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2023年8月 8日   第41回 読売レディス杯3歳以上 牝馬(地方全国交流)サラ系3歳以上 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第12レース   他地区馬に負けない能力!エムティアンジェ
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-4_kanazawa.jpg 全国重賞となった過去12回(秋延期・地元限定の一昨年を除く)、地元馬は1勝・3着4回と苦戦。南関東(大井4勝・川崎1勝)と兵庫(3勝)が強い傾向(他は笠松2勝・道営1勝)。ここを勝った馬のグランダムジャパン古馬シーズン優勝は4回(2018年4着馬と2020年2着馬も優勝、2019年の勝ち馬は2位)と、ポイント争いの要所となっているだけに、今年も各地からシリーズ優勝を目指す実力馬が参戦。地元馬も含めると7頭が重賞ウイナーというハイレベルな顔ぶれに。臨戦過程・先行馬が多い展開・ロスのない立ち回りが求められる昨今の馬場、これらを思うと順序付けはなかなか難しい。4頭が出走した4月の佐賀ヴィーナスCも含めた近況に加え、実績・実力を加味すると大井2頭が優勢も、絶対視まではできない状況と見ての予想。

◎は(3)エムティアンジェ。3戦(2勝)しかできず不本意だった昨年と違い、今年は不安ない状態で推移。3月から一線級と好勝負を演じ、3走前の利家盃3着時点で先着を許したのは女王ハクサンアマゾネス、元JRAオープンのオヌシナニモノとトランスナショナルの3頭だけ。今回と同舞台の前々走・お松の方賞がまさかの6着だったが、ゲートで平常心を欠くなど走る方に気が向かなかったことが敗因。その点はレース間隔を開けての馬具装着で即修正して前走1500m1分34秒1の勝利。その時より上積み必至の攻めで臨むのだから33秒台も可能なはずで、例年の勝ち時計並に走れる算段。2歳時は道営勢とも互角に渡り合っていたように元々の能力が高い馬。さほど展開に注文が付くタイプでもなくレースも上手で、他の有力馬が兵庫サマークイーン賞でハクサンアマゾネスに完敗の結果を見ても大きな力差があるとは思えない。地の利も大きい時季でもあるし、シリーズ連戦を目論む他馬と違い、ここに全力投球。決して無謀な期待でもないはずだ。

〇は(5)グランパラディーゾ。昨年は好位から完勝、良績の少なかった右回りの当地克服。その後は3戦しかしておらず、昨秋の名古屋・秋桜賞や前走も3着敗れているだけに、決して楽観はできない状況だが、前走の浦和・しらさぎ賞は最前列有利の雨馬場と重い斤量にも泣いた結果。ここは同斤量でロスなく立ち回れる枠順。態勢さえ整っていれば当然有力。

▲は(1)ジュランビル。元JRAオープンで、実績だけなら最上位の存在。地方馬のみの牝馬戦なら力上位をここ2走で実証できたし、前々走・佐賀ヴィーナスCの完勝を見ても、距離は1400m前後がベスト。当地も昨年イヌワシ賞2着で経験済み。先行馬が多い内枠で展開がどうなるかだけ。

△は(10)クリノメガミエース。笠松で3歳重賞勝ち後も前々走以外は3着以上の堅実駆け。12月園田金盃で一線級相手に大逃げ3着も印象的。昨秋・楠賞3着以来の後方待機策で前走3着と、相手や距離に応じて戦法を変えて結果を出している点は先行馬揃いのここは魅力的。ジュランビルに完敗の3走前より先行馬増が味方すれば面白く、もっと長い距離を経験・好走している点もタフな競馬になった時には強味に。

注は(2)クーファアチャラ。昨年5月ヒダカソウC勝ち、昨年9月名古屋1500m・秋桜賞2着(ダノンレジーナとハナ差、3着はグランパラディーゾ)を見ても、このくらいの距離でベストの逃げが打てれば遜色ない実力で、遠征も克服済み。今季3戦が人気を下回っての取消後だが、持ち直して自分の競馬なら差はないはず。

穴は(9)アンティキティラ。名古屋・佐賀遠征で3歳重賞3勝、古馬重賞でも昨年秋の園田・兵庫クイーンC2着。長旅は苦にしない。昨年12月地元A2以来、勝ち星はないが、ハイレベルな上位争いを続けているし、4走前・佐賀ヴィーナスCは位置を悪くした分も。前走2着のような気性的に割増のスンナリ先行が叶えば好レース可能。

おすすめ買い目

馬単 3→5 5→3 3→1 1→3 3→10 3→2 3→9

 

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