日本選手権競輪　著名人予想

『僕は日本選手権のタイトルが国内最高峰だと思っているんです。6日間の日程の中で、波がなく安定して結果を出し、そして最後に頂点を掴まなければいけない。もちろん、賞金はグランプリの方が上なんですけど、それでもやっぱり競輪選手にとって最高の勲章はダービーだと思います』

これは平原康多選手の言葉です。

一発勝負のグランプリが競輪界最高峰と言われる中で、何とも平原選手らしいフレーズだなぁと、その時感じました。

そんな最高峰の戦いがいよいよ始まります。

今年の舞台はいわき平競輪！
とにかく直線が長い！長い！長いんです！

なので、キレのある追い込み選手なら
多少後ろにいても届きます。飛んできます。
そんなシーンをこれまで何度も見てきました。

逆に早駆けの選手にとっては残るのが難しい。
ましてや、ダービーですから、追い込み選手のスキルも全く違いますし、必死度に関しても普段とは比較にならないでしょうから、ゴール前に選手たちが一団となって殺到してくる、なんてシーンが何度も見られる筈です。

とはいえ、今は自力全盛の時代
脇本選手を筆頭にパワーもスピードを兼ね備えた猛者たちが勢揃いで、この長い直線をものともせず、粘りのレースで圧倒するのでしょうか？

昨日のアクシデントで、地元新田選手が欠場になったというのはとても残念ですが…

それでも見応え十分な6日間になるのは間違いないでしょう。

オッズパークライブも6日間ぶっ通しで！
私は本日、初日担当させてもらいます！

準備もしっかり！
とにかく車券で大勝利を！

今日からよろしくお願いいたします〜！

『先入観は罪、固定観念は悪』
亡き野村克也さんの名言です。

これは絶対こうなんだ！
これはこうに違いない！
100%こうなるに決まっている！

車券予想も思い込みが強過ぎる故に、過去何度、私は失敗したことか…思い起こせばキリがありません。

先行一車でいけるだろうと思っていたら、流しているところを単騎の選手の奇襲作戦に遭い、展開乱れて大波乱。

ここはどう考えても二段駆けが決まるに違いない！と思っていたら、敵に蓋をされてしまい、行くに行けずに大惨敗。

『死角がまるでない。そう思った時こそ気をつけろ』橋本悠督(1972〜)

過去の記憶が突如フラッシュバックし
ふとノムさんばりの名言が思い浮かんだ10レースの発売中。

そう！脇本選手に負ける要素がまるでない、という話になったオッズパークライブ中の出来事です。

いやいやいや、脇本で間違いない！とみんな言いますけれど、そんなの後ろに置かれて仕掛けようとした時に瓜生あたりと絡んだらどうしますの?後手に回ったら、そんなの分からないんじゃあないですか??いくら強い強いと言っても人間なんですから。よし！大穴押さえときましょ。瓜生と磯田と山賀と松岡のボックスですよ！これ入ったらデカいですよ〜。オッズはと・・・おおおおおおおっ！！スゲー！夢の配当しかないっすよ！これ！ワッキー飛んだらえげつない配当しかないですよー！！いやいや、これ買うしかないっしょ！

どうして、このタイミングで
こんな思考に襲われたのか?

今は、昨日の16時15分に戻って自分をぶん殴ってやりたい気分です。

情けない。実に情けない。
今回こそは勝ちたい！勝利を渇望して臨んだオッズパークライブだっただけに、悔しい思いでいっぱいです。

しかし、うまくいかなくても大丈夫。
ノムさんはこんな言葉も遺してくれています。

『思い通りにならないから、人生は楽しい』

ノムさん。そうですか。今は全く楽しくなれませんが、ノムさんがそう言うならきっとそうなんでしょう…

日本選手権競輪、開催は二日目に入ります。

この間、オッズパークウィナーズトークのゲストで古性優作選手に出演して頂いたのですが
その際、非常に興味深い話を伺いまして…

というのも
『不調というのは突然やってくるのではなく、いくつかの前兆状態を経てから、スランプになってしまうのだ』というものです。

これはぜひ、You Tubeでも動画が上がっているので見て頂きたいのですが…

なるほど、そういう観点からすると
郡司選手の動きが気になって気になって仕方ありません…

わかりません！私は素人なので正直、的外れかもしれませんが、昨日のレースで『郡司選手、ちょっとおかしいなぁ』という違和感を強く感じてしまったので、今日はそれを私なりに分析してみたいと思います。もし、見れるのなら昨日の10レースのダイジェストと合わせて読んで頂けると幸いです。

まず、1つ目のポイントは打鐘前の動きです。
山田久徳選手が前で待っている状況で、郡司選手は中団。そこで、吉田拓矢選手の気配を警戒しながら、吉田選手の踏み出しに合わせて、郡司選手も上がっていき中団を一度取りにいきます。が、まずこれがワンテンポ遅かったように感じました。中団を取りにいくなら、もうワンテンポ早くインを斬りにいけばいけないところが、遅れているように感じました。

