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【ＪＲＡ馬評価】

キリンジ…２歳時は極々平凡な走りも３走前の背軽量起用を機にすべてがいい方に変わった。馬体も順調に成長中、スーッと好位に付けれる点も強味。

サンライズジーク…芝、ダート問わず前には行けているし、うまく流れに乗り切れば全能力発揮できるタイプ。２走前完勝のデムーロＪと再コンビ。

マルカラピッド…昨冬の兵庫ジュニアグランプリに続き２度目の園田参戦。門別エーデルワイス賞勝ち馬でもあり地方馬場は向くが、成長度どこまで。

ミトノオー…４戦３勝、しかも３勝すべてが1800Ｍ戦。更には唯一負けた一戦は不利があってフルパワー発揮できず。武豊Ｊ騎乗となり一層期待増す。

メイショウオーロラ…２戦２勝、それも着差以上に中身の濃い勝ち振りだからまだまだ奥はありそう。初めての牡馬相手となるが、普通の牝馬感なし。

【地方他場馬評価】

ミコフランシスカ…デビューから②①⑤着、しかし、その後の馬体故障取り消しからリズムが狂ってしまう。笠松転籍後も内容は平凡。馬体も細身で。

【地方自場馬評価】

ウィンチップ…今年に入ってＪＲＡ交流戦で⑥③着。確実に力を付けていることは確かだが、これまでとは相手が違う、バテぬ強味どこまで生きるか。

サインポール…姫路1800Ｍ、2000Ｍで続けて③着だからスタミナはある。ただ、道中離されてしまうと走る気を逸してしまうことも…。追走ペース次第。

ネバーエバー…理想的な逃げ切りだったが、少頭数、ペースすべてが味方した感。弾みが付いたことは確かだが、時計的に到底出番があるとは思えず。

ビキニボーイ…多少ズブい一面はあるが、スイッチが入れば豪快に伸びてくる。ＪＲＡ時には1800Ｍの経験もある、気楽に構えられる立場となり大駆け。

ブエラフェルテ…ユースカップではベラジオソノダラブに完敗⑤着も当時はまだリフレッシュ明け仕上がり途上。先月26日の自主能検好内容、一発長打狙い。

ベラジオソノダラブ…２走前から比べても大幅に馬体が良くなっていた前走菊水賞、自身でペースを掴んだとはいえもう完璧な内容だった。地元の期待一身に。

【最終判断】

ミトノオーの唯一の負けは序盤に他馬と接触、1400Ｍペースも合わずリズムに乗り切れなかった。それ以外の1800Ｍ戦はほとんどパーフェクト、鞍上も心強い。メイショウオーロラは着差以上に味のある勝ち振りで２連勝、初めての牡馬相手でもスケールの豊かさで互角以上。キリンジの成長力にも注目、追い出しにかかってから味がある。ベラジオソノダラブはＪＲＡ勢に混じっても何ひとつ見劣らぬ馬体センス、折り合い面からも相手が強くなって一層ペースが上がった方がいい。

◎(6)ミトノオー
〇(11)メイショウオーロラ
▲(2)キリンジ
△(7)ベラジオソノダラブ
×(3)サンライズジーク
×(4)マルカラピッド