Odds Park 競馬

毎度優勢のＪＲＡ勢だが、大半に１勝クラス入着歴あり、今回のメンバーレベルは水準以上。ただ、右回り・地方での立ち回り、現状の状態・走力が読めない馬ばかり。確たる先行馬も不在でもあり、難解な一戦と言える。臨戦過程に疑問符が付く馬も多く、その点の心配はなさそうなサダムゲンヤに期待してみた。スタートに課題はあるが近走で確実に脚を使えている点を重視した次第。前走２勝クラス４着コパノオースティンも近走だけ走れば当然有力。地元ウインスピリタスもＪＲＡ時は芝とはいえ２勝クラスで連対あり、勝った前走のように気分良く走れる展開なら決して格負けはしない。休養を挟んだ点が鍵になるベルドラゴ、チュイションも走力上位の戦績。体重増で今春ＪＲＡに復帰ミッテルラインの変わり身にも警戒を。

◎は(2)サダムゲンヤ。昨年春の園田交流で５着止まりだった要因も内枠でのスタート後手。その辺りが最大のネックだが、12月以降のここ４戦、しっかり脚を使えているし、９着の前走も後方→大外の立ち回りで０秒４差。７歳を迎えて充実してきたとも言える。他とは違って順調な臨戦過程。頭数減で戦えるのは大きいし、軽い斤量も有利になるはず。

〇は(5)コパノオースティン。少頭数とはいえ格上挑戦の前走４着は光る。それ以前の戦績・ズブさを思うと、決して抜けた存在ではないが、３～４月を強行日程で使われた疲れが残っていなければ、メンバー的に好レース必至。

▲は(9)ウインスピリタス。当地２戦目で変わった前走Ａ２勝ちが本来の実力。２勝クラス連対の中央時良績は芝短距離だが、これで当地ダートや距離にもメド立った。ここは希望投票での参戦、揉まれない展開に持ち込めそうな顔ぶれと枠順。好走可能。

△は(10)ベルドラゴ。勝ち星や１勝クラスでの内容を見ると左回りベターで、ズブさも見られるレースぶり、休養明けの影響が残っていないかを当日に確認したいところだが、力さえ出し切れば好レース必至の戦績で、地元の名手騎乗も心強い。

注は(1)チュイション。１年休養から復帰後の浦和２着、東京４着は左回りだが、１勝は中山1200ダート。右回りも問題ない差し脚が魅力。集中力に課題ありワンペース。頭数が減る地方の小回りは悪くないはず。

穴は(3)ミッテルライン。地方転出での勝ち上がり実績は見劣るが、福島1150ダートで差して1/2差２着あり。当時より馬体も増えて前走は復帰し、好戦の力も備えた可能性。割と自在性あり、コーナー４回の初距離さえ耐えれば好走も。