2つ目のポイントはその直後です。
ワンテンポ、インを斬りにいくのが遅れた郡司選手は関東勢の上がりに乗っていこうとするのですが、当然中団で山田久徳選手も引くとは思えません。すると、スーッと7番手まですんなり引いて、構える状況になりました。
見ようによっては冷静で的確な判断とも取ることができるのですが、まだ前が流している状況だったので、強気に前を叩きにいくという選択肢があっても良かったように感じました。ここは評価の分かれるところではあると思いますが、1つ目のポイント同様、ちょっと消極的なように僕には映りました。

そして3つ目のポイントです。
後方から捲り上げた郡司選手のスピードは上々で勢いは間違いなくありました。
しかし、その郡司選手が捲っていく３角あたりで、先に捲っていた山田庸平選手が平原選手のブロックを受け、前が壁になってしまいました。その時、郡司選手は無理にその外をぶん回しにいくのではなく、冷静に平原選手の後ろに一旦つけ、平原選手が内を空けたところを捌きに行きました。これも、確かに冷静で的確な判断といえば、間違いなくそうだと思います。瞬時にあの判断は素晴らしい！という考えもあるとは思います。しかし、何となく違和感が…拭えません。

というのも結局、セーフティにセーフティにいった結果、直線ももう一伸び足りず4着だったというのもあるからでしょう。

全てはコンマ数秒の世界の話で
瞬時の判断は想像を絶するものがあるでしょう。
だからこそ、逆に言えば
咄嗟に取る動きが慎重すぎるかもしれないということは…
郡司選手自身がもしかすると
何か感じているのかも知れないなと…

ほんとに素人の分析で恐縮しかないのですが
今日は気になって仕方なかったので書いてみました。

ほんと競輪ってこうしてみると奥が深すぎて恐ろしくなりますね。

さよなら　ありがとう　声の限り
的中よりもっと大事なこと
去りゆく背中に　伝えたくて
温もりと痛みに間に合うように

このまま捲ると思っていた
小倉の明日を描いていた

踏み上げては(踏み上げては)
翼がほら(翼がほら)
胸の奥に熱いのに

三角で期待した　郡司を捉えていた
北津留と園田の未来の為に

夢が一つ叶うはず　当たりだと思うだろう
強く信じたのに車体故障

抜け目を餞に

(転調)
音を立てて崩れ落ちてゆく
一つだけの(一つだけの)　
かけがえのない世界

手を伸ばし　届いてた
穴目で諭吉の山

輝いて消えてった　車券の為に
託された幸せを　園田だけ超えていく

振り返らずに抜けるから
前だけ向いて外すから
財布に負債を残して

遠い未来までぇ～ぇ〜ぇ〜

ウラだ〜！ウラだ〜！ウラウラだ〜！
思わず山本リンダが降臨してしまうほどの爆音と共に！地上に現れたのは

何と！怪獣ウラ目星人です！

『グッヒヒヒヒヒィ、バカなオケトラマンめ！脇本-稲川-松岡の一本勝負などと大それたことを考えるから、こうなってしまうのよ。グッヒヒヒヒヒィ。イナカワ！差しアターック！』

ウラ目星人の差しアタックが見事に決まりオケトラマンは大ピンチ！

なかなか立ち上がることができないオケトラマン。何故、あんなバカな一本勝負をしてしまったんでしょうか？

後悔先に立たず。
覆水盆に帰らず。
そう、全てはあとの祭りなんです！！

僅差ではありながら、オケトラマンはウラを食ってしまったんです！

『オケトラマン！！ウラを食うってなに？？ウラっておいちいの？？』　

遠のく意識の中で、オケトラマンの耳には
子供たちの無邪気な質問が…

『グゥゥウ…そんなもん…そんなもん！旨いはずないやろげ！塩抜きしてないゴーヤくらい苦いわ！ゴゴゴゴーヤー！チャンプルゥゥウゥ…ゥゥウワーン！』

よーし！まだ戦える！
そう！子供たちの声がオケトラマンに再び力を与えたのです！

しかし、更にウラ目星人の猛攻は続きます。

『ヤーレン　ソウラン！ソウラン！ソウラン！ソウラン！ソウラン！ハイハイ！』

クッ…ハイハイじゃねーんだよ！

クソーッ！
黄金週間なのに、どんどん黄金が目減りしていくぜ。このままいくと、もう戦えなくなってしまう。

辛い、実に辛すぎるぜ…
しかし、ここまできたら気持ち良く開き直るしかない！

『よーし、こうなったら…最後の最後、とっておきの必殺技を出すしかない！受けてみよ！サンマの開き直りぃぃぃ！！！ビーム！！ビビビビビィィ！』

『よーし、完璧な開き直りビームが決まったぞ！これで、きっとこの後は平和な黄金週間が待ってるはずだ。地球の平和を乱すウラ目星人め！手強い相手だったが、もう恐れることはないだろう。あと2日、そう！あと2日！全ては溶けた黄金を取り返す為に…』

オケトラマンはあと2日
怪獣ウラ目星人の手から最後まで
地球を守ることができるのか？

頑張れ！オケトラマン！
負けるな！オケトラマン！