Odds Park 競馬

　今日のメインは３歳牝馬によるヒロインカップ。勝ち馬には６月22日に行われるＳＰＩＩＩ・クイーンカップの優先出走権が与えられるが、ここで中心視するのはトーセンサブリナ。１月に転入後は４連勝。ここ２走は６、３着に甘んじているが、攻め馬の気配は決して落ちていない。４戦４勝の1400ｍで変わり身を期待。プロスパーバイオは転入後２戦２勝。前走では時計を１秒以上短縮するなど、まだ底を見せていない。相手はそろってきたが勢いで突破可能とみる。ロジェは転入初戦を快勝。ひと叩きされて攻め馬の動きがグンとよくなってきたし、中央での戦歴からみて、このメンバーでも力負けするとは思えない。メイクストームは昨年暮れのＳＰＩ・ライデンリーダー記念３着の実績。先週、早めに追い切った動きは抜群で上位争いの一角。さらに大外枠を引いて変化が期待されるミコフランシスカ、転入初戦だが中央の戦歴は悪くないフェスティヴチャンも差はなさそう。

◎(７)トーセンサブリナ　２走前の新緑賞で６着、前走の若鮎賞が３着。転入後４連勝した頃の勢いはないが、今週の攻め馬もまずまずの動きを披露しており体調面に問題はない。1400ｍは４戦全勝だけに、あっさり変わる可能性は高い。

○(３)プロスパーバイオ　転入後はポンポンと連勝。前走はクビ差と圧勝ではなかったが、先手を奪って直線も抜かせる感じはなく着差以上に強い内容。どんな競馬でもできそうなタイプで、相手強化でも対応するとみた。

▲(８)ロジェ　目一杯の脚いろではあったが、転入初戦の前走では１分30秒３とまずまずの時計で逃げ切り。ひと叩きした上積みは感じられるし、中央未勝利で２着の実績から潜在能力も互角以上のはず。

△(６)メイクストーム　昨年末のライデンリーダー記念で３着など、このメンバーに入ると実績上位の存在。タメを作れば切れる脚が確実に使えるし、直前の追い切りも抜群の動き。展開ひとつで差し切りまであるか。

×(10)ミコフランシスカ　このところは遠征や地元のＳＰＩで結果が出ていないが、特に調子落ちは感じない。多少なりとも相手関係は楽になったし、大外枠からモマれず運べれば一発があっても不思議ない。

×(５)フェスティヴチャン　追い切りの動きはまだ地味で万全ではないかもしれないが、芝ながら中央未勝利で３着の実績もある。初戦から地力で格好はつけそう。