Odds Park 競馬

　今日のメインはＳＰIII・第44回マーチカップ。勝ち馬にはオグリキャップ記念の優先出走権が与えられるが、中心は前走でウインター争覇で７馬身差の圧勝を演じたロッキーブレイヴ。岡部騎手が「今までにない強さ」と語っており、ワンランク上の力をつけた印象があり、遠征馬相手でも期待大だ。これを負かすなら金沢のトランスナショナルが筆頭候補。今回が中央オープンからの転入初戦になるが、その実力からみても７、８分程度の仕上げにあれば通用しそうだ。地元の期待はウインハピネス。実績では押しも押されもせぬ笠松の大将格。12月以来になるが、「久々としてはいい仕上がり」と大原浩騎手が語っており、いきなりやれていい。前走快勝とここへ向けて調子が上がってきたナムラマホーホ、４歳という若さが魅力のイイネイイネイイネ、2021年10月に当地のオータムカップを快勝したテーオーエナジーも上位争い可能な実力馬だ。

◎(１)ロッキーブレイヴ　前走のウインター争覇で中団からあっさりマクって後続に７馬身差の圧勝。バテない強味に加えてパンチ力を備えた印象があり、岡部騎手も「これまでにない強さ」と舌を巻くほど。あの走りができれば連勝十分。

○(２)トランスナショナル　中央で４勝、２着４回の実績を誇るバリバリのオープン馬。金沢からの情報によれば、長めから追い切ってある程度の仕上げにあるとのこと。万全でなくとも力で格好はつけるとみた。

▲(４)ウインハピネス　骨膜のケアで昨年12月以来となるが、ここへ向けて乗り込みは入念だし、直前の追い切りも納得のいくもの。実績はこのメンバーに入っても上位のものがあり、初戦から楽しみ。

△(７)ナムラマホーホ　昨年のこのレースの覇者。今年は北陸・近畿交流で相手関係は厳しくなったが、前走の勝ちっぷりからみて今年も調子は上向き。差し馬向きの展開になれば連覇のチャンスはある。

×(５)イイネイイネイイネ　昨年の東海ダービー２着馬。世代でも屈指の素質があることは間違いないし、前走も離されたとはいえ重賞で２着と古馬になっても存在感は十分示せている。

×(６)テーオーエナジー　一昨年の笠松・オータムカップで２着に２秒以上の大差をつける圧勝劇。当時より相手は強くなっているが、久々を叩いて相性のいい笠松へ矛先を向けてきただけに要注意だ。