日本選手権競輪　著名人予想

今日から6日間、福島県のいわき平競輪場で第76回日本選手権ダービーが開催される。G 1の中でも最も権威ある開催で、優勝賞金も大幅アップされ7837万円と参加選手にとっては戦闘意欲を湧かせるはず。私が本命視している脇本雄太は3カ月前に復帰してからは、8割を越える勝率で圧倒的なスピードを誇るだけに優勝に期待したい。新田祐大も地元バンクだけに、優勝しG P を決めたいところだったが昨日の指定練習で落車し欠場は残念だ。S S 班の平原康多は直前の武雄G 3を優勝し参戦、同じ参加の松浦悠士は優出出来なかったものの修正して来るのは間違いなさそう。そして、G P 王者の古性優作は直前の武雄G 3を欠場し、しっかりと調整出来たみたいで、前回のG 1全日本選抜に続くG 1連覇を目指す。今日からの予選もそうだが、特別選抜は3着まではいればゴールデンレーサー賞に進出し、準決勝の権利が与えられるだけに激しい戦いが予測されるだけに楽しみだ。私も準決勝5日目、決勝の6日目にオッスパークの東京スタジオで、1レースから最終レースまでライブ中継で解説をさせて頂きます。わかりやすい解説に勤め頑張って行きますので宜しくお願いします。

初日は強烈な風が先行選手を苦しめた。そんな中、脇本雄太が三谷竜生を連れてジャン前から発進し、力強い走りを見せて逃げ切った。三谷も復調していただけに、まったく差せないゴールシーンを見たら脇本の凄さがわかる。11レースを振り返ると先行意欲ある眞杉が逃げて3番手に入った新山が捲るも諸橋に捌かれ、古性の仕掛けに乗った浅井が伸びて一着。脚を溜めていた清水が大外伸びて2着、眞杉の番手諸橋が3着で、その3名がゴールデンレーサー賞に進んだ。私の予想も9レースでは穴目予想の皿屋、10レースは大本命の脇本、11レースでは浅井本命で52,550円の高配当には嬉しくて、昨日はお酒が進んだ。今日の予想も、しっかりと当てて美味しい酒を飲みたいので頑張って予想をします。

ダービー三日目を迎える。二日目の特別選抜2レース共に厳しいレースだった。10レースは、平原康多の出来の良さにはビックリした。捲って来た山田庸平をブロックし、本来、外を踏みたい気持ちを我慢して、今度は内から入って来た郡司浩平を捌き、吉田拓矢とのワンツーと素晴らしい伸びだった。山田はせっかくの平原からの3番手、焦って仕掛ける必要はなかったし、郡司は外に踏み出せば伸びたのに内にもぐってしまった。G 1の特別選抜クラスになると一瞬のタイミングや判断ミスが命取りになると改めて実感した。11レースでは、深谷知広が圧巻のレースだった。いわき平競輪場は直線が長い為、昨日も先行の決まらない中での逃げ切り。番手佐藤慎太郎を振り切り、ほぼサラ脚の松浦悠士がまったく伸びて来なかっただけに期待できる。今日の12レースはガールズコレクションが開催される。本命視する児玉碧衣が前回のウィナーズでの大敗をしっかりと修正し、女王らしい走りに期待したい。

いわき平ダービーも、後半4日目を迎える。昨日は、ガールズコレクションがメインとして行われた。断トツ人気の児玉碧衣が尾方真生の先行を捲り切るも直線で柳原真緒に差される波乱が起きた。私は穴目で柳原を出していた。理由は高木真備の引退による欠場で繰り上げ出場でラッキーだった事。ちなみに春の甲子園で急遽、繰り上げ出場した滋賀代表の近江高校が準優勝した事を思い出して、柳原自身もツキを生かしそうな予感がした。もともとスピードいい捲りを打っている印象があったし、地道に努力していたと思う。この優勝をきっかけに更なる努力とプラス思考でガールズG P 出場と優勝を目指して欲しい。今日のメインはゴールデンレーサー賞、9名全員が準決勝の権利があるだけに自力型は力を出し切るレースで望むだろう。となると番手の選手が有利になるかも 。

4日目、メインのゴールデンレーサー賞は、平原康多が吉田拓矢の冷静な動きに乗り、最後は抜け出しワンツーを決めた。清水裕友は憧れの佐藤慎太郎を付けて果敢に先行しましたが吉田に捲られる結果となった。しかし、今後また連携した時は佐藤がしっかりと援護してくれるでしょう。二次予選も振りかえれば9レースの松浦悠士は初日と同様に組み立てや動きが今一つ、脚を使い過ぎての新山響平への飛び付きは少しきつそうだった。10レースは一次予選の脇本雄太の完璧な走りを見る限り、簡単に逃げ切ると思ったが稲川翔がタイヤ差ではあるが差した。稲川は前回の武雄G 3から動きが良かっただけに準決勝も期待できる。今日はダービー最大の関門である準決勝、さすがにメンバーが豪華で、どのラインからも狙える。今日、私が解説するオッズパークライブは、どのレースも難解で狙い目が出しずらいが、見て下さるファンの皆様の為に頑張って行きたいと思う。