Odds Park 競馬

　今日のメインはＢー１組のオイラー特別。８頭立てだが、５頭が前走で勝ち鞍を挙げるなど、好調な素質馬によるハイレベルなメンバーでの一戦。中でも注目は転入初戦の前走を１分43秒０の好時計で大差勝ちしたニホンピロポート。しかも、ゴール前は余裕の手応えだったのだから、その潜在能力の高さは相当なもの。１組に上がっても自分の力さえ発揮できれば連勝が濃厚だ。同じく転入初戦となった前走で４馬身差の快勝をしたのがマルメラーダ。こちらはテンにモタついたが、エンジンが掛かってからの脚は他馬が止まって見えるほど。中央では芝で活躍していた馬だが、ダートも問題ないことが証明できたのは大きな収穫だ。アイリーライフは転入後（３ー１ー０ー１）とハイアベレージ。２走前に実質的に今回と同条件で10着に敗れているが、当時は距離が1600ｍだった上に１枠から出遅れて競馬にならず。まだ崩れたことがない1400ｍならこのクラスでも好勝負できるはず。いつも出遅れるが、末脚の切れ味はこのクラスでは間違いなく上位級のフルフォース、７番枠を得て外の２番手につけられる可能性が出てきたトーセンアンジェロも連争いなら十分だ。

◎(２)ニホンピロポート　とにかく転入初戦の前走が圧巻の強さ。出遅れて、極端にモマれるなどのアクシデントに近い不利さえなければ連勝する可能性が高いと思わせるのに十分だった。距離は短縮されたが中央では1200ｍの経験も豊富で問題はなく、ここも積極策から押し切るだろう。

○(３)マルメラーダ　１枠から出遅れた時はヒヤリとしたが、エンジンが掛かってからの反応はケタ違い。芝ならが中央未勝利で上位争いしていた素質を転入初戦から存分に発揮してくれた。中間の雰囲気も良好で反動は見られないだけに、１組に上がっても楽しみ。

▲(４)アイリーライフ　転入以来５戦３勝、２着１回。２走前に崩れたのは距離や出遅れの影響が大きく、自分の競馬さえできれば１組のここでも素質的には互角以上のものは持っている。時計のかかる開催だった前走での１分30秒９は優秀だし、まだ連を外していない1400ｍなら上位争い必至だ。

△(６)フルフォース　どうしても出遅れてしまうので、スピードが要求されそうなこのメンバー、しかも1400ｍとなると勝ち切るには相当な展開利が必要かも。ただ、末脚の切れ味と安定感は抜群。２、３着争いに顔を出す可能性は十分ある。

×(７)トーセンアンジェロ　前走がこのクラスで５着。今回のメンバーに入るとスケール感でやや見劣りする印象は否めない。とはいえ、前走も先行はできていたし、今回は枠順もいい。すんなり先行からの前残りを警戒したい。