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2023年5月 4日   細魚(さより)特別A3サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   軌道修正なるか ハローマイキー
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-2_nagoya.jpg この日のメインはA3組で行われる細魚特別。10頭のうち7頭が前開催A4組からの臨戦で、そこで上位争いを演じた2着ナムライダテン、3着ハローマイキー、4着テンペスタース、さらには6着ユウアメリカンを加えた4頭のいずれかから勝ち馬が出そうな雲行きだ。当時は前後半が50秒3-52秒3という先行馬には厳しい流れで、1、2着馬が道中で外々を回りながら豪快に差し込んだように、馬場の中央辺りが伸びる馬場傾向でもあった。その点を踏まえると、枠順の内外が入れ替わったことでユウアメリカンがハナ、テンペスタースが番手とそれぞれ理想の位置取りが可能。これによってある程度ペースが落ち着きそうだし、今開催の初日を見る限りでは前開催の終盤ほど外差しが断然といった感じも受けない。(馬場傾向については2日目以降を注視する必要があるが、開催が進むにつれて前回同様になるかも。)結論としては道中のペースが楽になれば射程圏で運んでひと差しが狙えるハローマイキーを本命視。逃げるユウアメリカンの手の内も知る今井騎手が駆るテンペスタースが展開的に良さそうで対抗視。以下は主戦の宮下騎手に戻って前回がフロックでなかったことを証明しそうなナムライダテン、ハナに行けば粘りが違うユウアメリカンの順とした。他では前走勝ちで勢いに乗るエディッタ、先行ペースの好位インで流れに乗った場合のサンデンバロンも押さえたい。

◎(3)ハローマイキー…今期2走は5着、3着とまだ以前の走りが戻ってこないが、前走は外差しの利く馬場で、道中は枠なりで内々を回ったぶんの差が微妙に出た印象だ。まだ追って内へモタれる面が完全に払拭できておらず課題もあるが、それも創意工夫で徐々に解消の方向ではある。前回4組はハイラップで追走に脚を使ったが、再戦メンバーでペースは多少落ち着きそう。ひと差しをうまく生かせば復活Vまで。

○(10)テンペスタース…前回4組では内枠のぶん被されるのを嫌ってハナを選択したが、突かれてペースを落とせず直線で苦しくなった。今度は外枠を得たので、ユウアメリカンあたりを行かせて番手という理想の展開が描ける。引き続き6勝のうち5勝を挙げる1500mが舞台というのも好都合で、今井騎手が絶妙な仕掛けで抜け出しを図り、後続の追撃を封じる構え。連対以上の確率では本命馬よりもむしろ上かも。

▲(5)ナムライダテン…前回4組では10番人気の低評価を嘲笑うかのような快走で2着と肉薄。枠なりで馬場の軽い外めを走ったのが奏功した印象だが、差す形での好走は自信になったことだろう。主戦に戻って更にと言いたいところだが、前走の走りをどこまで信頼していいものか正直迷うところはある。ここでも走れば本物だが。

△(9)ユウアメリカン…前回は外から僚馬(ベガスストリップ)に先んじられて思った位置取りができずに中団から流れ込み。少々悔いの残る一戦となったが、今度はベテランの丸野勝騎手が駆る。テンペスタースは番手でいいだけに、すんなり先手が可能だろう。前半に楽をできれば直線も容易に止まらない。逃げ込みまで警戒したい。

×(7)エディッタ…前回B1特別では快調に飛ばす僚馬(ヒロシゲダンディ)が寸前で止まったのはあるが、距離不足と思われた920mで鮮やかな差し切り勝ち。以前A級では5戦して4着が1回だけだが、上昇ムードで臨むだけに違った答えが出ていい。

×(1)サンデンバロン…極端に暑さに弱い体質とあって最近の気温の高さは気になるが、この中間は時計になるケイコを消化して、何とか状態は維持できている様子だ。さすがに全盛時の馬力は求められないが、先行ペースの好位インなら粘闘していい。

おすすめ買い目

馬単 3→10 10→3 3→5 5→3 3→9 9→3 3→7 3→1

 

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