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2023年8月23日   ホトトギス特別3歳1サラ系3歳 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   勝って同条件は有利だ ヴィアスパークル
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-3_nagoya.jpg この日のメインは3歳1組で行われるホトトギス特別。既に同鞍で結果を出している3頭(1着ヴィアスパークル、2着スリーディプテーダンネワード)が主力を形成するが、臨戦過程を考慮すればヴィアスパークルだろう。元々スピードに定評があった馬だが、近走では番手からの競馬もマスター。前開催を自重して休養十分で臨むし、勝って同条件で57キロでもここは譲れぬ心境か。ダンネワードは4走前に難敵ダンシングラブリーとアタマ差の大接戦を演じているが、以降は足踏み状態。疲労の蓄積は若干気になる頃合いだが、好相性の岡部騎手でもあり、もうひと頑張りを期待したい。残る1頭のスリーディプテーは放牧明けで5月以来の実戦。力は認めても今回は押さえに回すのが正着か。これに代わって浮上するがミヤビデロス。2走前の交流戦で2着は正直驚いたが、前走も位置取りが悪くなった割に5着にまとめた。地元馬同士なら1組でも遜色ないはず。着実に力を付けてきたという点ではライトボヌールも該当するか。こちらは引き続き3~4角でインが使える馬場ならの条件が付くが、ロスのない立ち回りが叶えば上位争いに絡んでもいい。他ではエムティヒビキ。3~4走前からそれなりの力はあるはずで、勝ち負けまではともかく3着ぐらいならあっていいだろう。

◎(4)ヴィアスパークル…2回前の同鞍を2番手から難なく抜け出した。前開催のけやき杯には目もくれず、適距離のここへ矛先を向けてきただけに主役の座は譲れないところか。勝って同条件とあって1キロ増の57キロだが、ある程度馬格もあるので苦にするとは思えない。それ以上に、他に徹底先行型が不在でマイペースが可能な組み合わせ。3角まで楽ができれば、剛腕・塚本騎手が最後まで持たせることだろう。

○(8)ミヤビデロス…中央交流戦で2、5着と互角以上に駆けたのであれば、地元馬同士の1組でも十分にやれていいだろう。逃げ差し自在で展開は不問だし、内枠各馬の出方を窺いながら運べるいい枠を引いた。既に1組で1、2着のある馬が複数いるが、目下の充実度で相殺は可能なはず。加藤聡騎手の手腕にも期待したい。

▲(5)ダンネワード…6月27日の同鞍で難敵ダンシングラブリーとアタマ差の惜敗。以降は足踏み状態だが、前走3着も交流戦を踏まえれば悲観材料はなく、ミヤビデロスには先着を果たしている。一生懸命に走るぶん疲労の蓄積は気になるところだが、まだ能力発揮に影響はないだろう。代打も岡部騎手(2010)なら申し分ない。

△(3)ライトボヌール…2走前に3~4角で巧く内を捌く好騎乗で接戦をモノにすると、前走も同様の競馬で4着。ハイラップを早めに追い掛けたぶん直線は伸びあぐねたが、着実に力を付けているのは確か。更なる相手強化も最近の3~4角で内を使える馬場は浅野騎手の得意にするところ。上位勢がスキを見せれば鋭伸する構え。

×(9)エムティヒビキ…3~4走前に比べてパフォーマンスを落としているが、砂を被って精神的なモロさを垣間見せたぶんだろう。中間気配から特に出来落ちということもなさそうだし、条件さえ整えば巻き返しが可能なはず。そういう意味で外枠は歓迎だし、近走の凡走で人気が凋落するようなら馬券的な妙味がある。穴に一考する。

×(7)スリーディプテー…転入2走目に僚馬マロンアイス(駿蹄賞2着、東海ダービー4着)を撃破、5月に2組を勝ち、1組で2着。放牧明けでも太目感のない仕上がりで軽視は禁物だが、やはり順調に使っている馬との差はあるだろう。陣営としてもいきなりというよりは使いつつの構え。力は認めるが今回は押さえにとどめたい。

おすすめ買い目

馬単 4→8 4→5 4→3 4→9 4→7

 

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