おすすめ注目レース
2023年12月 7日 第10回 ジュニアキング(P)2歳 ・オープンサラ系2歳 別定 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第10レース 門別からの刺客カズマを迎え撃つ、5連勝中のワラシベチョウジャ
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"
今日のメインは2歳オープンの準重賞「第10回ジュニアキング」。ここはデビュー以来、無傷の5連勝中のワラシベチョウジャが不動の中心。前走後は早々に「ラブミーチャン記念は使わず12月のジュニアキングを目標にします」と笹野調教師が語っていた通りのローテーション。ここへ向けて先週びっしり追い切り、直前は軽めの調整も予定通りで仕上げに抜かりもなく、距離延長でも6連勝の可能性は高そう。負かすとすればカズマが最有力。レベルの高い門別の2歳戦線で新馬勝ち、オープン2着は評価できる。直前の追い切りはやや上がり時計を要したが、全体の時計はまずまずだし太目感もなく態勢は整っており初戦から楽しみ。前走6着からのガラリ一変が期待されるのがブルーチース。その馬っぷりは雄大でこの世代でも上位の素質がある。自分のリズムで運べる逃げに持ち込めないと前走のようなことはあるが、逆に行ければ好勝負必至。安定した末脚が武器で距離延長はプラスに出そうなミノコクシュタルク、前走は展開が向かなかったタイセイマロン、転入後は1走ごとに時計を短縮し体調の良さが伝わってくるレシプロターボも圏内十分だ。
◎(5)ワラシベチョウジャ 「前走後はここ1本に絞ってしっかり調整できました」と笹野調教師。その言葉どおり、中間の乗り込みは熱心で約2カ月ぶりでも仕上げは良好。デビュー5連勝の内容を見ての通り、レース巧者で大崩れの不安が少ないタイプ。距離延長も問題あるまい。
○(9)カズマ 門別でデビュー勝ち。9月には認定牝馬オープンで2着となかなかの実績を残してきた。転入初戦ゆえか、追い切りの動きはやや地味だったし、1200mまでの経験しかないのは不安だが、他の門別移籍組の活躍を物差しにすればここなら素質上位のはず。
▲(7)ブルーチース 前走の認定オープンでは6着に敗れたが、行き切れずにモマれて力を発揮できなかったもの。決して力負けではないし、中間の気配も特に落ちていない。逃げれば大崩れしたことはなく、1600mで他馬が自重してすんなり先手を奪えれば一変が可能だ。
△(8)ミノコクシュタルク ここへきて連続2着と追い込み好調。調教では掛かり気味になるタイプで距離延長が有利な材料とは断言できないが、脚質的にはプラス。前半でじっくりタメを作れれば持ち前の切れ味ある末脚で上位争いに加わるとみた。
×(3)タイセイマロン 転入初戦で見せた豪快な差し切りが記憶に新しい。その後はラブミーチャン記念6着、地元の1組で4着といいところがないが、中間も併せ馬でびっしり追われて気配はまずまず。展開さえ向けば大駆け十分だ。
×(1)レシプロターボ 転入後は1走ごとに自己ベストを更新中。前走は出遅れて、無理に巻き返しながらもしぶとく粘って3着。攻め馬の感触は引き続き上々で体調はハイレベル。すんなり運べればこの相手でも大差はあるまい。
おすすめ買い目
※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。