Odds Park 競馬

　木曜日のメインレースはＡ１、Ａ２、Ｂ１クラスの混合戦。距離も820ｍのワンターン戦で約１カ月後に行われる園田ＦＣスプリントの前哨戦という見方でいいだろう。本命は(２)エイシンビッグボス。初めてのこの距離ではあるが気性的には合いそう。前に取り付ければ好勝負は必至。相手候補はワンターン戦で３連勝中の(３)メイプルシスターとワンターン戦で新境地を開拓する(４)パーの２頭。他にはメンバートップのこの距離５勝を挙げている(６)イズジョードリームや姫路の800ｍ戦で２戦２勝の(７)ディスケガウデーレがそのあとに続く。

◎　(２)エイシンビッグボス…３歳時の秋には園田オータムトロフィーを勝っている馬。その時は1700ｍ戦だったが、古馬になってからは主に1230ｍ戦で勝利を重ねている。今回は初めてのワンターン戦になるので適性があるかどうかがカギになってくるが、調教の動きや気配などからこの距離は合いそうな予感。五分にスタートを決めて先団に取り付くことができれば勝ち負けできるだろう。

〇　(３)メイプルシスター…現在姫路の800ｍと園田の820ｍのワンターン戦で３連勝中と勢いに乗っている。まだＢ１クラスの格付けなので今回は相手が一気に強化されるが、３キロ減の山本屋騎手が騎乗することで斤量が49キロで挑める点は魅力。スピードではここに入っても引けを取らないので先手を奪えればそのまま逃げ切る公算は大きい。

▲　(４)パー…Ａ２クラスに昇級してからはなかなか自分の競馬ができていない状況。今回は初めてのワンターン戦がポイントになってくる。調教ではスピード感満載の動きで好時計をマーク。もともと調教は動くタイプの馬なのでこの距離の適性がありそう。52キロという点も面白いだろう。逃げには定評のある竹村騎手を背に逃げることができれば一発あってもおかしくない。

△　(６)イズジョードリーム…園田、姫路のワンターン戦で６勝はこのメンバーではトップの勝利数。それに加えこの距離を得意としている長谷部騎手騎乗というのも心強い材料。最近はＢ１クラスで勝ちあぐねている感じではあるが、この馬本来の力を出すことができれば上位争いまで加わってくるだろう。

△　(７)ディスケガウデーレ…姫路の800ｍ戦で２戦２勝とワンターン戦ではまだ負け無し。ここ３走は1400ｍ戦と1230ｍ戦で勝ててはいないが、前走は４コーナーで一旦先頭に立つなど見せ場十分の競馬だった。距離短縮は確実にプラスなのでスムーズな競馬ができれば好勝負できそう。