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2023年4月12日   名古屋CC ジュピター賞A 特別サラ系一般 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第9レース   中央馬を迎撃せよ  ブリーザフレスカ
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-3_nagoya.jpg この日のメインは地元A3組と中央1勝クラスの交流戦・名古屋CCジュピター賞。通常のこの鞍は中央馬が圧倒的に優勢で、1500mが舞台ならギリギリ地元馬にも馬券絡みのチャンスがあるかといった程度。ただし、今回は中央馬の層がいつになく手薄に映る。それでも終わってみれば...という可能性は無きにしも非ずだが、地元馬にも楽しめそうな馬がいるだけに狙ってみる価値はあるか。本命視したのはブリーザフレスカ。当初は末一手の荒っぽいレースぶりだったが、一戦ごとに洗練されて最近では好位でも運べるようになっている。前走は出遅れて上がりの方が速い決着に泣いて取りこぼしたが、あれだけで見限るのは早計だろう。交流戦ならスローで流れることは考えづらいだけに、この馬の持ち味である末脚が炸裂するとみた。馬券から切り離すことはできない中央馬からはアイリスクォーツアスタートリゴンが筆頭格。前者は昨年12月戦の走りでは心もとないが、デビュー以来で一番の状態で臨めるという。ならば当然違っていい。後者は当地で未勝利交流戦勝ち。中央場所では苦戦の傾向だが、園田戦の内容から交流戦なら十分にやれる計算だ。他では中央1勝クラスで2着の実績があるラブロッソー、交流戦に活路を求めてきたセレッソフレイム。これらとの比較ならハナを切った時のグリグリグリタロウも互角にやれていい。

◎(3)ブリーザフレスカ...中央未勝利から転じて4カ月余りでA級に到達。当初は末一手の脚質だったが、徐々に機動力を備えてきた。前走は上がり勝負の流れに泣いて3着と取りこぼしたが、交流戦なら極端なスローということはない。1勝クラスの交流戦は中央馬有利が定説だが、この馬の決め手を持ってすれば一泡吹かせるかも。

○(1)アイリスクォーツ...今回の遠征馬ではこの馬が筆頭格だが、昨年12月の交流で1番人気5着止まり。先手を奪ってマイペースに持ち込んだが、4角手前で捕まったのは案外だった。ただ、4カ月ぶりの当時とは臨戦過程が大きく異なり、デビュー以来で一番の仕上がりと聞く。一味違った走り、結果になっていいだろう。要注目だ。

▲(9)アスタートリゴン...昨年4月に当地の未勝利交流勝ち。中央場所では結果が出ていないが、11月の園田戦では離されながらも3着を確保。交流戦なら十分にやれそうな感触は得ている。転厩戦で手探り状態ながら、一応の仕上げにはある様子。内の出方を見ながら運べるいい枠を引いたし、すんなり流れに乗れば際どく粘っていい。

△(4)ラブロッソー...中央場所での勝ち上がり(東京1600m)で、1勝クラスでも2着(福島1700m)がある。多少ズブさが出てきたぶん1500mでどうかだが、交流戦レベルなら問題ないか。一昨年12月の笠松戦(4着)以来の地方馬場だが、ある程度時計を要するのは好都合だろう。ベテランらしく渋太い走りでスキあらばの構え。

×(5)セレッソフレイム...新馬→フェニックス賞2着と上々の滑り出しだったが、以降は入着が1回あるのみ。当初は芝中心に使われ、ここ3走はダートを試されたが芳しい結果は得られず。交流戦へ矛先を向けてきた。攻めの動き自体は悪くないようだし、馬力勝負の馬場が合えば変わり身があってもいいだろう。好配当の使者になる?

×(8)グリグリグリタロウ...昨年12月に戦列復帰後は以前の走りが戻り切らないでいる。前回は多少良化の兆しがうかがえていただけに9着は案外だったが、展開に恵まれなかったぶんもあるか。現状で中央馬相手は分が悪い気もするが、番組上は1つ下がった形。それほどハナっ速い馬はいないので行き切れば馬場を味方に粘闘しても。

おすすめ買い目

馬単 3→1 1→3 3→9 9→3 3→4 3→5 3→8

 

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