんで落ちた時のショックたるやハンパないんです!
もう、普通に落下とか、そんなんじゃなく地面にめり込む感じですね・・・
最悪の場合、呼吸をするモチベーションすらなくなってしまいます。
いや、分かってますよ。私も実況では『着順は決定ではありません』なんて言ったりしますから。
でも、正直な話、ゴールした瞬間に『着順は決定だ!』と思うじゃないですか・・・思いますよね、ね!!
いやぁ・・・なんと言いますか・・・
私、失格で車券を1日に2回外すなんて、人生初の経験です。
1回目は1レース坂口晃輔の素晴らしい捲り!確かに金子選手の強烈なブロックをも乗り越えて・・・入線順位は1着ですよ。
『いやぁ、分かってた、分かってた!坂口が前回、和歌山でいい捲りを見せたのは知ってたんやで~。あんなレースができるくらいなら、今日もそら、捲れるわなぁ!よっしゃ~!3番手の永澤の2着もあるっちゅうねん!ってか、ワシ、よく3着に橋本を入れたわー。ほんま天才!素晴らしい!これは結構いい配当やろー。今日は最高の一日になりそうやわー』
からのドーン!です。
往生際が悪い私は、当たっていたはずのオッズをチェックしてしまいます。配当は43430円でした・・・合掌。
そして、2回目はこのコラムでも書いた準決勝!宿口選手が駆けたとしても、という観点からやはり、今節気配のいい小松崎選手にのる佐藤慎太郎選手を抜擢!最高のタイミングで小松崎選手が仕掛けてくれて、ラインで上位独占!
『よっしゃー!小松崎!君は最高だ!こんな勝ち上がりの厳しいレースで、よく勇気を持って仕掛けてくれた。突き抜けて小松崎は3着なので、決勝にはいけないけれど、君の先行は一生忘れないよ。ありがとう。ありがとう。慎太郎さんもありがとう』
からの、渡部失格でドーン!です。
ちなみに、入線通りの決定ならば北日本の上位独占でも、配当は7160円。
私、6枚持っていたので・・・約43000円が逃げていきました・・・南無阿弥陀仏。
辛い・・・実に辛い。競輪にも、激アツリーチからの外れがあるんやなぁ。
そんなことを思いながら、切ない気持ちで、マイクに向かった3日目でございました。
私に挽回するチャンスは果たして巡ってくるのでしょうか。
モチベーションは上がりませんが・・・高松宮記念杯競輪、決勝戦こそ高らかに笑いましょう!
岡崎軸で高配当を!
今開催で男を上げまくった地元の8岡崎。2日目、3日目の走りっぷりは見事の一言だったし、何より初日の一撃が素晴らしかった。間違いなく調子もいいし、ここはいよいよ自分が勝ちにこだわって組み立てるレースになるだろう。初日、石原颯を軽くねじ伏せているので、十分1吉田相手でも勝負になるだろう。ただ、番手の2稲垣は少し不安。伸びはあまり良くなさそうなので、スジというよりは筋違いに比重を置いて考えたい。どうしても外せないのは、やはり茨城勢。そして、組み立てのうまい5嘉永に3渡邉あたりを!
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
2 | 2 | 稲垣 裕之 | 86 | 京都 | 稲垣 裕之 86/京都 |
3 | 3 | 渡邉 雄太 | 105 | 静岡 | 渡邉 雄太 105/静岡 |
4 | 4 | 雨谷 一樹 | 96 | 栃木 | 雨谷 一樹 96/栃木 |
5 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
|
5 | 6 | 山田 英明 | 89 | 佐賀 | 山田 英明 89/佐賀 |
7 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
|
6 | 8 | 岡崎 智哉 | 96 | 大阪 | 岡崎 智哉 96/大阪 |
9 | 吉澤 純平 | 101 | 茨城 | 吉澤 純平 101/茨城 |
|
誘導 | 松田 治之 | 松田 治之 |
ようやく松浦が恵まれるか
今節、なかなか流れが向かず厳しい戦いが続いてしまった3松浦。しかしここは同県7町田という最高の目標を得た。それならば、素直に3松浦が好展開をモノにするところから考えたい。広島コンビのワンツー基本だが、別線を絡めるなら、やはり調子の良さそうな1三谷、そして8坂井の一発あたりになってくる。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 三谷 竜生 | 101 | 奈良 | 三谷 竜生 101/奈良 |
2 | 2 | 神山 拓弥 | 91 | 栃木 | 神山 拓弥 91/栃木 |
3 | 3 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
4 | 4 | 野田 源一 | 81 | 福岡 | 野田 源一 81/福岡 |
5 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
|
5 | 6 | 柏野 智典 | 88 | 岡山 | 柏野 智典 88/岡山 |
7 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
|
6 | 8 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
9 | 隅田 洋介 | 107 | 栃木 | 隅田 洋介 107/栃木 |
|
誘導 | 原田 隆 | 原田 隆 |
荒井がついに!初タイトル!
