Odds Park 競馬

　今回のメインは人気どころのほとんどが先行馬で、速い展開も予想されるのだが、その内の１頭である◎スマートメイスを本命。前走、激しい先陣争いを演じながらも勝ち馬とは０秒５差。今回の先行馬で前崩れ展開でも直線上位争いができていたのは、近走ではこの馬のみ。１番信頼が置けそうだ。〇ニネンビーグミは距離が違うものの、前走は重賞戦で見どころある逃げ競馬を披露。３走前の同距離戦では7着に敗れているが、これは内枠でスタート立ち遅れて行き脚が付けられなかったことが主な敗因。発馬五分なら。▲ニシノダンテは前走最低人気でのＶだったが、今回も当時と同じようなＨペース展開が見込める。引き続きゴール前浮上に注意。△ポケットロケットと△メイショウサトワはともに前走先陣争いでの失速。同型の捌きがカギだが、楽に先手が奪えるようなら粘り込みも。今回昇級戦の△スマートプレジールは距離短縮が魅力的。押さえておきたい。

◎(９)スマートメイス…前走は序盤から同型馬３頭横並び状態で競り合う激しい展開だったが、それでも３角では先頭、ゴール前まで上位争いに加わるという見どころ十分の内容だった。今回も同型との兼ね合いがカギになりそうだが、前回のしぶとさがあれば少々の速いペースでも好機が出てきそうだ。

〇(１)ニネンビーグミ…兵庫サマークイーン賞は勝ち馬に早めから動かれてしまった分で直線苦しくなってしまったが、それでも２着馬とは０秒３、３着馬とはハナ差の４着としぶとい粘りを披露。３走前の1230ｍ戦はスタート立ち遅れが響いての敗退。得意の先行競馬なら反撃可能。

▲(８)ニシノダンテ…前走は最低人気の低評価を覆して勝利。展開に恵まれた部分もあったが、振り返れば、昨年転入初戦でＡ１馬相手に３着に好走した際も同じ形。先陣争いが激しくなりさえすれば再び直線浮上のシーンも。

△(５)ポケットロケット…前走はスタートから１角付近まで競り合う形。向正面で一瞬息は入れられたものの、序盤の競り合いが祟り直線失速。追い切りでは今回も素晴らしい時計を記録。マイペースで先行なら。

△(４)メイショウサトワ…転入初戦と前走は序盤から激しい先陣争い、２走前はワンターン戦で致命的な出遅れと、近走はまともな競馬がさせてもらえていない。スムーズに先行なら変わり身も。

△(10)スマートプレジール…転入後３戦を見ても、そこまで速い上りは使えないタイプに感じる。そこから考えれば、締まった展開が見込める今回の舞台はプラスとなりそうだ。