Odds Park 競馬

　今日のメインは３歳１組による淡雪特別。中心には前走で５馬身差の圧勝を演じたタイセイマロンを推す。中央からの転入初戦でも５馬身差をつけて快勝。その後は馬券絡みがなかったが、早めに動いたことが奏功して一変。陣営や鞍上も手の内に入れた可能性は高く連勝を期待。笠松デビュー馬限定の５頭立てとはいえ、前走で準重賞を勝ったハヤイモノガチも有力。とくに上がりを36秒２でまとめた脚は見事。よほど後方にならなければ差し届きそうだ。転入２走目の前走で1600ｍを逃げ切ったエイシンソーラー。環境に慣れて着実に体調は上向いているし、岩手での実績や馬体を見る限り1400ｍの方が合っていそう。１枠からすんなり逃げられれば連勝の目もある。そのほかにも中間の気配の良さが目立ったリボリュウション、転入初戦から２着と気を吐いたダイヤキララ、小回りの1400ｍを求めて遠征してきた名古屋のリンクビーナスもいて、上位争いは混沌としている。

◎(４)タイセイマロン　中央新馬戦で５着の後は10→10→８着と伸び悩んで昨年10月に笠松へ移籍。初戦で２着に５馬身差をつける快勝を演じたが、その後は再び低迷が続くも前走でまた５馬身差の圧勝劇。ムラなイメージはあるが、前走の強さを文句なし。本格化なった可能性は十分だ。

○(８)ハヤイモノガチ　昨年９月に笠松でデビューした生え抜き。９戦３勝、２着３回。最悪でもライデンリーダー記念での６着と常に堅実に自分の力を発揮している。５頭立てとはいえ、前走では準重賞・笠松若駒杯を上がり36秒２の決め手で差し切っており、着実に地力を強化中。

▲(１)エイシンソーラー　岩手でデビューして４走目で初勝利を挙げ、１月に笠松へ移籍。２走連続で１６００ｍを使われ、初戦こそ５着だったが、２走目の前走で一変して逃げ切った。岩手での実績や体型的にみて、距離は短い方が戦いやすそうなタイプ。１４００ｍは問題あるまい。

△(10)リボリュウション　昨年７月にデビュー後、11戦してまだ１勝しかしていないが、掲示板を外したのも２走前のライデンリーダー記念のみ（11着）という堅実派。極端な時計勝負になると不安はあるが、じっくり調整された今回は中間の気配が抜群で、大崩れはなさそうだ。

×(３)ダイヤキララ　門別で５→３着を経て、昨年７月に名古屋へ移籍。転入当初は活躍が目立ったが、10月以降は７戦して４着が最高。前走から笠松へ転厩したが、初戦からひと脚使ってコース相性の良さを見せた。環境慣れが見込めるここは前走以上の結果もあり得る。

×(７)リンクビーナス　昨年６月にデビューして、その月だけで900ｍと920ｍを３連勝。ただ、距離が延びてからは２着が最高と勢いが薄れてしまった。それでも前々へと運ぶ先行力は健在。成長度には乏しいものの、脚質的に笠松コースは合っている。