Odds Park 競馬

　今日のメインはＳＰＩＩＩ・第５回飛山濃水杯。今年から東海地区限定の重賞になったが、名古屋から有力馬が５頭参戦し、ハイレベルなメンバー構成だ。中でも注目はレイジーウォリアー。約２カ月ぶりとなった前走は好位から伸びを欠いて５着だったが、当初からひと叩きしてのここが目標。追い切りの動きも前走以上と聞いているし、変わり身を期待。地元勢ではストームドッグに注目。掛かり気味になる危うさを抱えているが、少々強引な競馬になっても転入後は押し切って連勝中。1400ｍは合っているだけに３連勝十分だ。メイショウシルトは離されたとはいえ、前走はかきつばた記念で中央勢を相手に６着。この相手なら地力上位は間違いなく好勝負必至だ。さらに、笠松で３戦１勝、２着２回の実績を誇るヒロシゲウェーブ、1400ｍなら必ずひと脚は使ってくるメテオスウォーム、差し脚堅実なグラウクスも虎視眈々と上位を狙っている。

◎(４)レイジーウォリアー　２走前、笠松のオープンを１分27秒３の好タイムで９馬身差の圧勝。約２カ月ぶりの前走は余裕残しの仕上げだったぶん伸びを欠いたが、ひと叩きされた今回は２走前の再現が可能。積極策からの押し切りに期待したい。

○(３)ストームドッグ　転入初戦で２組、そして前走でオープンを快勝とまだ底を見せていない。テンから掛かり気味になるタイプなので1400ｍの方が大崩れは少なそう。少々、強引な競馬になっても前走だけ走れば上位争いできるはず。

▲(７)メイショウシルト　６月２日は馬場不良で競走取り止めになったが、その時点で仕上がっており、ここへ向けての調整に抜かりはない。前走、かきつばた記念６着の実績からも、このメンバーなら力量的に無様な競馬はしないだろう。

△(９)ヒロシゲウェーブ　笠松は３走して１勝、２着２回と相性がいい。前走で地元の昇竜戦を快勝と勢いづいてきたし、外枠を得てスムーズな競馬ができそうなのも好材料だ。

×(５)メテオスウォーム　豪快さこそないが、堅実に自分の力を発揮する堅実派。ことに1400ｍではラストのひと伸びが効く。

×(６)グラウクス　前走は２組で２着だが、道中は砂を被ったせいか掛かりがひと息。直線で外に持ち出してからの伸びは上々で、展開ひとつで大駆け十分だ。