Odds Park 競馬

　いよいよ2024年の姫路競馬が開幕。当競馬場は中～外枠、そして道中外めを通った馬が有利な傾向にあるが、果たして今年は？エイシンテムジンは転入後負け知らず。４連勝目の前走も直線で満を持して追い出すと一気に抜け出してきた。背57キロは克服済みだし、姫路へ場所を移しても主役の座は譲らない。クリニエールグラスも休み明けをモノともせず４馬身差の快勝。３着馬には更に５馬身差をつけていた。昇級、相手強化のここでも。ハローチュースの前走は、転入後５戦４勝の勝ち馬にクビ差まで迫っての２着。上積みを見込めるし、再度好勝負に。展開向いた感もあるギユウだが、休み前にはＢ１で好走実績があるのでフロックではなさそう。こちらも一度叩いた上積みが見込めて。あとは相手なりなタガノタンゴ、叩き合いになったらしぶといニシノウール。

◎（４）エイシンテムジン･･･転入後、圧巻の内容で４連勝を達成。とにかく道中の手応え、そして仕掛けられてからの反応が抜群に良い。初戦、２戦目の勝ち時計は同日の最速時計。前回の１分32秒１は時計のかかる馬場だったので心配なし。背57キロも２走前に克服済み。姫路に場所を移すが、今の充実ぶりなら連勝続く可能性大。

○（９）クリニエールグラス･･･前走は後続を４馬身突き放しての快勝。目下12戦11連対、姫路でも２着が２回ある。特に近４戦は３勝と、最後のひと押しが利くようになってきているし、走破時計はＡ級に入っても通用するレベル。自由自在な脚質を武器に昇級突破なるか。

▲（１）ハローチュース･･･昨年の姫路開幕２週目のＢ１・1400ｍ戦では今回と同じ最内枠で勝利しているので、まずこの枠に入ったことをそこまで懸念する必要はなさそう。休養明けの前走がいきなり２着に食い込んできたし、叩いた上積みも見込める。再度ゴール前浮上が見られそう。

△（２）ギユウ･･･前走はリフレッシュ休養明けの一戦だったが、降級利、更には差し馬有利の展開面も味方して２着を確保。実績が示すように距離延長、姫路適性は問題ないし、叩き２走目とあらば上積みも十分で。

△（５）タガノタンゴ･･･６走前以外、兵庫ではオール掲示板入り。道中のポジション取りを問わず、相手なりに動ける堅実さが持ち味。ただ、気難しい面があるだけに、リズムを崩さずに走れるかどうかがポイント。

△（８）ニシノウール･･･差しに構えても多少は脚を使えるが、ベストは先行策。しぶとい勝負根性を持っており、直線馬体を併せての叩き合いに持ち込むと一層粘り強さが増す。発馬を決め、ハナか２番手あたりからレースを進められれば一発あっても。