Odds Park 競馬

　今日のメインはＡ－２組の八重桜特別。今シリーズはオープンの編成がなく、２組のここが実質的な最上位クラス。ということで、ここは前走でオープンを走っていたスペシャルトークとタイセイドリーマーを上位視したい。どちらも前走はスタートひと息で自分の力を発揮できたとは言えず、そのぶん巻き返しの余地がある。とくに前者は先手を奪えれば、オープンでも勝ち負けできるスピードと粘りを発揮するだけに、ポンと出れば押し切り十分だ。後者は追い切りの動きが軽快そのもの。出遅れてチグハグな競馬になってしまった前走よりは動ける可能性は高い。名古屋からはキャットリング、エイシンメヌエットという笠松巧者の２頭が参戦。どちらも得意の笠松なら上位争い必至の力があるが、型にハマった時の爆発力では前者、安定感では後者といったところか。中央２勝クラスからの再転入になるが、以前笠松にいた時の実績なら通用しそうなビルボードクィーン、安定した先行力が魅力のメテオスウォームも圏内十分とみる。

◎(５)スペシャルトーク　中央１勝クラスから佐賀で３勝をあげて、昨年10月に笠松へ転入。Ａ－２組を含めて転入後は３勝を挙げているが、基本的には逃げかすんなり先行してこそのタイプ。その点で少し出負けして中団からの競馬になった前走は度外視できる。相手も弱化しているし、ポンとゲートを出れば好勝負必至だ。

○(４)タイセイドリーマー　中央２勝クラスから２月に当地へ移籍。中央時は芝の中、長距離で活躍していたが、転入後は力強い末脚で３連勝。出遅れた上に、掛かった前走は７着に敗れて連勝こそ止まったが、１秒０差とオープンでもやれることは証明した。２組に下がったし、折り合いさえつけば巻き返せるとみた。

▲(３)キャットリング　名古屋所属馬だが、昨年８月から２走前まで10走連続で笠松に遠征して５勝をマーク。今年に入ってからはオープンに組まれたこともあり４着が最高だが、大崩れはしていない。今回は２組に下がっているし、得意コース。地元で７着に敗れた前走は度外視して狙ってみたい。

△(９)エイシンメヌエット　門別デビューから兵庫を経て３歳３月に名古屋へ移籍。３歳牝馬重賞で２着を含めて、転入当初から笠松でも好走していたが、これを含めて９戦４勝、２着３回、３着１回とまだ馬券から外れたことがない。どんな距離や展開でも自在にまとめており、ここも堅実に走ってくれそう。

×(２)ビルボードクィーン　以前、笠松に在籍していた時にはＡ－２組を勝った実績があるし、直前まで中央２勝クラスでそこそこの競馬ができていた。この実績どおりならメンバー的には地力上位。再転入初戦から注目したい。

×(８)メテオスウォーム　転入後は14走してまだ勝ち鞍がないものの、毎回、先行して見せ場を作っているように機動力はこのメンバーに入っても上位級。直前の追い切りでは好時計をマークと引き続く体調は良さそうなだけに軽視はできない。