一見、福島勢が有利に見える構成になった決勝戦。6小松崎が比較的、自分のペースで踏めそうなので、やはりどうしても3佐藤に絶好、という展開をイメージしてしまうのだが、単騎で勝負にいける1古性がハコ勝負にいく可能性もあるし、それは7山田庸だって同じこと。前がもつれれば、9郡司が一発というのも面白いのだが、7山田庸が前々踏む中で、自ずとチャンスの光が見えてくるのは5荒井なのではないだろうか。ここにきての充実ぶりは、もはや誰もが知るところ。前がかなりゴチャゴチャしそうなので、もつれたところを大外突っ込んで!という車券で勝負したい。5荒井軸で勝負目は9郡司。あと、伸び冴える8園田との車券に、4成田の突っ込み!更に1古性、そして6小松崎の残りまで考えたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 諸橋 愛 | 79 | 新潟 | 諸橋 愛 79/新潟 |
3 | 3 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
4 | 4 | 成田 和也 | 88 | 福島 | 成田 和也 88/福島 |
5 | 荒井 崇博 | 82 | 佐賀 | 荒井 崇博 82/佐賀 |
|
5 | 6 | 小松崎大地 | 99 | 福島 | 小松崎大地 99/福島 |
7 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
|
6 | 8 | 園田 匠 | 87 | 福岡 | 園田 匠 87/福岡 |
9 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
|
誘導 | 中澤 央治 | 中澤 央治 |
1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
先日、開催直前番組をオッズパークさんでやらせて頂きまして…
もう3日ほど前から私は完全に
高松宮記念杯競輪モードに入っております!
なんと言っても、岸和田は私の地元。
ここで競輪を教えてもらった、育ててもらったと言っても過言ではありません。
『適当な予想してたら客は分かるんやで〜』
『小嶋敬二は石川やけど、能登やない!内灘や!石川やからってみんな能登とちゃうねんぞ!アホンダラ』
『最近、忙しいから実況、手ぇ抜いとるやろ。マエタクは3番車やのうて5番やぞ』
『おい!解説の間違いをしっかりフォローすんのが司会やろが!しっかりせんかい!』
などなど、時に過激な一言で背筋がピーンと伸びた経験は数え上げればキリがありません。
そう、20年前の岸和田のお客さんの
7割は横山やすしでしたから…
最近は最前線で王道の競輪中継に携わる機会はめっきり減ってしまい、橋本はネット配信で適当なことばかり言って、外れる予想をしているだけじゃないか!などと多くの方は思っていると思いますが…
ほんとに、毎日毎日
どうしたら選手の魅力を伝える実況ができるのか?
そして、お客さんにとって必要な情報を伝える競輪中継の形ってどんなものなのだろうか?
ずっとずっと考え続けて
やってきました。
ここで敢えて、細かい技術的なことは書きませんが、随所に、プロとしてのこだわりを詰め込んでやってきたつもりです。
『あー、橋本の中継はやっぱりさすがやなぁ。プロやなぁ。』と一人でも多くの人に感じてもらえるように…
精一杯4日間、務めさせていただきたいと思っています!
選手の素晴らしい走りに華を添える事ができますように!
高松宮記念杯競輪、よろしくお願いいたします!